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ヤブザクラ・2~開花

 小山内裏公園に咲く「ヤブザクラ(藪桜)」。バラ科サクラ属の落葉高木で、マメザクラとエドヒガンの自然交配種だと考えられている。ヤブザクラは多摩丘陵の限られた地域にのみ分布しており、ソメイヨシノよりも早く咲き始める。通常のサクラの染色体は16本の2倍体だが、ヤブザクラの染色体は24本の3倍体のため、種子は出来ず、根から芽が出てクローン(栄養繁殖)によって増えていく。この地域に自生するホシザクラもヤブザクラと同様に、マメザクラとエドヒガンの自然交雑種とされている。
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マメザクラ・2~満開

 満開になってもソメイヨシノなどのような華やかさは無く、下向きの花にとても風情が感じられる「マメザクラ(豆桜)」。富士山周辺や箱根などに自生していて「フジザクラ(富士桜)」や「ハコネザクラ(箱根桜)」とも呼ばれる。 “豆” の名前の通り、ソメイヨシノやヤマザクラのような大木にはならず、花も小振り。
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