goo

アケボノアセビ・4~小山内裏公園

 小山内裏公園の戦車道路に植栽されている「アケボノアセビ(曙馬酔木)」。日中の気温が上がりおちょぼ口の先が少し開き始めた。アケボノアセビはツツジ科アセビ属の常緑低木で、白花のアセビに対して紅色を帯びる園芸品種をこのように呼んでいる。
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )

アケボノスギ・4~東京薬科大学

 先日、大石やかた公園で見た樹では高い枝で見えにくかったが、東京薬科大学キャンパスで低い枝に付いている雄花序の蕾を間近で見ることができた。「アケボノスギ(曙杉)」はヒノキ科(←スギ科)アケボノスギ属の落葉高木で、一般的には「メタセコイア(Metasequoia)」と呼ばれる。雄花序は高い枝に付くことが多く、冬の間はこの姿で過ごし、3月下旬に開花する。ここなら久し振りに雄花の開花が見られそうだ。雌花も高い枝に付くことが多く、またこの時期は葉芽と見分けがつきにくいので開花の頃にまた確認しよう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

モクレイシ

 ニシキギ科モクレイシ属の「モクレイシ(木茘枝)」。ニシキギ科の花らしく地味にひっそりと花を咲かせていた。モクレイシは雌雄異株で写真は雄花。4本の雄蕊が見える。レイシ(茘枝)はライチのことだが、ライチはムクロジ科で科が違う。それではなぜレイシの名前が付けられたかというといささかややこしい。私はゴーヤチャンプルが好物だが、そのゴーヤのことをツルレイシ(蔓茘枝)と呼ぶ。ゴーヤの果実の表面はご存知の通りブツブツで、それがレイシに似ていることからそれが蔓性のレイシ、つまりツルレイシということになった。更にゴーヤは熟すと皮が黄色くなり縦に裂けて中から赤い種子が顔を出す。モクレイシの果実も熟すと赤い種子が出てくるので “蔓のレイシ” に対して “木のレイシ” となったわけだ。
コメント ( 18 ) | Trackback ( 0 )

ギンヨウアカシア・4~蕾

 日当りの良い場所では既に開花しているものもあるが、ここ松木公園横の樹はまだ蕾の状態だった。「ギンヨウアカシア(銀葉あかしあ)」はマメ科アカシア属の常緑高木で、葉が銀灰色をしていることから名付けられている。 “ミモザ(Mimosa)” とも呼ばれているが、ミモザはオジギソウ属のことで、誤用が一般的になってしまった。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ダンコウバイ・7~春の陽

 今日は東京マラソン2017が開催され、ケニアのキプサング選手が2時間3分58秒という国内レースで初の2時間3分台を出した。今回からゴールが東京駅になり、新しく墨田区を通り門前仲町で折り返すなどコースが変更され、更に記録更新が狙えるという設定になり、その評判通り好記録が続出した。天気が良すぎて気温が高くなったが、市民ランナーにとってはこれくらいがちょうど良い。私が7年前に初めて走った東京マラソンの時は冷たい雨に時々雪がちらつく天候で、とても寒かったことを思い出す。
 写真は暖かい春の日差しを浴びて花序が拡がり始めた「ダンコウバイ(壇香梅)」。クスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。写真は雄花で直径3~4ミリの小花が6~7個まとまって散形花序を作っている。ダンコウバイの葉は先端が3裂する特徴的な形をしており、雑木林の中でも葉が繁ると見つけ易い。
コメント ( 14 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ