とめどもないことをつらつらと

日々の雑感などを書いて行こうと思います。
草稿に近く、人に読まれる事を前提としていません。
引用OKす。

実際問題何のために努力するのか? 自分のため? 社会のため? 

2019-08-11 22:57:35 | 労働
もうちょっと昔であれば「お国のため」と言うのが普通であったのだが、今ではあまり使われない。

社会集団に自分の努力の成果を寄与すべきなのか? 
でも私は、私が所属した企業グループで、健康を害すほどに働いて尽くしたつもりだったのだが(そして結果も当時はそれなりに残したつもりだったが)、健康を害した後に事故が発生し、その事故の責任が末端の私のせいとなり、人生そのものが潰れた。

つまり、今で言うと「会社のため」にそれなりに頑張ったつもりだったが、自分の実力が不足していたのか、それとも裏切られたのか、私は私の望む結果が得られなかった。

となると個人のため、と言うのが一番賢そうに見えるのだが、これを選択することは果たして正しいのだろうか。

アメリカの個人投資家は、慈善団体への寄付を盛んにして入るが、事業努力そのものは、公的集団ではなく私的営利に向けている。
その過程において剰余した利益を寄付しているのであって、自分の行動努力は社会に寄与せしめてなどいない。むしろその逆の個人主義がアメリカでは台頭しているように見える。

日本の企業経営者は、下に集団への奉仕精神を喧伝しはするけれども、本人は一体どうかというとそうでもないように見える。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私の記憶領域に限界がある(2) | トップ | 女性しか生まれない村 代々... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

労働」カテゴリの最新記事