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引用OKす。

ロシアで「原子力推進エンジン付き核ミサイル」が爆発、核実験準備中に誤爆

2019-08-11 18:33:25 | 海外・国内政治情報等
以前のニュースと併せてみよう。


ロシア軍の新兵器「ポセイドン」が超大型の原子力推進核魚雷と判明
2018/7/20(金) 12:18
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20180720-00090067/

 7月19日、ロシア国防省は3月に初公表した新兵器6種類の新たな映像を公開しました。このうちの特に謎に包まれていた2種類の原子力推進兵器、海洋多目的システム「ポセイドン」と原子力推進巡航ミサイル「ブレヴェスニク」の形状が新たに判明し注目されています。

 ポセイドンは驚くべき大きさの超大型核魚雷であることが分かりました。ロシア国防省は「海洋多目的システム」と銘打っていますが魚雷をそのまま巨大化した形状です。近くに立っている人間の大きさと比べて見ても直径2m近くはあるでしょう。通常の魚雷が直径53cm程度であることを考えると異常な大きさです。過去に超大型核魚雷は冷戦初期にソ連海軍で計画された戦略核魚雷T15がありましたが、電気モーター駆動で射程が短いことが問題となり不採用に終わっています。新たなポセイドンは原子力推進化することで無限の航続距離を得て、問題を解決する気なのでしょう。

超大型原子力推進核魚雷ポセイドン
原子力推進巡航ミサイル「ブレヴェスニク」

 もう一つの原子力推進兵器、原子力推進巡航ミサイル「ブレヴェスニク」も新たに形状が判明する動画が公開されています。ただし重要な部分はカバーで隠されており、新たな情報を読み取ることが出来ません。

 見た限りは大きさも形状も従来の普通の巡航ミサイルとあまり変わりがありません。折り畳み主翼は高翼式で、低翼式のKh-101巡航ミサイルとは異なるものだとは分かります。飛行中を遠距離から撮影した映像は解像度が低く、エンジンやエアインテイクがどうなっているかは何も分かりません。主翼の後退角は浅く、マッハを超えられない亜音速で飛翔するミサイルだと推定できます。全体的な印象からは、とても普通です・・・あまりにも普通過ぎるので、映像そのものが欺瞞情報かと疑いたくなるほどです。これが本当に原子力推進の巡航ミサイルなのかと、逆に首を傾げてしまいます。ブレヴェスニクについては、今回の新たな映像公開で謎は深まったかもしれません。今回の飛行試験は通常のジェットエンジンを搭載していたというロシア国内の報道もあります。それでもミサイルの大きさは同じになる予定でしょうから、大きさが普通であること自体が驚きです。

 なお3月に初公表された新兵器6種類のうち他の4種類も今回同時に新映像が公開されましたが、ポセイドンとブレヴェスニクの映像のような新規性は無く、注目されている極超音速滑空翼体「アヴァンガールト」は依然として滑空翼体の形状など詳細が何も分からない状況が続いています。




軍実験場爆発、深刻事故指摘も=原子力企業職員5人死亡-ロシア北部
2019年08月11日16時42分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081100118&g=int

 【モスクワ時事】ロシア北部アルハンゲリスク州で8日に起きた軍のミサイル実験に伴う爆発事故で、国営原子力企業ロスアトムの従業員5人が死亡したことが10日、明らかになった。国防省は当初「液体燃料エンジン」の実験中の爆発で2人が死亡したと発表。しかし、近隣地域での一時的な放射線量の上昇に加え、原子力企業の関わりが判明し、ロシアが開発を進める原子力推進式ミサイルの実験中に深刻な事故が起きた可能性が指摘されている。

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