Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

審尋まだ続く

2019-04-19 | メガソーラー
久しぶりのメガソーラーの話題です。

工事仮差し止め処分を求める審尋が行われました。もう何回目?これで最後かと思いきや、まだ続くそうです。次回は6月27日。
漁協、ダイバーさんたちの審尋は3月で終了し、5月には結審するとのことですが、出るんだろうか?同じ件で争っているのに、片方が6月末にまだ審尋を行うわけだから、延びる可能性が無きにしも非ず・・・。
経産省からの認定取り消しもまだだし、事業者はFIT認定取り消しになっても、工事をすると言っているそうだし、どうなっているんだか?
監視グループの方の報告によれば、現在行われているのは、掘った土をいれて積み上げてあるトン袋を平になるように安全な場所へ移動する作業が毎日5人の作業員によって行われているそうです。
まもなくミゾゴイ(絶滅危惧種の鳥)が渡ってきて営巣する時期だから保護のため工事は一旦できなくなるはずなんだけど、どうなるのかな。
皆さまに署名などご協力いただいたので、早くよいお知らせをしたいのはやまやまなのですが、まだ先が長い話になりそうです。

黄緑色の御衣黄(ぎょいこう)という桜です。ピークは過ぎて、少し萎れかけてしまいましたね。


静岡県議選

2019-04-07 | メガソーラー


伊東市選出の議員枠1つに対して、現職他2名の候補者がおり、三つ巴の状態でした。

メガソーラー建設中止のために強く早く動いてくださる方になってほしいと思っていました。
今までも中田県議はとてもよく動いてくださっていたので、再選されてうれしいです。
これからも是非伊東市民のために頑張っていただきたいと思います。
おめでとうございます!



地域貢献ではない

2019-03-23 | メガソーラー
昨日とはうってかわって寒い1日でしたね。朝はあられが降ったところもあったそうですよ。
1日中ほとんど降ったりやんだりのどんよりお天気でした。せっかく咲き始めた桜も縮こまってしまったのではないかしら?
もう咲いているかなぁと期待していらしたお客様が、「城ケ崎海岸の駅からずっと歩いてきたけど、みんなまだ固い蕾。お宅のお店の横だけが少し咲いてたね、」ってマスターが2日ほど前にひっそりと開花宣言した桜の木のことを仰ってました。

さて、直接メガソーラーの工事の話ではないのですが、伊豆高原でメガソーラーをやろうとしている問題の事業者が、地域貢献と称して八幡野川の浚渫をしたいしたいとずっと言い続けて、とうとう県に許可を申請して、皆の反対も虚しく許可(メガソーラーの許可じゃないですよ、八幡野川を浚渫するという許可ですよ)がでてしまったのですが、その許可された工事期間3月7日から3月20日という日程も過ぎましたが、結局のところ浚渫もしていない
・・!というわけのわからない状況が起きていました。
この浚渫を行うことに対しては、前々からみんな反対だったのです。どうしても必要ならば県がやるだろうし、何もみんなが反対しているメガソーラーをやろうとしている事業者に、今必要でもない浚渫をやってもらう必要は全くなく、むしろ、メガソーラーでも不正な図面を出したりおかしなことばかりやっているこの事業者にだけはやってほしくないとみんな思っていました。本当にこの事業者は何をやっているのか、何をやろうとしているのか不可解なことがたくさんあるのです。浚渫をしないで川の中の木を切って工事をやめてしまったり、残地森林(木を切ってはいけないところ)の木を10数本切ってしまったり、しかもそれが起きたのがここ1週間以内ということで・・・。これらも、メガソーラー建設に反対する人たちの中で自主的にできあがった監視グループの人たちが毎日監視してくれているからこそわかったのです。県も市も見ていないところで、こんな勝手なことをやっているんです。
地元の漁業者の方たちや八幡野区の方たちも、メガソーラー事業者に抗議文を出したということが伊豆新聞に報道されていましたので、ご紹介します。


伊豆新聞
メガソーラー事業者に抗議文 伊東・八幡野漁師会
伊東版 2019年03月23日

「浚渫、地域貢献ではない」

 伊東市八幡野の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設に関し、いとう漁協所属の八幡野漁師会(鈴木崇浩会長)は22日、八幡野コミュニティセンターで会見し、事業者が県熱海土木事務所に申請し、許可が下りた計画地に近い砂防ダムの土砂を取り除く浚渫(しゅんせつ)作業について、事業者に抗議文を送ったことを報告した。

 同会や八幡野区などによると、事業者が昨秋、計画地域付近の八幡野川にある砂防ダムの浚渫作業申請を行い、3月7日に同事務所が許可した。しかし、事業者の示した工期(3月7~20日)内に、工事は行われなかったという。

 鈴木会長は「(信頼できない)事業者による浚渫は、地域貢献とは全く考えない」などと抗議文を読み上げ、これまで通り、建設工事への反対を訴えた。
(2019.03.23 伊豆新聞)

伊豆新聞の報道

2019-03-19 | メガソーラー
メガソーラーではなく、前の伊東市長の裁判の判決の伊豆新聞の報道です。(新聞記事では「前伊東市長」という言葉が使われていますが、昨日のテレビの報道では、どの局も「前の伊東市長」という言い方でした。前(ぜん)と現(げん)が音で聞くと似ているからでしょうか?前伊東市長と現伊東市長では違いますからね。)一面で大々的に記事が載ったことを示すために写真を撮りましたが、記事は読みずらいので、下にコピペしましたので、そちらでどうぞ。またはリンク先で。




前伊東市長に実刑判決 懲役2年、追徴金1300万円
伊東版 2019年03月19日
■収賄事件で東京地裁「地位悪用、責任重い」 即日控訴

 伊東市のホテル跡地購入を巡る贈収賄事件で収賄罪に問われた前市長佃弘巳被告(72)の判決公判が18日、東京地裁であり、永渕健一裁判長は「その地位を私利私欲のために悪用し、同種事案と比べてもかなり高額にのぼる現金を賄賂として収受した。公務の公正と社会の信頼を失墜させる悪質性の強い犯行」と断じ、懲役2年、追徴金1300万円(求刑・懲役3年6月、追徴金1300万円)を言い渡した。被告・弁護側は即日控訴した。

 量刑理由について「自ら賄賂の具体的金額を決め、その大部分を仲介業者を迂回(うかい)させて受け取ることで犯行発覚を防ぐ手段を講じた。自ら計画し、他者に積極的に働き掛けるなど本件を首謀したもので、手口も巧妙かつ狡猾(こうかつ)。犯行に至った動機や経緯にも特段くむべきところは見いだし難い。刑事責任は相当に重いと言わざるを得ない」と述べた。

 弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたが、永渕裁判長は「収賄の事実を認めて、在職した全期分の退職金全額の返納を申し入れるなど反省の態度を示しており、高齢で健康面に不安を抱き、相応の社会的制裁を受けているが、刑の執行を猶予すべき事案とは認めがたい」との判断を示した。

 判決によると、佃被告は現職だった2015年8月下旬~9月上旬、同市桜木町のホテル跡地を市に購入させるなどの便宜を図った見返りとして、土地を所有していた建設・不動産会社の元社長(48)=贈賄罪で有罪判決=から、仲介役を務めた会社員男性(50)=収賄ほう助罪で有罪判決=を通すなどして、現金計1300万円を受け取ったとされる。

 ■判決聞き 立ったまま動かず

 佃被告はダークグレーのスーツと白いシャツ、えんじ色のネクタイ姿で入廷した。証言台の前で身じろぎ一つせずに判決を聞き、最後に小さくうなずいた。判決言い渡しが終わってもしばらくは立ったままじっと動かず、裁判所職員に促されてやっと椅子に腰を下ろした。

 判決言い渡しの前、証拠調べのために審理が再開されたため、佃被告に再び発言の機会が与えられた。「何か言いたいことは」と尋ねられた佃被告は「今、深く反省している。繰り返すことのないよう自重して生活している」と消え入るような声で述べた。

 閉廷後、佃被告の弁護人は報道陣の問い掛けに「何も話すことはない。今はコメントするつもりはない」と答えた。

 ■小野市長会見「信頼、失墜させた」 退職金の全額返納請求へ  

 伊東市の前市長、佃弘巳被告の実刑判決を受け、小野達也市長は18日、市役所で臨時記者会見を開き、「事件は伊東市の信頼を著しく失墜させるものであり、判決を非常に重く受け止めている」とコメントした。「市民をはじめ、多くの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」とも述べ、出席した幹部職員全員で頭を下げた。再発防止策を着実に実施し、職員一丸となって市民の信頼回復に努めていく、との決意も改めて示した。

 佃被告に支払われた退職金の返還について、若山克副市長は「具体的には刑が確定してからになるが、最後の1期分だけではなく、通算在職期間である3期12年分の返納を求めていく考え」と説明した。3期分の退職金は税込みで約5400万円という。佃被告の弁護士から3期分の自主返納の申し出があったとしたが「顧問弁護士とも相談をしているが、受ける、断るの決定はしていない」と話した。

 収賄額の1300万円については「刑法の規定で全額没収されることから、最終的に国庫に帰属する。市として請求することは考えていない」と述べた。

 再発防止策について若山副市長は、特別職を対象にした伊東市長等政治倫理条例に関する条例、土地取得に係るマニュアルの策定を挙げた。マニュアルの策定は現在、大詰めを迎えている段階で、近く公表する予定、という。事前に合意した売買価格の1億9千万円と、市が支払った2億500万円との差額1500万円については「判決内容を精査した上で、刑が確定した段階で損害賠償請求することを検討している」とした。

 ■若山副市長ら給料10%返納

 伊東市の若山克副市長は18日の臨時記者会見の席上、道義的責任を取るため、自身と部長職10人の計11人分の3月分給料の10%を自主返納する、と述べた。総額は約50万円という。

 若山副市長によると、事件当時、企画部長だった自身と総務部長だった中村一人・企画部長の2人で自主返納を相談、他の部長からも強い申し出があったという。小野市長、佐野博之副市長、高橋雄幸教育長からも申し出があったものの、土地購入時に市に在籍していなかったとして対象から除外したという。
(2019.03.19 伊豆新聞)

前の伊東市長の判決

2019-03-18 | メガソーラー
メガソーラーではなく、前の伊東市長の逮捕、判決に関するニュースです。執行猶予がつくのかつかないのか、伊東市民は興味津々で今日をむかえたと思います。伊東市民でない方にとっては、なんでこんなにいくつもの報道を?!と思われると思いますので、どうぞスルーしてください。

Daiichiテレビのnews every.しずおか から。
 

伊東市の土地購入をめぐる贈収賄事件にからみ前の伊東市長が収賄の罪に問われた裁判で、東京地裁は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
佃被告は裁判長から実刑判決を言い渡されると表情を変えることなく小さく2回うなずいていました。

判決を受けたのは伊東市の前の市長佃弘巳被告(72)です。判決によりますと、佃被告は2015年に不動産会社が所有していたホテルの跡地を市に購入させるなどの便宜を図った見返りに、不動産会社元社長から現金1300万円を受け取ったとされています。



今日の判決で東京地裁は「地位を私利私欲のために悪用したものとみるほかなく、社会の信用を大きく失墜させる悪質性の強いもの」と指摘。さらに「佃被告は賄賂の金額を決めるなど贈収賄を自ら計画し、首謀した」ものであり、「手口も巧妙かつ狡猾で刑事責任は相当に重い」として、佃被告に懲役2年(求刑:懲役3年6か月)、追徴金1300万円の実刑判決を言い渡しました。(2019.03.18 Daiichi テレビ news every.しずおか)

SBS イブアイしずおか の動画ニュースです。

市の土地取引をめぐる贈収賄事件で、収賄の罪に問われた前の伊東市長に対し、東京地裁は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
「市長として3期12年間を務めた佃被告はですが、判決の間、力のない表情でじっと前を見ていました」(増田剛記者)
 判決を受けたのは前の伊東市長の佃弘巳被告(72)です。起訴状などによりますと佃被告は市長だった2015年、市内にあるホテル跡地を市が購入するよう便宜を図った見返りに、不動産会社の元社長から現金1300万円を受け取ったとして収賄の罪に問われました。東京地裁で開かれた3月18日の判決公判で、永渕健一裁判長は「自らわいろの具体的な金額を決めた上、偽装を計画するなど贈収賄事件を首謀した。手口も巧妙かつ狡猾で刑事責任は相当重い」などとして、懲役2年、追徴金1300万円の実刑判決を言い渡しました。判決を受けて佃被告は即日控訴しました。
 一方、判決を受け伊東市は会見を開き、小野市長が謝罪しました。
「今回大きく伊東市の信頼は著しく失落しているが、信頼回復は私が先頭に立ってやっていく」(小野達也市長)
 伊東市では刑が確定次第、佃被告が3期12年務めた退職金、合わせて約5400万円の返納を求める方針です。 (2019.03.18 SBS イブアイ動画ニュース)

NHK たっぷり静岡の前半部分は他の報道と同じようなので割愛しますが、後半の小野市長の記者会見の部分で、市が佃被告に返納を求める金額や、副市長他の幹部の自主返納金のことなどが詳しかったので、そこだけご紹介。


伊東市の小野市長は前の市長の実刑判決を受けて、記者会見を開き、陳謝しました。
伊東市の信頼を著しく失落させるものであり、今回の判決につきましては非常に重く受け止めているところであります。あらためまして、市民の皆様をはじめ多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

その上で、市が買い取った土地の価格が「贈賄側の会社と合意していた金額より実際には高くなっていた」として、刑が確定した場合には、その差額分1500万円の損害賠償を請求するほか、佃被告に対し退職金5400万円全額の返納を求める考えを示しました。

このほか若山克副市長と幹部職員のあわせて11人が「道義的責任がある」として、1か月分の給料の10%にあたる約50万円を自主的に返納するとしています。
市では再発防止のマニュアルを早ければ来週中にも公表することにしています。(2019.03.18 NHK たっぷり静岡後半部分)

副市長ほか幹部11人の道義的責任の自主返納の金額ですが、1か月分の給料の10%にあたる約50万円というのは、11人の1か月分のお給料の合計が約500万円でその10%にあたる約50万円ということなのでしょうか?だとすると、11人で約50万円、つまり、一人あたり約4万5千円ということでしょうか?? 明日の伊豆新聞で確認しましょう。


静岡朝日テレビの動画ニュース。

伊東市の土地取引を巡る贈収賄事件の裁判で、収賄の罪に問われた前の伊東市長・佃弘巳被告に対し懲役2年の実刑判決が言い渡されました。
前の伊東市長の佃弘巳被告(72)は、在任中の2015年に市が取得したホテル跡地の売買で便宜を図った見返りに、不動産会社の元社長から現金1300万円を受け取った罪に問われています。
検察側は懲役3年6カ月を求刑する一方で、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
きょうの判決公判で東京地裁は、「市長の地位を私利私欲のために悪用し公務の公正と信頼を大きく失墜させた」などとして、佃被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。執行猶予付きの判決も予想されましたが、裁判所は、佃被告が事件を主導したことや、賄賂額が1300万円と同種事件と比べて高額な点などを重く見て実刑判決を下しました。
弁護側は判決を不服として控訴しました。
伊東市は佃被告に対して、土地購入費の差額1500万円の損害賠償請求や、退職金5400万円の返納を求めていく方針です。
伊東市・小野達也市長:「今回、実刑判決が出た。社会的にも大きな問題になったと認識。信頼回復については私が先頭に立っていきたい」
(2019.03.18 静岡朝日テレビ 動画ニュース)


nhk news web 静岡 
にも動画ニュースが出ています。

前伊東市長に懲役2年の実刑判決

静岡県伊東市の前の市長が不動産の売買で便宜を図った見返りに1300万円の賄賂を受け取った罪に問われた裁判で、東京地方裁判所は「業者に賄賂を要求し、市長の地位を私利私欲のために悪用した」と指摘して懲役2年の実刑を言い渡しました。
静岡県伊東市の前の市長、佃弘巳被告(72)は4年前、地元の建設会社が所有するホテルの跡地を市が買い取る見返りに、会社の元役員から1300万円の賄賂を受け取ったとして収賄の罪に問われました。
18日の判決で東京地方裁判所の永渕健一裁判長は「市への土地売却が持ちかけられると、前市長自らが交渉窓口となって売り主側に賄賂を要求し、市長の地位を私利私欲のために悪用した。自らに逆らえない無関係の仲介業者まで巻き込むなど、贈収賄の首謀者で刑事責任は重い」と指摘し、懲役2年の実刑を言い渡しました。
この事件で、贈賄の罪に問われた建設会社の元役員と、収賄ほう助の罪に問われた会社員は、ことし1月、それぞれ執行猶予のついた有罪判決が確定しています。(2019.03.18 静岡朝日テレビ 動画ニュース)


テレビ静岡news の動画ニュース
では、去年7月の様子ですが車に乗り込むときにドアに顔をぶつけてしまって車内に倒れこんでいるのがうっすら見えました。今日の映像なの?とびっくりしましたが、去年7月と出ていました。

土地の売買をめぐり現金を受け取ったとして、収賄の罪に問われた伊東市の前の市長に対し、東京地裁は懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
記者「判決を聞いた佃被告は、裁判長に向かって2回頭を下げたあと、淡々とした表情で法廷を後にしました」。
判決を受けた佃弘巳被告は、伊東市長だった2015年、建設会社が所有する土地を市が購入する見返りに1300万円を受け取った収賄の罪に問われていました。
裁判で、佃被告が「当時は、賄賂と思わなかった」と主張してきたのに対し、永渕健一裁判長は、18日の判決公判で「主張が不自然・不合理であるのは明らか」としました。
また犯行は、佃被告が計画・首謀し「地位を私利私欲のために悪用した」と指摘しました。
そして、退職金返納の申し入れなど反省の態度を示しているが、「刑の執行を猶予すべき事案とは認めがたい」として、懲役3年6ヵ月の求刑に対し、佃被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
(2019.03.18 テレビ静岡 news)


弁護側は控訴したという報道が、SBSと静岡朝日テレビにありました。控訴すると、つまり今現在佃被告はどこにいるのかしら。
アディーレ法律事務所のHPでは、下記の説明がありました。

「なお,身柄事件の場合については,保釈されていなければ,判決が言い渡されるとそのまま拘置所で身柄拘束(勾留)され,判決確定後に刑務所に行くことになります。
保釈されているときは,実刑の判決が言い渡されると保釈の効力が失われ,そのまま収監されてしまいますので,一度家に帰ったりすることはできず,判決確定後に刑務所に行くことになります。
なお,控訴・上告する場合には,あらためて保釈を請求し,これが許可されなければ,身柄拘束(勾留)されたまま裁判が進むことになります。」

横浜ロード法律事務所という法律事務所のHPに分かりやすく説明されていました。
保釈中に、実刑判決が出ると、その場で身柄が拘束されるのですか?
佃被告は保釈中だったはずだから、控訴とともに再保釈申請をしなければならないということでしょう。
素人がネットで調べているので、間違っていたらご容赦を。

さすがに、前の市長の逮捕の実刑判決ですから、地方のニュースではなく全国新聞に出ていますね。
日本経済新聞

産経新聞



初公判

2019-03-15 | メガソーラー
本日3月15日に、八幡野地区住民を原告として伊東市に対して、宅造許可取り消しを訴える行政訴訟の1回目が静岡地裁で行われました。
このメガソーラーに関して現在裁判が3件行われています。
民事訴訟が2件。そのうち1件は漁業関係者、ダイバーなどの海の人たちが訴えていた工事の差し止め仮処分命令を求めるもの。約1年にわたり審議を続け、2月28日で審議終了。5月に判決が予定されています。
もう1件の民事訴訟は、数回審議が行われ、次回は4月の予定。こちらも工事の差し止め仮処分命令を求めています。海の人たちのと理由は違いますが同じ目的です。
そして、この行政訴訟。伊東市を訴えていますが、伊東市の出した宅造許可の取り消し処分を求めています。

今日は人生初の裁判傍聴に行ってきました。それでお休みをいただきました。

原告41名のうち16名のほか傍聴人だけで50人以上、報道の記者さん、カメラマンさんと法廷内は満席状態でした。
初めての傍聴でしたが、あっけない感じで、20分もしないで終了。テレビでよく見る裁判シーンとはちょっと違いました。
伊東市側は弁護士2名のみでした。訴状の中身については争わず、原告適格(訴える資格の有無)から争っていく様子。長くかかりそうです。伊東市は、今回の許可を下すさいに数々のミスをしています。いや、事業者が数々のミスをしているといったほうが正しいのか。このまま工事が行われたら、基準を超えて許可してしまっているので、川が氾濫することは目に見えています。(県も事業者が提出し、市が許可をした申請図書に誤りがあることを認めています)
今日の報道をご紹介します。

静岡朝日テレビ 「とびっきり静岡」 注:録画の最初の数秒が切れていたので、切れていた部分は「メガソーラーの」と補いました。

(メガソーラーの)裁判の第1回口頭弁論が開かれ、市は全面的に争う姿勢を示しました。


訴えているのはメガソーラー建設地の八幡野地区などに住む反対派の市民41人です。


伊東市が宅地造成法に基づき建設業者へ出した工事許可の取り消しを求めています。


第1回口頭弁論では訴えている原告である住民の代表が意見陳述を行い、業者の計算にはミスがあり、森林を伐採し、土地を削って太陽光パネルを敷き詰める計画は川の氾濫や土砂災害を招く危険性があると訴えました。




一方、伊東市は「川の氾濫の危険性については宅地造成法の範囲外」また原告の住む地域は、「工事による土砂崩れの危険性はなく、訴訟を提起する資格がないとして訴えの却下を求めました。



原告代表:伊東市がきちんとした数値でこの宅造許可がおろされていないことを明らかにして計画を止めていきたいと思います。

(2019.03.15 静岡朝日テレビ とびっきり静岡)

NHKの動画ニュースのリンクを貼っておきます。
NHK news web
メガソーラー住民訴訟 初公判

03月15日 21時05分

大規模太陽光発電所、メガソーラーの建設に反対する住民らが伊東市に用地の開発の許可を取り消すよう求めた裁判が静岡地方裁判所で始まり、伊東市は訴えを退けるよう求めました。

民間の事業者が伊東市に建設を計画しているメガソーラーについて、伊東市は宅地造成法に基づいて去年7月、用地の開発を許可しています。
これについて建設に反対する地元の住民ら41人は、事業者が市に提出した資料の中で、近くを流れる川の氾濫を防ぐための調整池について虚偽の記載があり、このまま作れば川の氾濫や土砂災害の恐れがあるとして、去年11月、伊東市に対し、用地開発の許可を取り消すよう求める訴えを起こしました。
15日静岡地方裁判所で始まった裁判で、原告側は「土砂災害や川の氾濫によって近くの住民に被害が及ぶ恐れがある」と主張したのに対し、市側は、「原告はいずれも直接的な被害を受けることが予想される範囲に住んでいるとは言えず、訴えの資格がない」として訴えを退けるよう求めました。
次回の裁判は6月14日に開かれます。(2019.3.15 NHK news web)

途中からのほんの一部だけでしたが、テレビ静岡のPrime news
画像が空からで、今どんな風になってしまったか、削った土をつめたトン袋が積み上げられた様子がわかります。


[これに対して、今日伊東市は、許可した工事による土砂崩れの危険性はなく、住民に被害は及ばないとして請求の棄却を求めました。]
(2019.03.15 テレビ静岡 Prime news)

市議会一般質問日程

2019-03-04 | メガソーラー
今日も朝から冷たい雨。
朝から雨で、最初のお客様はやはり外国人でした。今日は昨日ほど外国人率高くなかったです。

さて伊東市議会3月定例会が始まっています。
一般質問は3月6日(水)と3月7日(木)に行われます。一般質問要旨が伊東市のHPに出ています。
伊豆高原メガソーラーに関する質問をするのは、四宮和彦議員、(3月6日(水)13時~13時50分)犬飼このり議員(3月6日(水)15時~15時50分)、重岡秀子議員(3月7日(木)10時~10時50分)の3議員。
市議会、傍聴できるんですよ。(メガソーラー反対運動に関わるまで、知りませんでした・・・。)
IKCなどのケーブルテレビでも見られるそうですし、ラジオではFM伊東なぎさステーション(76.3MHz)で生放送しています。(CMが入っちゃて、時々肝心なところが聞けなかったりすることもありますが・・・)
市議会はインターネット中継されていて、生放送ではないのですが、1週間後ぐらいには、伊東市のHPから見ることもできます。
メガソーラーのことが生で聞けるチャンスです。

「伊豆高原の自然と森を守る会」の代表ブログに最近の伊豆高原メガソーラーに関しての一連の流れがわかりやすく書かれていたので、リンクを貼らせていただきます。









2つの審尋 

2019-03-01 | メガソーラー

今日から3月。早いですね~。
意外と寒い日で、ヒヤシンスやクロッカスの蕾に昨日からの冷たい雨のしずくが残っていました。

さて、昨日2月28日には、メガソーラーの審尋が2つともありました。
漁協、ダイバーの海の方たちが申し立てているメガソーラー建設工事差し止め仮処分命令の最終審尋が静岡地裁沼津支部にて行われました。
審尋のシステムがよくわかりませんが、こちらの漁協関連の方たちの申し立てている審尋は昨年3月から約1年間にわたって行われてきて、昨日が最終だそうです。結果は5月ごろにわかるとのこと。すぐにその場で判決がでるわけではないのですね。
もう1件は、先日来署名をお願いしておりました、八幡野地区の住民が土砂災害などから命の危険を守るために申し立てている、同じメガソーラーの同じ工事の建設工事差し止め仮処分命令の審尋がありました。伊豆新聞にも書いてありますが、こちらの審尋はまだ続きます。
申し立て理由は別でも、同じメガソーラーの同じ建設工事差し止め仮処分を申し立てているのですから、同時期に結論が出るのでしょうか?
皆様からご協力いただいた署名は今回2000筆ほど提出し、合計16222筆となったそうです。
ご協力誠にありがとうございました。

伊豆新聞 3月1日
メガソーラー建設差し止め申し立て 結論は5月ごろ―地裁沼津
伊東版 2019年03月01日

 ■伊東の漁業者ら求める

 伊東市八幡野地区に計画されている大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を巡り、地元漁業者らが建設差し止めを求めた仮処分申し立ての最終審尋が28日、静岡地裁沼津支部で行われた。原告側によると、裁判官から結論を出すのは5月ごろになるとの見通しが示されたという。

 この日、同地区などの住民がメガソーラーの建設差し止めを求めた仮処分申し立ての審尋も、同支部で行われた。結論は出ず、引き続き4月19日に審尋を行うことになった。 (2019.3.1 伊豆新聞)


今日、お客様から頂いたお客様のお庭の河津桜。まだ蕾もあります。審尋も早く「サクラサク」となってほしいものです。5月だから「サツキサク」でしょうか。はたまた「アジサイサク」のか。アジサイまでは待てませんよ。どういうわけか、工事はちょこちょこと進めているという話もあるので・・・。

署名のお願い

2019-02-25 | メガソーラー

皆様にも大変ご心配いただいている伊豆高原メガソーラー建設については、先週あたりから現場の動きが少なくなったという話ですが、詳細はわかりません。
報道もありません。
伊東市が河川占用許可の不許可処分を出しましたから、事業者としても工事のしようがないというところでしょう。
経産省の「改善命令」のその後や、県・市の「指導」のその後も詳細が見えてきませんが、確実に完全に中止という報道が出るまで、まだ頑張る必要があります。

伊豆高原メガソーラー訴訟を支援する会のHPから情報が多少わかります。
メガソーラー通信 第7号(2019.02.25)が出ましたので、リンクをクリックして御覧ください。
バックナンバーはこちらです。

先日来より皆様にお願いしております、裁判所に早期の工事差し止め仮処分命令を求める署名運動ですが、工事の仮差し止め処分が出るまで続きますが、2月28日に裁判所に届けるため、いったん26日にはまとめるそうなので、本日25日中にご署名いただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。12月審尋時には14000筆を超える署名を届けたとのことです。

署名用紙ダウンロード

お知らせ:
*2月25日(月)は3時にて閉店させていただきます。

*3月15日(金)はお休みいたします。

*3月21日(木)は営業いたします。
よろしくお願いいたします。



昨日に続き、不許可の他の報道

2019-02-15 | メガソーラー
今日も寒い1日でしたね。ここ城ヶ崎海岸でも今朝は雪がちらつきました。積もるのでは?と思いきや、すぐに止んでしまいました。
来週は異常高温注意報も出ていますから、ますます体調管理が大変ですね。私はカフェでヌクヌクしていても風邪をひいてしまったのですから、寒い中、日本全国を出張で飛び回っているビジネスパーソンの皆様は、お疲れがたまりませんよう、ゆっくりお休みくださいね。といってもゆっくり休んでいられないのでしょうけれど・・・。

さて、伊東市が決断した河川占用許可の不許可、かなり伊東市の本気が感じられて頼もしいです。
伊豆新聞の記事と静岡朝日テレビの動画をご紹介します。

伊豆新聞


■小野市長「事業進展、合理的でない」

 伊東市八幡野地区に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の建設を計画している事業者から申請のあった八幡野川の河川占用許可について、市は14日までに、許可しないことを決めた。不許可は13日付。小野達也市長が市役所で会見して、明らかにした。小野市長は「許可により、市が中止を求めている事業が進展することは合理的でない」と不許可の判断理由を説明した。

 市によると、申請者は伊豆メガソーラーパーク合同会社。昨年11月19日に八幡野川に幅5メートルの橋を架けて進入路を新設する目的と、2月7日に架設沈砂池からの架設配水管設置と護岸保護のためのゴム製マット設置の目的で、それぞれ河川占用許可を申請した。

 市は、事業者が規制条例に反して工事を進めていることなどを総合的に判断し、国の「河川法等における処分の審査基準」に示された「社会経済上やむを得ないと認められる」に当たらないことを根拠に、不許可にした。

 市によると、確認できる限り河川占用許可を不許可にした事例はなかったという。佐野博之副市長は「橋を設置して重機を入れることは、本体工事につながると認識している。行政として大きな判断をした」と述べた。

 2週間の標準処理期間を過ぎて慎重に審査を行ったことについて小野市長は「社会的な影響を勘案し、弁護士とも協議した」と説明した。事業者の代理人弁護士から12日に「違法不当な妨害工作には法的な措置を取る」との連絡が入ったという。

 不許可処分について事業者の担当者は「伊東市は許可を出すと言っていたのに、裏切られた思い。今後も宅造法(宅地造成等規制法)に従って、粛々と工事を進める」とコメントした。(2019.02.15 伊豆新聞)

静岡朝日テレビ

伊東市が事業者の申請を不許可
伊東市八幡野のメガソーラー建設工事で、市は事業者側が提出した、河川占有許可申請を不許可としました。

市が不許可としたのは、河川に橋をかける際などに提出される申請で、理由について「現時点では社会経済上必要やむを得ないとは認められない」としています。

計画を巡っては、市が去年6月に施行した規制条例が適用されるかについて、市と事業者の見解が対立していて、事業者側は「市長の政治的判断と受け止めている。今後も市の宅地造成許可に基づき、工事を進めていく」としています。(静岡朝日テレビ 2019.02.15)