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ジロボウエンゴサク・2~開花

 NHK大河ドラマ 『おんな城主 直虎』 を毎週興味深く見ている。井伊直虎は今まであまり知られていない主人公で、実際に女だったのか男だったのかは諸説あるが、ドラマでは柴咲コウさんが直虎を演じ、女城主としてストーリーが展開されている。最近の風潮なのか、男女の三角関係などややホームドラマ的になっているのは気になるところだが、知らなかった歴史の部分を知るのは楽しい。春風亭昇太さん演じる今川義元が早々に死んでしまったのは残念至極。ここはもう少し生き延びて欲しかったが、歴史は曲げられない。 “次郎” という名は、井伊家の家督を継ぐ男子の名だったが、いよいよ女の次郎法師が直虎として井伊家の当主となっていく。これからの展開に期待したい。 
 写真はケシ科キケマン属の「ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)」。 “次郎坊” とは紀州地方の方言で、スミレを “太郎坊” と呼ぶのに対し、この花を “次郎坊” と呼び、子供達が2つの花を絡ませて引っ張り合い、どちらが先にちぎれるかを競って遊んでいたようだ。同じ仲間のエンゴサクは中国原産の薬草。地下茎を乾燥させたものが、生薬の “延胡索” で、鎮痛の薬効がある。太田漢方胃腸薬や大正漢方胃腸薬の成分表に “延胡索” の名前があるので、その薬効は確かだろう。
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ヒメリュウキンカ・4~開花

 キンポウゲ科フィカリア属の「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」。水辺や湿地に生育する多年草でヨーロッパ原産。日本には園芸用に渡来した。花弁のように見えるものは萼片で、その外側に更に3枚の萼片があるが、これは開花するとすぐに脱落する。写真中央の花の萼片も取れかかっているようだ。一方、良く似た種にリュウキンカがあるが、そちらはリュウキンカ属で日本に自生しており、一番外側の3枚の萼片は無い。
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コシノカンアオイ

 先日、NHK番組 “ブラタモリ奄美大島編” で、タモリさんが奄美大島・徳之島にのみ生育するオオバカンアオイの花を見せられて、『えっ? これが花? 地味~ぃ!!』 と驚かれたのが面白かった。確かにカンアオイは私も植物観察を始めてから知った花だが、普通の人ならとても気付かない。アリが種を運んでくれるので高い場所に綺麗な花を咲かせる必要が無いのだと言う。そのオオバカンアオイは1メートル拡がるのに100年掛かると言われ絶滅危惧種とのことだった。確かに当地で見られるタマノカンアオイも、毎年どんどん葉が増え拡がっていくという感じではない。
 写真はウマノスズクサ科カンアオイ属の「コシノカンアオイ(越の寒葵)」。新潟県など本州の日本海側に生育するので “越” の名前が付けられている。葉は雪の下でも常緑を保っている。クイズで 『コシノカン●●● に続く言葉を埋めよ。』 と出されれば、やはり銘酒 『越乃寒梅』 だろう。これは東京薬科大学自然観察路のもの。
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ソメイヨシノ・8~開花2017

 都心の開花から9日遅れで、今日、我が家の「ソメイヨシノ(染井吉野)」が開花した。日中は気温がずいぶん上がったのできっと咲いているだろうと思って先ほど帰宅したら、予想通り数輪の開花が確認できた。去年よりは1週間ほど遅い。ソメイヨシノはバラ科サクラ属の落葉高木。
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ヒサカキ・3~雌花

 首都大学西の欅歩道橋脇を通った時に感じた仄かなガス臭。これは「ヒサカキ(姫榊)」の香りで、花は小さく枝に下向きに付くので見逃すことが多いが、この香りで開花に気付かされる。雌雄異株でこれは雌花。花色は白花のほかに写真のような紅花品種もある。ヒサカキはサカキ科(←ツバキ科)ヒサカキ属の常緑小低木。
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