goo

コヒロハハナヤスリ・1~九反甫

 ちょっとシダ植物には見えない「コヒロハハナヤスリ(小広葉花鑢)」。ハナヤスリ科ハナヤスリ属のシダ植物で、栄養葉の付け根からヒョロヒョロと胞子葉を伸ばしている。この胞子葉はまだ熟していないようなので、しばらく観察を続けよう。
 さてここは南大沢4丁目の “九反甫(くたんぽ)公園” 付近だが、公園にはその名前の由来が記されている。それによれば、昔このあたりには “みの田” と呼ばれる小さな田んぼがたくさんあり、そのたくさんということを “九” で表現して “くたんぼ” になったとか、小さな田んぼをすべて合わせた面積が “九反歩(990㎡×9=8,910㎡)” あったので、そう呼ばれたとか、諸説あるようだ。今この界隈は、戸建て住宅が立ち並び田んぼは全く無い。
コメント ( 18 ) | Trackback ( 0 )

シロバナマンテマ・3~種子

 花の姿を確認したところで、次は種子の様子を確認。「シロバナマンテマ(白花まんてま)」は、花が終わると、高さ7~8ミリのつぼ型の果実が出来る。このつぼの中に長さ1ミリほどの黒い種子がたくさん入っており、肉眼では丸い粒に見えるが、拡大してみると “耳たぶ” のような形をしていた。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

シロバナモジズリ・1~庭

 去年購入したクリスマスローズのポリポットに付いてきて、我が家の庭に仲間入りした「シロバナモジズリ(白花捩摺)」。ラン科ネジバナ属の多年草で、草丈は15センチほど。ピンク色のネジバナにはどこでも出会えるが、白花となると、植物観察を始めてからまだ2~3回しか見ていない。この株がここに根付いてくれれば、これから毎年見ることができる。隣りのクリスマスローズと仲良く育って欲しい。
コメント ( 28 ) | Trackback ( 0 )

シロバナマンテマ・2~花

 道端で良く見掛ける「シロバナマンテマ(白花まんてま)」。ナデシコ科マンテマ属の多年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物。当地ではややピンク色掛かった種ばかりだが、名前の通り真っ白い花もある。一方、マンテマと呼ばれる花は花弁に濃い紅色の斑点がある。花は5月頃から咲いていて果実がたくさん出来ているが、この種子の形が面白いということで、次はそれを紹介。ちなみにマンテマの名の由来は諸説あり定かではない。江戸時代に観賞用として渡来したが、その際、同属のアグロステンマ(agrostenmma)や、マリティマ(maritima)が、転訛したというのがもっともらしい。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

コクラン

 地元情報で初めて見ることができた「コクラン(黒蘭)」。ラン科クモキリソウ属の多年草で、草丈は20~30センチほど。ここは首都大学に隣接する松木日向緑地の薄暗い林内で、実は我が家からは直線距離で360メートルほどの場所。コクランは他の方のブログなどで見ていて、是非、一度見たいと思っていたものだが、こんなところにあるとは本当に驚き。
コメント ( 24 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ