天使の点描画の版画です。これは1795年に英国のジョージ3世の娘のエリザベス王女が描いたキューピッドのシリーズの絵をその師のPW Tomkinsが点描版画として作ったものです。このシリーズは後の1823年にJames Bland Lambが The Birth and Triumph of Love という詩集を出し、その挿絵としても使われています。
これは10番目の Meets A Heart 心に出会う というもの。
この版画に出合ったのも実に偶然。画廊の入り口の横に1枚だけあったこの絵に何度も何度も目を奪われ、とうとう買ってしまいました。このエリザベス王女がどんな人だったのかが知りたくなり、少し調べてみました。このお話はまたいつか。