サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング第4弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part4
トチノキ・1~黄葉
雑木林の中で空を見上げると「トチノキ(栃の木)」の大きな葉が綺麗に色付いていた。ムクロジ科(←トチノキ科)トチノキ属の落葉高木で、巨木になると高さ30メートルを超えるものもあるようだ。その葉は掌状複葉で、長さ30センチほどの5~7枚の小葉が集まって1枚の葉になっている。同じような大きさの葉のホオノキは掌状複葉ではなく、それぞれが独立した単葉になる。
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トウカエデ・1~街路樹
この界隈では良く見られる「トウカエデ(唐楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で名前の通り中国原産。18世紀に日本に入ってきたが、その後、各地で公園樹や街路樹として利用されている。葉っぱは “カエルの手” と言うよりは、 “アヒルの水かき” のようで、とても可愛らしい。
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イロハカエデ・1~紅葉
鮮やかな色を見せている「イロハカエデ(伊呂波楓)」。ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の落葉高木で、7裂した葉を “イロハ” と数え、また “カエデ” は、葉の形をカエルの手に譬えたものとされている。「イロハモミジ(伊呂波紅葉)」という呼び方が定着しているが、 “もみじ” という言葉は、古語の “もみづ” から来ており、“草もみじ” や “ヌルデもみじ” など、野山の樹々が赤や黄色に色付くことを意味している。 “モミジ” がイロハカエデを指すようになったのは、イロハカエデが紅葉する樹々の代表格だということだろう。
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ナンキンハゼ・1~紅葉
南大沢アウトレット前の歩道に植栽されている「ナンキンハゼ(南京黄櫨・南京櫨)」。トウダイグサ科ナンキンハゼ属の落葉高木で、その名の通り中国原産。紅葉が美しく、樹形も綺麗に整うので、街路樹や公園樹に多く利用されている。
葉の間に白い果実が見えるが、以前、これを採取して実生を楽しんだことがあった。発芽率は高く、確か7~8割はあったと思う。2年目には20センチ以上になり、秋には一人前に紅葉した。ナンキンハゼがお好きな方にはお勧め。
葉の間に白い果実が見えるが、以前、これを採取して実生を楽しんだことがあった。発芽率は高く、確か7~8割はあったと思う。2年目には20センチ以上になり、秋には一人前に紅葉した。ナンキンハゼがお好きな方にはお勧め。
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