2020年公開のフランス映画です。
子供の心を持った男性(40才ぐらいですが、仕事場にローラースケートで通い、自宅はおもちゃや人形や飛び出す絵本にあふれています。猫も一匹います)と、傷ついた人魚が、セーヌ河畔で運命的に出会います。
人魚は歌声で男性を恋に陥らせて命を奪う能力を持ちますが、なぜか主人公には通じません。
彼女を治療した二日間に、二人は恋に落ちます(男性だけでなく人魚も)。
ストーリー自体は、絵に描いたようなハッピーエンドのロマンチック・コメディですが、ファンタジックな味付けが効いています。
全編、レトロな映像と音楽に溢れていて、すごくオシャレな映画です。
そういった雰囲気は好みの分かれるところだと思いますので、万人向きの映画ではないかも知れません。