Cafe Bridge 粉闘記

bridgetの日記の続編です。
カフェオープンからの日々のできごとや思ったことをつれづれなるままに。。。

分かれ目となる5/31

2018-05-31 | カフェ
さて、いよいよ明日6月1日から市の条例が施行されますから、5月中に着工するかどうかという分かれ目の最終日、本日5月31日。
今日も朝から監視活動に参加しました。昨日より多い30人ぐらいの人たちが事業地入り口周辺で監視しています。今日はダイバーや漁協の方がたも集まっています。しばらくしたら、高原餃子さんが餃子の皮で作ったかりんとうを差し入れにもってきてくれました。
こういう形でのご協力も、嬉しいですね。
朝の部が一旦解散し、昼過ぎから再度終結。午後はマスターだけ参加。市役所の建設課の課長他6名が警備に来ていたとのこと。やはり、事業者の強行着工や住民との不測の事態を懸念してのことでしょう。
それと、もう1点、驚きの事実。昨年11月に違法伐採が発覚した尾入山の事業者を見張る必要もあったようです。朝の監視活動の後、こちらの事業地の入口前も見てきましたが、驚きです。本当に八幡野の事業地と目と鼻の先。酷い!
下の写真は尾入山違法伐採事業地入口。


では、まず5月31日のSBSのイブアイしずおかの動画ニュース。



伊東市のメガソーラー規制条例が6月1日、施行されます。すでに、伊東市八幡野で進んでいるメガソーラー計画にこの条例を適用するかが注目されていましたが、小野市長は5月31日、規制の対象にすることを明言しました。  小野市長は5月31日に開いた会見で、伊東市八幡野のメガソーラー計画に厳しい態度で臨むことを明らかにしました。伊東市のメガソーラー規制条例は、乱開発を防ぐため、2018年3月に制定されました。メガソーラーの開発を実質的にできなくする条例ですが、すでに浮上していた伊東市八幡野の計画については、この条例が効力を発揮する6月1日を前に工事に入ると見なされていました。しかし企業側が行政に提出した書類に不備があったことなどから、県の許可も下りず、着工が遅れていました。  5月30日はメガソーラーを計画している企業の代表が、伊東市役所に姿を見せ、小野市長や市の担当者と会談しました。企業側は市に「工事の着手届を出しているので認めてほしいと主張しましたが、市は書類の訂正が完了していないので認められない」と応え条例の適用を伝えたということです。  企業側はコメントを控えていますが、伊東市は訴訟を起こされることまで視野に入れ、対応するとしています。(2018.05.31 SBS イブアイしずおか)

静岡朝日テレビのとびっきり!しずおかでは解説もしていました。別記事でアップします。

31日の説明会は中止ですのチラシが明日の新聞にはいるそうです。

2018-05-30 | カフェ
今朝はカフェはお休みなので、マスターと一緒に朝8時からの住民による現場の監視行動に参加しました。
住民10数名が、事業者が工事を始めないか監視しているのです。8時前には何人かいた工事業者の人たちも現場の警備の人を残して、立ち去りました。
しばらくすると、賛成派(推進派)の人が来て、明日の新聞に入るチラシのコピーを持ってきました。↓



「急な中止決定により、皆様方には混乱やご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。」
との一文がありますが、むしろ、急な開催連絡の方に驚きましたヨ・・・。
テレビ報道の画像では、何度もながれている場所の生写真(?)。この先に件のメガソーラー事業地があります。
最初のここの部分は市道。

そして、この先立入禁止の柵。監視カメラ作動中と貼ってあります。

この先の木に監視カメラがくくりつけてあるみたい。この写真は柵の手前からだから大丈夫。


今朝の伊豆新聞に昨日のことが報道されていました。

メガソーラー、4回目の県審議会開催へ 伊東市八幡野に計画
伊東版 2018年05月30日

記者の質問に答える県森林・林業局幹部ら=県庁
 ■「希少動植物の保全検討」 「事業者の計画、修正必要」

 伊東市八幡野で東京都内の事業者が進める大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画への林地開発許可について、県経済産業部森林・林業局幹部らは29日、県庁で記者会見し、「希少動植物について新たな事実が判明し、具体的な保全対策をさらに検討する必要が生じた」とし、4回目となる県森林審議会林地保全部会を後日、開催する方針を明らかにした。開催日は未定だが、事業者側の申請書類がそろってから開く意向で、伊東市がメガソーラーの建設を規制する条例を施行する6月1日以降になる見通し。

 会見では4月26日に開かれた3回目の森林審議会直後に、希少動植物について新たな事実が判明。約1カ月後の5月27日に、部会長である吉崎真司東京都市大副学長をはじめ専門家ら8人が現地調査(非公開)した。その結果、希少動植物に関する新しい具体的な保全対策が必要と判断したという。県は、盗掘や破壊などの恐れがあるため、具体的な動植物名についての明言を避けている。幹部らは「想定された生息域よりも範囲が拡大したため、事業者側に保全計画を修正してもらう必要が出てきた」と述べた。

 八幡野の建設予定地など一帯では、貴重な渡り鳥であるミゾゴイが複数確認され、生息地になっていることが分かっている。森林審議会は、周辺住民への説明や信頼できるデータの精査、提出といった「条件付き許可」という異例の結論を出し、3回目の審議を終了している。

 ■あすの事業説明会延期

 伊東市八幡野地区で大型太陽光発電施設(メガソーラー)の建設計画を進めている伊豆メガソーラーパーク合同会社は29日、八幡野コミュニティセンターで31日に開催を予定していた「宅地造成工事着手における事業説明会」の延期を決めた。同社の担当者は「予想される多くの来場者への対応準備が不十分だったため」と理由を説明した。

 同社は29日、新聞折り込みで説明会開催を明らかにした。地元・八幡野区は同日、「周知期間が短すぎる」として事業者に説明会延期を強く求め、来場者対策の不備を理由に会場の使用許可を取り消した。
(2018.05.30伊豆新聞)


アレハチュウシニナリマシタ

2018-05-29 | カフェ
本日2回目の投稿です。今朝は驚きのチラシが入りましたから、どうなることかと思いました。
今夕の静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」で、4回目の森林審議会が開催されること、31日の事業説明会は中止になったことを報道していました。これにて、伊東市の条例にかかることになるのが確実。ただし、この先が心配。本当に伊東市の条例で止まるのか・・・。まずは報道をご覧(お読み)くださいませ。


審議の行方が注目されます。

伊東市のメガソーラー計画について、県は4回目となる森林審議会を開くと発表しました。


希少動植物に対する具体的な保全対策をさらに検討する必要が生じたことから当案件に関する4回目となる森林審議会林地保全部会を開催することと致しました。

県によりますと、一昨日八幡野のメガソーラー建設予定地の現地調査を行ったところ、希少動植物の存在が新たに確認されたということです。
伊東市八幡野に建設が計画されているメガソーラー。

こちらの奧にその事業予定地が広がります。この予定地内に希少な動植物が生息していることが県の調査でわかりました。

県は詳細を明らかにしていませんが、今月予定地周辺では絶滅危惧種に指定されているサギ科の鳥 ミゾゴイが保護されており、今回の調査ではこのミゾゴイがいた形跡などが確認されたとみられています。


県の森林審議会はこれまでに3回審議を行い、条件つきで計画を容認する答申案を示していて、4回目の審議は予定されていませんでした。
次回の審議会は来月初旬に行われるとみられており、これにより川勝知事の最終判断は伊東市で大規模なメガソーラーを規制する条例が施行される来月1日以降にずれ込むことが確実になりました。



一方、宅地造成法許可の範囲内での工事は可能と主張する事業者は、宅地造成工事着手における事業説明会を31日に開催すると地元住民に告知しました。


これに対し、建設に反対する住民らは、「告知から開催までの期間が短い」等と反発し、市の見解を求める質問状を提出しました。
「今日出して2日後ですよ。そんなのあります?」


「(伊東市は)着手しないでくださいという(行政)指導を文書できちんと出しています。それにもかかわらず今日付けの時点で宅地造成工事の着手についての説明会をしたいというのはどういうことなのかと。」


今日の一連の動きに対し事業者は、「4回目の森林審議会が開催されるのは残念。引き続き県の指導に従っていくが、早急な開催と知事の常識ある判断を求めたい」とコメントし、31日の説明会についても地元地区からの要請もあり中止することを決めたということです。(2018.05.29 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

海辺のあさごはん@ダイロクキッチン (稲取)

2018-05-28 | カフェ
最近、すっかりメガソーラー関連のお知らせブログとなっていました。今日は一転、朝の幸せ時間のご報告です。

今朝は稲取のダイロクキッチンに行ってきました。月に2日間限定で行われる「海辺の朝ごはん」イベントにて、美味しい朝ごはんをいただいてきました。

「海辺のあさごはん」、もう、この響きだけで美味しそう!行きたい!食べたい!

ダイロクキッチン。そもそも名前が不思議。こちらは、使われなくなって長い「旧東伊豆町消防団第六分団器具置き場」を東京芝浦工業大学の建築専攻の学生が空き家改修プロジェクトで地域住民と一体となりセルフリノベーションをしたシェアキッチンスタジオなのだそうです。ダイロク=第六。なぁるほど。


本日のメニューはこちら。



あぁ、肝心の写真がピンとがあっていなくて、ちょっとボケっています。食べたい!の一心で待ちきれずにシャッターを押してしまった模様。お許しを。

今朝は曇り空でしたが、窓の向こうには海が見えます。(この写真では見えませんが・・)

こちらは、地域おこし協力隊で東伊豆にいらしているフードコーディネーターの本多まゆみさんが作ってくれる美味しい朝ごはんです。
月に2回だけ、朝7時から10時まで。


6月24日(日)25日(月)
7月29日(日)30日(月)
8月19日(日)20日(月)
9月9日(日)10日(月)
10月28日(日)29日(月)
11月18日(日)19日(月)
12月9日(日)10日(月)

駐車場は役場の裏の海側にあります。



ダイロクキッチン:静岡県賀茂郡東伊豆町稲取348-2

新聞報道

2018-05-26 | カフェ
一昨日の24日に住民と事業者のにらみ合い/衝突があって、着工は一旦止まったものの、どうなったか・・・皆さんも心配してくださっているんですよね。
私たちも心配です。27日(日)までは動きがないということです。住民側は監視体制を整えています。

新聞報道がどうなっていたかお知らせしていなかったので、25日の報道ですが、遅ればせながら・・・。
ちょっと残念だったのは、体操の弘道お兄さんの方がメガソーラより大きく報道されてたってことですかねぇ。(記事本文は下にあります、リンクもしていますので、読みにくい画像は、弘道お兄さんだけ見て、読まずに飛ばしてください。)

それと、そんなことを残念がってたら、その後ろに特集が組んであって、ミゾゴイのことがたくさん書かれていたことに今日まで気づきませんでした。
伊豆新聞 特集 熱視線=伊豆のメガソーラ(番外編)計画地にミゾゴイ生息

下の方になりますが、「変更許可は現在、市の再精査で土地造成に安全基準を満たしていない項目が見つかったことなどから慎重に審査中。」と静岡新聞が報道しています!なんですか、これは!どういうこと?だから変更許可はすぐには出ない?それとも、今まで通り見つけた間違いは指導により補正して許可する?しばらく注視する必要があります。安全基準を満たしていないって、今頃?これ一番大事です。市民の命がかかっています。

では、伊豆新聞から。

伊豆新聞 
メガソーラー 伊東市「着工認めない」、宅造法の変更申請審議中
伊東版 2018年05月25日

立ち入り禁止の看板を設置しようとする業者に詰め寄る住民グループのメンバーら=八幡野
 ■合同会社見送り「住民に配慮」

 伊東市の八幡野地区で大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の建設計画を進める伊豆メガソーラーパーク合同会社から宅地造成等規制法(宅造法)に基づく工事の着手届が24日に提出されたことを受け、同市は同日、宅造法の変更申請が審議中であることを理由に着工しないよう行政指導を行った。事業者はこの日予定していた看板設置などの工事を取りやめた。
 同社は、宅造法に基づく許可の範囲で宅地造成許可の看板を立てたり安全フェンスを設置したりする「準備工」を24日に開始する方針を示していた。現場には同日、早朝から計画に反対する住民グループメンバーら20人が集まり、動きを見守った。
 午後0時半ごろ、業者が進入路の途中に「立ち入り禁止」の看板を立てた。住民らは「許可が下りてないのに工事を始めるのか」「責任者が説明しろ」などと一斉に反発。業者は「粛々と進めるだけ」「違反ではない」などと反論した。設計会社の担当者は「私有地の境界を示すための看板を立てただけで、着工ではない」と説明した。
 住民グループの代表者は「地元説明を全くしないまま、いきなり工事を始めるのは許せない」と憤った。メガソーラー建設に一貫して反対してきた中田次城県議は「とんでもないこと。県に対しては、厳しい姿勢で臨むことを求めている。市も宅造法の許可取り消しなどの毅然(きぜん)とした対応をしてほしい」と述べた。
 行政指導について市の担当者は「宅造法に基づく変更申請を審査中なので、変更許可が下りる前に工事を始めても、着工とは認めない。指導に従わない場合は、工事中止の行政処分を行うことも検討する」と説明した。
 合同会社の担当者は「住民に配慮して、工事を取りやめた。行政指導については、内容を検討して対応を考える」と述べた。(2018.5.25 伊豆新聞)


静岡新聞 2018年5月25日
伊東市「着工と認めず」 メガソーラー事業者に行政指導
(2018/5/25 07:21)
 伊東市八幡野地区の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画で同市は24日、同日の着工を予定した事業者の伊豆メガソーラーパーク合同会社に対し、「市が事業許可の変更許可を行うまで、適法な工事着手と認められない」として、施工しないよう求める行政指導を行った。同社の担当者は「持ち帰って検討する」と話し、予定していた看板設置を取りやめた。
 指導に法的拘束力はないが、市は「変更許可前はどのような工事も着工と認めない」とし、強行すれば中止命令も検討する。変更許可後も、事業許可条件だった住民説明の確実な履行を求める。変更許可は現在、市の再精査で土地造成に安全基準を満たしていない項目が見つかったことなどから慎重に審査中。完了が市のメガソーラー規制条例施行日の6月1日以降にずれ込む可能性もある。
 着工に当たっては「工事着手届」の受理の有無を巡り、市と同社の見解が食い違っていた。計画の設計責任者は24日、反対派市民団体の指摘に「届け出なので提出すれば問題ない。受理するかは市の判断」などと話し、市が「非公式」とした押印のない参考用書面を市役所に置いていったことを根拠に、着工に踏み切ろうとしたことを認めた。同社は同日、あらためて着手届を提出し市は受け取った。
 同日は事業用地の進入路付近に市民団体のメンバー約20人が集まり、事業者に激しく抗議した。


今日の着工断念

2018-05-24 | カフェ
メガソーラー関連で、今日も大きな動きがありましたので、今日の報道の様子をお知らせします。
まずはSBSのイブアイしずおかの動画ニュースです。


現場に反対派の住民が押しかけました。伊東市のメガソーラー計画は企業側が5月24日、工事に着手するはずでしたが、住民の反対にあいました。伊東市も企業側に行政指導を出し、着工は見送られました。
メガソーラーの建設予定地では、計画に反対する住民グループが企業側に詰め寄りました。
企業側は5月24日、工事開始を告げる看板を設置し、工事を始める予定でしたが、着工を見送りました。
伊東市は行政指導を企業側に出しました。
市は、企業側が提出した書類にあった不備が訂正されないうちに着工することや、住民の理解が得られていないことなどが問題だとしています。
住民の猛反発と市の指導に対して企業側は対応を検討するとしています。(2018.05.24 SBS イブアイしずおか)

静岡朝日テレビの「とびっきり!しずおか」。

住民の激しい抵抗にあい、事業者は今日の着工を断念しました。
今日が工期の開始日とされていた伊東市のメガソーラー計画、着工しようとする事業者側と工事を阻止しようとする住民側が激しい応酬を繰り広げました。

「何するためにそれを持って歩いているんだ!!道を歩くのに必要なのか、そんなものが」
静かな森に響く怒号。一体何があったのでしょうか。

この先がメガソーラーの建設現場になります。
その入口のすぐ脇には、朝から建設業者が集まってきています。
一方で反対派の住民の方々も着工に反対の声を上げようと駆けつけています。

午前8時、建設予定地入口には反対派住民が集まり、建設業者とにらみ合う形となりました。
伊東市八幡野に建設が申請されているメガソーラー計画を巡っては、宅地造成法の許可を伊東市が出しましたが、森林法の許可に関しては県が現在審議中で、まだ許可が下りていません。
事業者は許可が出ている宅地造成法の範囲内で今日午後から施工主や工事施工主を表示する看板などを設置する工事を行う予定でした。

「きょう一体何をするのかの説明ぐらいしてください。」
「それは聞けばいいじゃないですか、担当に。私は一工事の人間なので。」
「全員で集まって何かあるんですか?」
「メガソーラー建設反対だよ 俺たちは。」
「だから、それは言えばいいじゃないですか。私に言っても仕方がない。」
「あなたは何なんですか」
「俺は漁協だ」


正午すぎ、予定地に入ろうとした建設業者に住民が激しく抗議。事業者が伊東市に提出した書類のデータに誤りがあり、建設計画の変更の手続きが終わっていないことを問題にしました。

「変更許可を申請して、許可をもらわなければ工事はできないのは当たり前でしょ。」

「看板とか防犯上 危ないから・・・」
「ここにいる人たちは工事のお知らせによって、皆さん集まっているのよ。日常のこと放りだして集まっているのよ。」

事業者は住民から強い反発を受けたことや、伊東市から着工に関する手続きの不備を指摘されたことから、結局、今日の工事を中止することにしました。


その直後には、工事着手を見送った事業者側が市役所に姿を見せました。
事態を重くみた市役所は事業者に対して、市が建設計画の変更を許可するまでは工事を開始しないよう求める行政指導を出しました。

「住民にしっかりした説明がない。法令についても、変更許可の申請をしている中で着工を行うというのは、どう考えても皆さんの理解を得られるものじゃないのではないかと思っています。着手としては、市は認めていないということです。」

「納得できないですね。」
あくまでも着工完成を目指す気持ちは変わらない?
「変わらないですね。必ずやります。」

また、事業者は工期に遅れが生じた場合、市を相手に裁判を起こす可能性も示唆しました。


森林法を許可する立場の川勝知事も、今回の事業者の動きを厳しく非難しました。
「今、仕事ができるという手続きが終わっていないのでね、それはみんな怒りますよ。姑息な形で動くのは御社のためにも立地する地域の人たちのためにもならないというふうに思っておりして、極めて遺憾に思います。


事業者が着工を急ぐ背景には、来月1日に施行される伊東市の新しい条例の存在があるとみられます。この条例は来月1日以降に着工される大規模なメガソーラーの建設を規制するため、事業者は施行前の今月中に着工する必要があるのです。

森林法の許可が下りていない段階で本格的な工事はできませんが、一方で着工とは何かという定義が明確でないという事情もあります。


県のある幹部も次のように話しています。
「着工の定義が曖昧なところを事業者は狙っている可能性がある。今回の工事内容に「準備工」という言葉を使っているのも、条例が適用された場合の訴訟も視野に入れて着工ともそうでないとも取れるようにする意図があるのではないか。」
事業者は今月中にも着工しようとしています。伊東市が計画の変更を認めない場合、この状態でも強行する可能性があるとみられ、ますます事態は混乱を呼びそうです。(2018.05.24 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)




条例逃れ狙い。そんなことはないと嘯いていますが・・・。

2018-05-23 | カフェ
今日はお店は休みなので、普段はブログもお休みしていますが、メガソーラーの動きがあれこれとありまして、明日には明日でもっと動きがありそうなので、今日の分は今日の分としてご報告します。(と言っても、報道のコピペですが)
まずは、静岡朝日テレビのとびっきり!しずおか。明日はテレ静のprimeニュースも伊東市のメガソーラーについて報道すると予告がでていました。


伊東市のメガソーラー計画で、事業者が明日にも工事に着手する可能性がでてきました。知事がまだ許可を出していない中、何故なんでしょうか。
昨日、事業者は伊東市八幡野の計画予定地の近隣住民に、工期が明日からと書かれた文書を配布しました。


事業者は既に伊東市が許可している宅地造成法の範囲で工事を始める方針で看板を立てたり、フェンスを作る工事を行うということです。
工期は平成30年5月24日から平成32年3月31日までの間になっております。
事業者は工期は明日からと設定したが、本格的に工事にいつ入るかは未定と説明しました。
伊東市では来月1日以降に着工する大規模なメガソーラーを規制する条例が施行されます。

事業者には条例の適用を避ける狙いがあるとみられています。



6月1日の条例の施行があるから、敢えて5月に着工するようにしたのではないかと思われがちですが、私たちはそのようなことではなくて・・・。

一方計画に反対する住民は、着工を認めないよう市に要望書を提出しました。

着工日、明日ですからね。

そうですね。それは聞いています。

住民としては、とうてい納得できないですから、迅速に事業者に対して指導、厳しい指導をお願いしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

この計画を巡っては、森林法に基づく県からの林地開発許可がまだ出ていない状態です。


宅造の出ている部分でちょっとだからいいでしょって、こんな不誠実な事業者と20年付き合えと言われても断固反対するしかありません。



(工事着手の)届出は私どもは受け取っていませんので、現段階で着工できるものではない。私どもの許可条件に従っていない場合、工事の中止という命令ができると承知しておりますので、少なくともそこに値するのかなと考えております。


面子をつぶされた形の県の幹部も事業者の方針に不快感を示しています。

「宅地造成法と林地開発の許可は一体だ。工事はできない。」
「県の判断を早めるためのプレッシャーをかけたいのだろう。」
「本当に着工したら極めて悪質で、今後の判断に影響を与えることになる。」

仮に事業者が着工を強行すれば、計画容認の答申をまだ正式なものとしていない森林審議会の判断や川勝知事の最終判断にも影響を与えそうです。
(以上 2018.5.23 静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか)

以下はSBSのイブアイしずおかの動画ニュースです。
ここでは、6月1日の条例施行にかからないようにするのが本心と言っていますね。同じ記者会見の中で両方言ってる?そんなことはないっていう方が嘘に決まってます。



伊東市のメガソーラー問題が急展開です。建設を計画している企業が5月24日から工事に入ることを明らかにしました。まだ知事の最終許可が出ていない中、着工することに、伊東市と計画に反対する住民が反発を強めています。  メガソーラー建設を計画している企業は5月23日会見を開き、24日から工事の看板の設置や測量などに入ると表明しました。伊東市八幡野のメガソーラー計画は山林約40haを伐採することから、環境や景色へ影響すると住民が反対運動を起こしています。伊東市はすでに建設許可を出していますが、知事が最終的な許可を出さないとメガソーラーを作ることはできません。しかし企業側は。  伊東市では6月1日にメガソーラーを規制する条例が施行されますが、5月中に着工すれば条例の適用を避けられます。企業側には5月中に着手したいという狙いがあり、県の許可がいらない範囲で工事に入るといいます。  反対の住民は23日、市役所に押しかけました。  また市長は、まだ企業側に提出を求めている書類の不備の訂正が終わっていないことを問題視しました。  それでも5月24日に始まる工事に住民の反対運動はさらに高まることが確実です。また知事の判断に影響を及ぼすのかが注目されます。 (2018.5.23 SBS イブアイしずおか)





5月24日 着工???????????!

2018-05-22 | カフェ
メガソーラー報告ブログになっていて、すみません。カフェもちゃんと営業しています。
昨日、今日のご報告です。
まず、昨日21日に県の川勝知事の定例記者会見があり、そちらの様子が今日の伊豆新聞にでていました。

「審議会答申待つ」 知事見解―伊東・八幡野のメガソーラー計画
伊東版 2018年05月22日

 ■「付帯条件重い」

 伊東市八幡野で都内の事業者が進める大規模太陽光発電施設(メガソーラー)建設計画への林地開発許可について、川勝平太県知事は「森林審議会で審議中と認識している。答申を静かに待っている」と話した。21日の定例記者会見で述べた。

 県森林保全課によると、現在、事業者側の申請データを精査中で、4月下旬に審議会が出した「条件付き許可」の答申がまだ有効になっていないという。

 川勝知事はさらに「周辺住民への説明といった審議会の出した付帯条件を重く受け止めている。慎重に慎重を重ね、後から悔いが残らないよう、最終判断したい」と加えた。 (2018.5.21 伊豆新聞)


川勝知事が、こう言っているそばから、こんな報道がありました!
5月22日(火)テレビ静岡 FNNプライムニュースしずおか。


伊東市のメガソーラー計画を巡り、事業者が伊東市の出した許可に基づき、あさってにも工事に着手することがわかりました。


事業者が工事のご挨拶として、予定地の近隣住民に配布した資料、あさってから造成工事などに着手すると説明されています。


伊東市はすでに宅地造成法についての許可を事業者に出していて、工事はこの許可に基づくものということです。


また、現在、市とは別に県が開発許可の審査をしていますが、今回の工事は県の審査に該当するエリアでは行わないということです。


「寝耳に水というか、まだ工事に着工するとは聞いていなかったので、我々市の当局に対してそういうお知らせも無いですし、そういう中で普通では考えられないんじゃないかなと。」


伊東市では来月から大規模な太陽光発電を規制する条例が施行される予定で、事業者は今月中に工事に着手することで、条例の適用を避ける狙いがあるものと見られています。(2018.5.22 テレビ静岡 FNNプライムニュース)

市長の意見ってそういう意見だったとは!

2018-05-19 | カフェ
夏のような暑さになっていますが、皆さんお元気ですか。カフェにいらっしゃるお客様も冷たい飲み物でのどを潤し、一息ついていらっしゃいます。
先日、伊東市長の意見書が県に届けられましたが、なんだかなぁと気持ちが萎えてしまって、その後の様子を皆様にお知らせできずに数日が過ぎてしまいました。納得はできないが受け取るとか、書き換えがあっても軽微だと判断とか、意図的かどうか真偽を確認できなかったとか、そもそも土砂災害など住民の命の危険のある地域での工事に、100数十カ所の誤りがあって、書き換えがあって、いいのですか?どういう業者ですか?安心、安全を任せられますか?

5月15日(火)SBSテレビのイブアイしずおかの動画ニュースです。


最終局面を迎えている伊東市のメガソーラー問題です。企業側が開発許可を得るうえで伊東市に出した書類のデータに誤りがあったことについて、市は「許可に影響するものではない」とし、開発を事実上容認する意見書をまとめ、県に提出しました。  5月14日付けで県に意見書を提出した小野市長は厳しい表情で会見に応じました。意見書の中で伊東市は企業が出した書類にあったデータの誤りについて再精査した結果、「許可に影響を与えるものではない」と事実上開発を容認し、修正が必要な数値については企業に対し「変更許可申請」をするよう指示しました。  反対する漁業関係者は伊東市の判断に不満を募らせています。  伊東市の意見書などを踏まえて県などは答申を固める予定で、答申をもとに最終的に川勝知事が判断することになります。 (2018.05.15 SBS イブアイしずおか)


5月15日(火)の静岡朝日テレビのとびっきり静岡から。


伊東市の小野達也市長は、申請書類にデータの誤りが見つかったメガソーラー計画について、不本意ながら許可の取り消しまではできないと計画を容認する考えを示しました。


許可の取り消しはできないということであります。
数値の誤りが悪質なものではなく、また、大きな違いも無かったということの中で、宅地造成法の14条1項に当たるようなのものに該当しなかったということで、致し方ないかなと。

伊東市は八幡野地区に計画されているメガソーラー計画の許可判断に大きな影響を与える市長意見書を昨日県に提出し、今日、小野市長がその内容を説明しました。
市はこれまで事業者から提出された書類に多数の誤りが見つかったことを受け、事業者への聞き取り調査や書類の再精査を進めていました。

先方のおっしゃっている人為的ミスという点で言っておられますので、納得はしておりませんがそれで受け取ることになりました。
意見書では意図的な改ざんかどうかは「真偽を確認できなかった」とし、100数十カ所にのぼるデータの誤りについても「軽微」であると判断されました。小野市長は事業者を厳重注意とした上で、計画を容認する考えを示しました。


伊東市のこの判断に反対派は強く反発しています。
「やはり、取り消すことができないという判断をされたのは、本当に残念でしかないし、なんとしてでもあの計画は中止させるという思うで動いていきます。もちろん、県知事の英断があることを信じています。」


伊東市長の意見書を踏まえて許可するかどうかを判断するとしていた県は、「意図性のようなものを確定的に言うことはできなかったというのが答えですので、最後は知事の判断で、行政判断で意見を受け止めて、意見書だけでなく住民の方々の思いを受け止めて、行政機関のトップとしてどういう判断をされるかと。

続いて5月17日(木)同じく静岡あさひテレビのとびっきり静岡。例の翼が折れたエンジェルの件で、県に調査を依頼したとのこと。


伊東市の建設予定地周辺に希少種の鳥が生息していることがわかり、反対派の市民団体は県に調査を求めました。

市民団体によりますと、見つかったのはサギ科のミゾゴイとよばれる鳥で国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されています。建設予定地付近では今月7日に市内の男性が羽が傷ついた個体を一羽保護した他、事業者側の調査でも予定地の中でミゾゴイの鳴き声や巣を作っている様子が確認されています。
市民団体は、希少種が生息する地域でのメガソーラー建設は慎重に判断するべきだと改めて強調した上で、県に調査を求めました。

育巣期間が6月までということなので、早急に調査をしていただかないと、県が指導した中で正しく保護されるということを期待しています。

事業者側は、着工する前に何らかの調査が必要だと考えており、今後も県の指導に従っていくとコメントしています。