Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

お気に入りシリーズ 第2弾

2011-05-07 | アンティーク



天使の点描画の版画です。これは1795年に英国のジョージ3世の娘のエリザベス王女が描いたキューピッドのシリーズの絵をその師のPW Tomkinsが点描版画として作ったものです。このシリーズは後の1823年にJames Bland Lambが The Birth and Triumph of Love という詩集を出し、その挿絵としても使われています。
これは10番目の Meets A Heart 心に出会う というもの。


この版画に出合ったのも実に偶然。画廊の入り口の横に1枚だけあったこの絵に何度も何度も目を奪われ、とうとう買ってしまいました。このエリザベス王女がどんな人だったのかが知りたくなり、少し調べてみました。このお話はまたいつか。

お気に入りのティーポット

2011-05-06 | アンティーク
数年前に銀座のアンティークショップで、偶然に出会ったシルバーのティーポット。写真には写っていませんが、実際にはクリーマー、シュガーポットとの3点セット。イギリス、バーミンガムで1917年から1918年に作られたものだそうです。形がなんとも優美。
本来アンティークは100年以上経った物だから、まだこのティーポットはヴィンテージです。あと6-7年でアンティーク入り。下の写真は銀器に打ってあるホールマークを撮りました。よく見えませんね。ごめんなさい。右側に3つ並んでいる刻印のうち左側の碇のマークが産地がバーミンガムを示し、真ん中のライオン(?)が純銀を示し、右側のSが年代の1917年~1918年を示しています。そのさらに左、写真ではほとんどしみのように見えますが、そこにWAという刻印があり、これは工房(メーカー)を表すそうです。
これが作られた時代は日本は、大正時代。このティーポットで紅茶を淹れながら、日本史の復習でもしてみましょうか。