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読書録「生物学の「ウソ」と「ホント」」「ショージ君の面白半分」

2016-03-17 | Weblog
読書録「生物学の「ウソ」と「ホント」」3

著者 池田清彦
出版 新潮社

p51より引用
“ 別言すると、ルール通りに動かなくなっ
たらクラッシュしてしまうものが機械で、い
ざとなったらルールを適当に変えて、動き続
けることが可能なものが生物なのだ。だから
生物は時々別の種に進化するのだ。”

目次から抜粋引用
“生物進化の謎
 生命とはなにかー遺伝子と細胞の謎
 環境と生態の謎
 ヒトの謎”

 生物学者である著者による、現在の生物学
の知識をまとめた一冊。
 生命の誕生についてからヒトの寿命につい
てまで、新聞に連載されたコラムをまとめて
あります。

 上記の引用は、生命と機械の違いについて
書かれた項での一節。
生命というものは、案外大雑把でいい加減な
ものなのかもしれませんね。しかし、自然の
中に見られる、機械のような緻密な造形は、
いざとなったら変化してしまうような柔軟さ
を備えているとは、なかなか思えません。
 科学というものは、常に新しく書き換えら
れているもののようなので、時々新しい知識
を仕入れるようにした方が良いのかもしれま
せん。まあでも、普段から科学の最新知識ば
かり追いかけていられるヒトばかりではない
かもしれませんが。
定期刊行の科学雑誌を読むのが、手っ取り早
い方法でしょうか。

ーーーーー

読書録「ショージ君の面白半分」3

著者 東海林さだお
出版 文藝春秋

p160より引用
“ そのためにも、ここのブレンダーたちは、
一日百本、多いときは二百本以上喫うことも
あるという。朝から晩まで、ひっきりなしに
タバコを喫うことが彼らの「仕事」なのであ
る。”

目次から抜粋引用
“Gパン紳士録
 忘年会なんか怖くない
 中年の手習い草野球
 魚河岸は男のだいどこ
 なんたって国技大相撲”

 漫画家でエッセイストである著者による、
日常の出来事を綴ったエッセイ集。
 ジーンズを買うのに悩んだりアメリカに旅
行に言ったり、ユーモア溢れる文章で描かれ
ています。

 上記の引用は、タバコの専売公社でタバコ
の新製品開発についての一節。
今はJTと呼ばれて、色々な事業展開をしてい
ますが、昔はタバコ事業専門の公務員だった
のですね。
それにしても、よほど肺が丈夫でなければ勤
まらなさそうな仕事ですね。
 大相撲の話がありますが、国技館がまだ蔵
前にある頃の話です。掲載時期を確認すると、
昭和49年から51年の連載とのこと、世代が全
く違うので、少しピンとこないところも正直
あります。

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