サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング第4弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part4
ご挨拶~Part5へ

このPart4でも早いもので既に書籍20巻分のデータが蓄積されましたので、ここで製本準備をすることにしました。gooブログのデータ容量には十分に余裕がありますが、記事数が多くなりますと、各種編集作業で煩わしさが増すため、便宜上、一区切りするものです。
Part1の記事数は約2,300件で植物の種類は882種。2007年10月からはPart2になり、記事数は約2,000件で761種。2011年9月からのPart3では記事数が約1,500件で771種。そしてこのPart4では記事数が、約2,400件で898種。Part1からPart4までの植物種類数は重複を除くと通算で1,448種になりました。
本日から新しく 『多摩ニュータウン植物記Part5』 を開設致しましたので、Part5をご笑覧頂ければ幸甚です。コンセプトは従来と全く変わりませんので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。なお、Part4のコメント欄は、製本作業のために、1~2週間後に閉じさせていただきますのでご了承下さい。
多摩ニュータウン植物記Part5は、以下のアドレスになります。
http://blog.goo.ne.jp/botanicallife5-1956
また、Part5のブログメールアドレスは、
botanicallife5-1956@goo.jp
です。コメント以外のことがございましたら、こちらにお願い致します。
それでは、Part5でお待ちしております。
多摩ニュータウンの住人 拝
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アキノギンリョウソウ・9~清水入緑地

杉浦准教授らは熊本市内の2ヶ所の森林においてギンリョウソウの果実に訪れる動物に関する観察を2年間に亘って昼夜を問わず観察し以下の結論に至ったという。少し長くなるが以下にその内容を記載すると、まず、
◆鳥類や哺乳類は果実に興味を示さない
◆地表で暮らすいろいろな節足動物が果実に誘引されたが、主に夜間に活動するモリチャバネゴキブリだけが常に果肉を接種し、糞として微細種子を排出した
◆試薬検査してみると、排出された種子は果実から直接採取した種子と同等の生存率を維持していた
これらの調査結果からギンリョウソウはゴキブリに種子を散布してもらう植物であるという結論が導かれた。
どうしてギンリョウソウがゴキブリを利用して種子を散布するように進化したのか、現時点では定かではないが、
◆鳥類、哺乳類には果実の魅力度が低い
◆果実の成熟期がゴキブリの年1回の羽化期とほぼ一致する
◆果実は熟すと落下、もしくは茎が折れ、ゴキブリの生活場所である地表面にある
◆種子がゴキブリの体内(消化管)も通過できるほど微細であり、頑丈な種皮で消化管内でも破砕されない
などが考えられるようだ。
森の妖精ともされるギンリョウソウが “ゴキブリ媒花植物” と言うのは衝撃的な結果ではある。
さて写真は清水入緑地の藪の中で見られる「アキノギンリョウソウ(秋の銀竜草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)シャクジョウソウ属の菌従属栄養植物(腐生植物)で、「ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬き)」とも呼ばれる。姿がそっくりなギンリョウソウ(ギンリョウソウ属)とは属が異なるが、上記のことに当てはめると、同じようにゴキブリに媒介されるのだろうか。但しギンリョウソウより開花期が3~4ヶ月遅いので、ゴキブリの羽化期とは重ならないようだ。写真は1週間前の蕾の様子だが、今日見に行くと踏まれて折れてしまっていた。
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散歩道・79~アオバハゴロモ

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ハンショウヅル・6~長沼公園

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ナンバンギセル・3~長池公園外周

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トキリマメ・5~首都大学

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ゲンノショウコ・9~赤花

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ツルボ・6~1年目

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マヤラン・9~秋

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