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ヒナキキョウソウ・1~開花

 大田川沿いの由木緑道で見られる「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」。キキョウ科キキョウソウ属の一年草で、キキョウソウと違って、頭頂部だけに直径1.5センチほどの花を咲かせ、その下の葉腋から出る花はすべて閉鎖花になる。同じ仲間のヒナギキョウは葉腋の閉鎖花も無く頭頂部だけ花が咲くが、当地ではまだ見つけていない。
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キキョウソウ・3~道端

 松木日向緑地崖下の歩道脇に生えている「キキョウソウ(桔梗草)」。キキョウ科キキョソウ属の一年草で、花が段々に付くことから「ダンダンキキョウ(段々桔梗)」とも呼ばれている。花径は1.5~2センチほどで、ヒナキキョウソウよりは少しだけ大きい。この仲間にはヒナキキョウソウ、ヒナギキョウと似たような名前があるので、これはダンダンキキョウで覚えたほうが良さそう。
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チョウセンアザミ・1~蕾

 “よこやまの道” で畑の横をジョギング中に見つけた大きな蕾。初めて見る姿だったが、ちょうど畑にいた人に尋ねて「チョウセンアザミ(朝鮮薊)」とわかった。背丈は1メートル弱はあり、蕾の直径は7~8センチほど。この開花前の蕾が食用になるらしい。英名の「アーティチョーク(artichoke)」は、どこかで聞いたような気がするが、食べたことは無い。日本には江戸時代にオランダから渡来したが、食用としてはあまり普及しなかったようだ。 “朝鮮” の名前は原産地ではなく、外来種の意味だと思われる。
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ゴンズイ・3~開花

 蓮生寺公園展望広場にある「ゴンズイ(権萃)」。ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木で、初夏に枝先に円錐花序を付ける。小花の大きさは直径4ミリほどで、花弁も萼片も黄緑色であり目立たない。ゴンズイの存在に気づくのは、秋の真っ赤な果実と黒い種子
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ギンリョウソウ・3~長池公園

 長池公園の中央園路に出現した「ギンリョウソウ(銀竜草)」。公園情報によると10年振り近くの出現で、公園の記録にも無かったという。この界隈では、以前は小山内裏公園で見られたが、ここ数年は出現していない。また一昨年、中山地区の山道で見たが、それは去年も今年も見られなかった。大平公園でも去年まで見られたが、今年はいまだに出てこない。更に八王子市在住のブロガーさんから、絹の道方面に出現したという情報を頂いたが、その後、花は既に終わってしまったとの知らせ。ついに万事休すと思っていたところに、長池公園のこの吉報で、今年もまた見ることができた。ギンリョウソウはツツジ科(←イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属の多年性腐生植物で、葉緑素を持たず、ベニタケ属の菌類が周囲の樹木と外菌根を形成して共生し、それによって分解されたものをギンリョウソウが栄養として得ている。来年もまた出てきて欲しい。
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