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ヒメウズ・2~庭

 2年前に採取した「ヒメウズ(姫鳥頭)」の種子を、植木鉢に蒔いておいたら、去年は思いのほか花がたくさん見られた。そしてそれをそのまま放置しておいたら、種が芝庭にこぼれてあっという間に拡がり、それらは雑草とともに少し抜かれる羽目になってしまった。今は植木鉢の中でおとなしくしているが、今年もまたたくさんの種子を付けるのだろう。ヒメウズはキンポウゲ科ヒメウズ属の多年草。
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オオバヤシャブシ・1~開花

 カバノキ科ハンノキ属の「オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)」。中央に見えるのが葉芽と雌花序で、雄花序は下のほうに垂れ下がっている。同じ仲間のヤシャブシはこの界隈では見られないので、その違いを直接確認することはできないが、両者には雌花序と雄花序の付き方に違いがあるようだ。図鑑などによると、オオバヤシャブシは、写真のように枝先から、葉芽、雌花序、雄花序の順に付く。中には雄花序の下にさらに雌花序が出現するものもあるが、基本的には雌花序が上に付くということだろう。一方、ヤシャブシは枝先から雄花序、雌花序の順に付くのが特徴で、同じ仲間のハンノキもそのように付く
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ヨウコウ・2~長池公園

 長池公園北側のバス通りで満開になった「ヨウコウ(陽光)」。バラ科サクラ属の落葉高木で、「ヨウコウザクラ(陽光桜)」とも呼ばれる。これはオオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)を交配させて出来たアマギヨシノ(天城吉野)に、更にカンヒザクラ(寒緋桜)を交配させたもの。カンヒザクラの濃い紅色の引き継いでいるようで、オオシマザクラなどとは全く違う色合いになっている。またソメイヨシノなどよりも早咲きで花期も長い。写真の左手から正面の林が長池公園で、その先を下ると清水入緑地や大平公園がある。
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ホシザクラ・2~満開

 八王子市南大沢や町田市などごく限られた地域に自生する「ホシザクラ(星桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で、マメザクラ(豆桜)とエドヒガン(江戸彼岸)との雑種と考えられている。花弁はソメイヨシノのようにパッと開かず下向きに咲くが、一番の特徴は 定規で引いたような “星型” の萼片。当初はホシザクラの名前が付けられたが、同名の栽培品種があるようで、「タマノホシザクラ(多摩の星桜)」への改名が提案されているようだ。

『星娘』
作詞・作曲:浜口庫之助 歌:西郷輝彦 昭和40年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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アズマイチゲ・2~特徴

 中山地区の山道に咲く「アズマイチゲ(東一華)」。キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、花径は3~4センチほど。この花は、去年、地元の方の情報で知ったが、今年もまた可憐な姿を見ることができた。キクザキイチゲに雰囲気が似ているが、花の下にある葉の浅い切れ込みと先端の丸みが特徴であり、葉が深く切れ込みその先端が尖るキクザキイチゲとは容易に区別できる。
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