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ダイコンソウ

 バラ科ダイコンソウ属の「ダイコンソウ(大根草)」。根出葉がダイコンの葉に似ていることから名付けられているが、アブラナ科のダイコンとは全く縁が無い。7~8月にバラ科らしい黄色い花を咲かせ、秋に果実が熟す。果実は直径1.5センチほどの集合果で、先端がS字状に曲がった痩果がぎっしり詰まっている。
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ゲンノショウコ・8~雄性期

 蓮生寺公園で咲き始めた「ゲンノショウコ(現の証拠)」。フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、古くから下痢止めや整腸剤として利用されてきた。その効き目がすぐに現れることから名付けられているが、それ以外にも “イシャイラズ” や “タチマチグサ” などの名前もある。ゲンノショウコは雄性成熟で、開花直後は雄蕊の葯が裂けて花粉を出し、その後、雌蕊の柱頭が5裂して受粉体制を取る
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マキエハギ・4~開花

 長池公園駐車場横で咲き始めた「マキエハギ(蒔絵萩)」。マメ科ハギ属の落葉小低木で細く伸びる花柄の先に花を付ける様子を、蒔絵の筆に喩えたものだと言われている。花はポツリポツリと咲いているが、果実は葉腋に大量に出来る。それはマキエハギの閉鎖花によるもので、その閉鎖花を今年はきちんと観察したいと思っている。
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イヌビワ

 クワ科イチジク属の「イヌビワ(犬枇杷)」。果実がビワに似ているが美味しくないので “犬” の名前を付けられた。ちなみにビワはバラ科ビワ属でイチジクとは科も属も違う。イヌビワにはこの花専属のイヌビワコバチが住みついて受粉作業を一手に引き受けている。この中に幼虫がいるかも知れないと思うと味見もする気にならない。
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スギ・3~球果

 春先にその花粉で悩まされる「スギ(杉)」だが、今は若い果実が見られる時期。球果の直径は2センチほどで、晩秋に熟す。
 さて先日、NHKで屋久島の巨大杉を探索するというドキュメンタリー番組があった。私は4年前に屋久島を訪れ、三大杉(三代目で幹周4.4m、樹高38.4m、推定樹齢500年)ウィルソン株(幹周16mで生きていれば推定樹齢3,000年)翁杉(幹周12.6m、樹高23.7m、推定樹齢2,600年だったが2010年に倒れた)夫婦杉(隣り合う2本の杉が枝で合体している)逆さ杉(天に向かって根が伸びたような姿)大王杉(幹周11.1m、樹高24.7m、推定樹齢3,000年)縄文杉(幹周16.1m、樹高30m、推定樹齢3,000~7,200年)などを実際に見てきたので、この番組は大変興味深く見ることができた。
 屋久島では、樹齢1000年を超えるものを “屋久杉” と呼び、1000年未満のものを “小杉” と呼ぶが、小杉でも本州の杉の巨木よりもはるかに大きい。屋久杉の中で最も大きい杉は “縄文杉” とされているが、屋久島にはまだ人が足を踏み入れていない場所が多く、縄文杉を超える巨大杉があるという伝説もある。そこで山岳ガイド小原比呂志さんと探検隊が、最新航空調査のサポートを得ながら屋久杉の調査を実施した。まず江戸時代に年貢代わりに切り出された樹の切り株の直径を計ってみると16mを超え縄文杉よりも太いことがわかった。また朽ち果て内部が空洞になった樹の胴回りは16.73mでこれも縄文杉を超えていた。
 探検隊は高空測量で解析された巨大杉と思われる約12,000本のデータを頼りに、前人未踏の道なき道を進み、崖を登り、沢を渡りヤマヒルに血を吸われながら、次々に巨大杉を発見していった。
 今回新たに名付けられたのは、 “中州杉” で幹周10.4mは歴代4位。樹高35mは歴代2位になる。そしてもうひとつの “天空杉” は、幹周12.4mで縄文杉に次ぐ歴代2位。樹高は何と45mで、縄文杉を上回り歴代1位となった。今回の調査地域はまだまだ屋久島のごく一部であり、もっと大きな巨大杉があるかも知れない。
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