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ハナミズキ・5~果実

 漫画家の水木しげる(本名:武良茂)さんが、今朝、都内の病院で亡くなられた。水木さんは1922年(大正11年)鳥取県に生まれ、 『ゲゲゲの鬼太郎』 『悪魔くん』 などの妖怪もののほか、自らの戦争体験を反映させた作品も数多く発表されていた。鳥取県境港市には、鬼太郎やねずみ男などのブロンズ像が並べられた “水木しげるロード” が、観光スポットになっており、また生前お住まいになっていた調布市にある深大寺門前には “鬼太郎茶屋” が参拝者を楽しませている。水木さんのペンネームは、神戸市兵庫区の水木通りで、 “水木荘” というアパートを経営していたことから付けられたようだが、その水木通りは、その昔、湊川下流の湿地帯で、ミズキやハンノキなどが多く生育していたという。享年93歳、心よりご冥福をお祈りしたい。
 さて写真はミズキ科サンシュユ属の「ハナミズキ(花水木)」。枝にたくさんの果実を稔らせており、その間に花芽も見える。

『ありがとう』 “ゲゲゲの女房” 主題歌
作詞・作曲:水野良樹 歌:いきものがかり 平成22年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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散歩道・41~キジ

 鑓水小山緑地をジョギングしていると、頭上でカラスの鳴き声に続いて 『ケーン!』 という鳴き声。辺りを見回してみると、何と鑓水小山給水所の屋根にキジ(雉)の姿。慌ててカメラを取り出し望遠レンズを装着してパチリ。この界隈では、時々鳴き声を聞くことがあったが、その姿をカメラに納めたのは9年半振りになる。鳴いてくれたおかげで撮ることができたが、こうして鳴くから撃たれてしまう。恐れ多くも、キジは日本の “国鳥” である。
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アカバナ・3~綿毛

 アカバナ科アカバナ属の「アカバナ(赤花)」。湿地に生育する多年草で、秋にピンク色の小さな花を咲かせ、その後、棒状の果実を作る。果実は蒴果で、熟すと先端から4つに裂け、中から綿毛の付いた小さな種子を飛ばす。種子は蒴果の中で縦に並んで入っており、上から順番に風に飛ばされていく。
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ビヨウヤナギ・3~果実

 小山内裏公園の歩道脇で見つけた果実。既に種子を放出したあとだが、これは「ビヨウヤナギ(美容柳・未央柳)」の蒴果。花は毎年のように撮っていたが、果実は初めてになる。やはり季節それぞれの姿を観察してあげよう。ビヨウヤナギはオトギリソウ科オトギリソウ属の半常緑低木で、原産地は中国。日本には江戸時代に観賞用として渡来した。
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アキノノゲシ

 キク科アキノノゲシ属の「アキノノゲシ(秋の野罌粟)」。秋に咲く黄白色の花は私の好みだが、最近はきちんと撮っていなかった。花はすっかり終わってしまって、今は道端でこの姿。背丈は1メートルほどあるので、遠くからでも良く目立つ。綿毛は直径2センチほどの球体になり、綿毛の先端の痩果は長さ5~6ミリ。
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