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オトメスミレ

 小山内裏公園戦車道路で見つけた白いスミレ。これはタチツボスミレ(立坪菫)の一品種で、牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で発見したことから「オトメスミレ(乙女菫)」と名付けられた。距に紫色が残っているのが見えるが、距まで白くなるのものはシロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)として区別している。オトメスミレは北海道から九州まで各地に分布している。
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ナガバノスミレサイシン・2~開花

 小山田端自然公園で見られる「ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛)」。スミレ科スミレ属の多年草で、スミレサイシンの葉を細長くしたような葉であることから名付けられている。スミレサイシンは主に日本海側に生育するようだが、本種は太平洋側に分布している。 “細辛” の名前は そもそもスミレサイシンの葉が、ウマノスズクサ科のウスバサイシンの葉に似ていることから名付けられている。2年前の記事で名前の由来を古典落語風に創作しているので落語好きの方はどうぞ
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ケマルバスミレ・2~再会

 今日は、北里研究所病院で年に一度の人間ドック。根っからの心配性がゆえの検査好きのため、いつものように脳MRI・MRA、腹部CT、心エコー、頸動脈エコー、脈波などのオプションに加え、今年から新たに検査項目になったアミノインデックス(AICS=がんリスクスクリーニング)も受けてきた。身長が2ミリ縮まったのは恐らく頭髪の減少によるものだろう。しかし努力性肺活量は去年より200CC増え、心配していた食道や胃も問題無く、脳梗塞や動脈硬化のリスクも無さそうなので、まずは一安心。詳細な結果を待つことにしよう。
 写真は東京薬科大学薬草園の道端に咲く「ケマルバスミレ(毛丸葉菫)」。側弁に毛があり、また葉や葉柄にも毛が多い。数年前にこの近くで見ていたが、その後、姿が見えなくなってここでは消滅したと思っていた。ところが、今年、数株が元気に育っているのを見つけて大喜び。来年もまたここで出会いたい。
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