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軽井沢番外編・3~ハルトラノオ

 タデ科イブキトラノオ属の「ハルトラノオ(春虎の尾)」。山地のやや湿った場所に生える多年草で、草丈は10センチ程度。茎の先端に2~3センチの花序を付ける。花弁は無く花弁に見えるものは萼片。
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軽井沢番外編・2~コキンバイ

 バラ科コキンバイ属の「コキンバイ(小金梅)」。山地や亜高山に生育し、草丈は10~20センチほど。その名はキンポウゲ科のキンバイソウ(金梅草)に似て、小型であることによる。
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カスマグサ・2~長池公園

 マメ科ソラマメ属の「カスマグサ(かす間草)」。カラスノエンドウやスズメノエンドウは良く見掛けるが、以前はカスマグサをなかなか見つけることができなかった。カラスノエンドウなどに比べて個体数が少ないこともあるが、花が小さいうえに通常は下向きになっていることが多く、見逃していたというのが実態。最近は目が慣れてきて見つけるのが上手になってきた。名前の由来は、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間、つまり “か” と “す” の “間” ということで名付けられている。これは長池公園南エントランス付近のもの。
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ミツガシワ・3~蓮生寺公園

 蓮生寺公園の沼地に咲く「ミツガシワ(三槲)」。ミツガシワ科ミツガシワ属の多年草で、200万年前の氷河期の生き残り植物とされており、ミツガシワ属には1種しか存在しない。3出複葉がカシワに似ていることから名付けられているというが、葉の縁はカシワのような細かい曲線ではなく卵型。家紋の “三柏” に似ていると言われると納得できる。高山の沼沢地や寒冷地などでは普通に見られるようだが、暖地では通常は見られない。この株は多摩ニュータウン開発時の公園整備の際に植えられたようだ。先日、軽井沢に行った際に、沼地でこの花を見掛けた。それはおそらく自生のものだろう。
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