読んだ本の数:34冊読んだページ数:8457ページ四色(よしき)の藍(あい)の感想とりあえずページターナーなのだけど、ストーリーがなんだかバタバタとしてもう少し整理できたのでは?と思われる。藍についての蘊蓄ももう少しあったらよかった。読了日:11月23日 著者:西條奈加
賢者はベンチで思索するの感想なんとなく安楽椅子探偵ものだと敬遠していたのだけれど、安穏な安楽椅子探偵ではなくて、なかなか刺激的で面白かった。こういう方とお知り合いになりたい❤読了日:11月22日 著者:近藤史恵
歴史をつかむ技法 (新潮新書)の感想たかが新書1冊で「日本史の流れ」をつかむことはできるはずもないけれど、"研究者"が今どう考えているのか知る便にはなるかと思う。ちょっとあやふやなところを確認できてよかった。歴史を学ぶためには歴史研究者が書いた新書から読んで行けばよいとの仰せ。新書もこの頃は必ずしも信用できるとは言えないように思うけど。ただトンデモ歴史を信用していたとしても、それが個人に留まっていれば特に誰にも迷惑はかけないのだよね。読了日:11月22日 著者:山本博文
みんなの少年探偵団 (一般書)の感想江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾(!)だそうで、装丁までそれらしく、オマージュなのだなぁ、きっと。私自身が(この年で)怪人二十面相になんの思い入れもないのだけど、この若い作家さんたちはほんとうに懐かしいと思っていらっしゃるのだろうか。ま、いいや。それぞれのアイデアでひねって作られた物語はけっこう面白かった。ただ(繰り返すが)私自身は怪人二十面相になんの思い入れもないのが残念と言えば残念。万城目が書いているので読んだだけ。読了日:11月21日 著者:万城目学,湊かなえ,小路幸也,向井湘吾,藤谷治
女帝エカテリーナ 1 (KCデラックス)読了日:11月21日 著者:池田理代子,アンリ・トロワイヤ
女帝エカテリーナ 2 (KCデラックス)読了日:11月21日 著者:池田理代子,アンリ・トロワイヤ
女帝エカテリーナ(3) (KCデラックス )読了日:11月21日 著者:池田理代子
女帝エカテリーナ(4) (KCデラックス )の感想「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」にエカテリーナがヴァイオリニストのヴィオッティに宝石まみれの金のミニチュアヴァイオリンを贈ったとあり、エルミタージュ美術館に行きたいと言いながらエカテリーナのことを知らないことに気づき、ちょうど刊行されたばかりの本書を。まぁ全4巻なのであらすじではあるけれど、数奇な生涯の片鱗をうかがうことはできたかな。ヴィオッティについては全く触れられず、エルミタージュについてもかすっただけだったが。読了日:11月21日 著者:池田理代子
鬼役〈1〉 (光文社時代小説文庫)の感想なんでこれを読みたいと思ったのかわからないのだが、図書館に予約していたのが来たので読む。鬼役(将軍の毒味役)という初見の職種が主人公で、幕府の職制組織図等新味だったのだが、どうも主人公に共感を持たず・・・続けて読むかどうかは迷うところ。読了日:11月20日 著者:坂岡真
ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 (創元推理文庫)の感想前作から1年後の設定。シリーズ化は難しいかと思っていたが、ヴァイオリンの蘊蓄のみならず、19世紀初頭のヨーロッパ史も含めて面白かった。にやり、くすりも健在で、ヴァイオリニスト養成のあれこれや、ロッシーニのワーグナー評など。読了日:11月20日 著者:ポール・アダム
新友禅の謎 (鎌倉河岸捕物控〈二十五の巻〉)の感想政次が呉服屋の手代だったことを生かす作。 マンネリと言えばマンネリなのだろうけれど、息災を尊ぶ気持ちで出版を待っている。読了日:11月16日 著者:佐伯泰英
かけおちるの感想窮乏する藩を救おうとする興産掛の真面目な努力を重々しく描きながら、この結末は唖然。不必要な3組の駆け落ちになってしまって、結局は言葉が欠け落ちていたという、表の艱難辛苦の割に裏の浅知恵が・・・がっかりだなぁ。読了日:11月14日 著者:青山文平
鬼はもとより (文芸書)の感想デビュー作の次は最新作を。元々が経済系の方らしい作。藩札ひとつでこのように回るのは一種おとぎ話だろうが、武士とは、貧しさとは、考えさせられました。ざぶざぶ銀行券を印刷している今の情勢を鑑みると余計に。命を懸けて、鬼になる覚悟はあるのだろうか。読了日:11月14日 著者:青山文平
白樫の樹の下での感想平成23年第18回松本清張賞を受賞した本作がデビュー作!(純文学は書いていたらしいが) 久しぶりに(藤沢周平のような)折り目正しい時代小説を読んだ気がした。難を言えば人が死にすぎていると思うが、登の慟哭のためには致し方なかったか。読了日:11月13日 著者:青山文平
カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)の感想いちおう終結らしきところへ。藤原の影響を剥ぐというなら京都ではなく飛鳥に還らなければならないと思うが? 京都のネームバリューに縋ったか。読了日:11月13日 著者:高田崇史
英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)の感想図書館で順番が来てやっと続編を読む。どうしても二番煎じの印象はぬぐえないがそれなりに面白い。エピローグはプロローグと対になっていないといけないと思うが違ったかな。前作を読んでいないひとのためにシチュエーションを概説したプロローグがあったら良かったと思う。読了日:11月11日 著者:マイケル・ブース
函館水上警察の感想いちおうミステリーなのだが、明治24年の函館(そして日本)の位置づけ等うかがえてそこが面白かった。また、森林太郎(鴎外)を探偵役にした明治15年の函館もうまくできていると思う。読了日:11月10日 著者:高城高
道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫)の感想『平安妖異伝』の続きを読みたかったのだが、本書は『平安妖異伝』の設定を借りてのファンタジーで、(解説では『魔笛』をあげていたが)『西遊記』だった。この後の道長を思うと欲に惑わされた邪になったと思うべきか? 読まなくてよかったなぁ。読了日:11月9日 著者:平岩弓枝
平安妖異伝 (新潮文庫)の感想まだ彰子が抱っこされている若き日の道長。すっと読めるのだが、もう少し妖異色が強くてもいいかなと思う。10編あるが、5編くらいで。読了日:11月8日 著者:平岩弓枝
木暮荘物語 (祥伝社文庫)の感想やはり三浦しをんは物語を描くのが上手いなぁと思う。各世代の言葉遣いの書き分けだけでも。各人のその後は気になるので続編がほしいと思ってしまうけれど、読者それぞれの想像に任せた方がよいのかな。読了日:11月8日 著者:三浦しをん
装丁道場―28人がデザインする『吾輩は猫である』の感想日頃装丁を注視したことがなかったので、装丁というものをどういう風に考えるかという点が面白かった。現実に出版するための装丁ではなかったのでちょっと違うのかとは思う。28冊の『吾輩は猫である』が出来上がったが、結局欲しいと思うのはなかった。¥1400という設定は中途半端だったかもしれない。読了日:11月7日 著者:
カンナ 出雲の顕在 (講談社文庫)の感想読むつもりのなかったカンナシリーズなのだがたまたま文庫化を目にして、出雲に興味があったので。この人の場合小説部分に気をとられては読むのが辛い。井沢さんみたいに潔く小説をあきらめたらよいのに。次作でシリーズ最終だそうで、読むしかないのだろうなぁ。読了日:11月7日 著者:高田崇史
センス・オブ・ワンダーの感想著者の死で不完全な出版なのかもしれないけれど、著者側の思いはよくわかったが、ではその思いを伝えられたはずのロジャー(姪の子)がどのように受け止め、大人になってどう思っているかがはっきりせず、ひょっとすると自己満足に終わるのではないかという一抹の危惧を感じた。間違ったことは言ってはいないと思うけれど。読了日:11月7日 著者:レイチェル・L.カーソン
清水寺の謎 なぜ「舞台」は造られたのか (祥伝社黄金文庫)の感想なぜ「舞台」は造られたのかと大きく盛り上げているが、それはあっさり。久しぶりに行ってみたくなるが、観光客の数がねぇ。京都はもう飽和状態。読了日:11月7日 著者:加藤眞吾
こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙 (実業之日本社文庫)の感想まさか続編が出るとは思わなかったこなもん屋うま子。某市長の応援歌なのだろうか?単におちょくってるのだろうか?(めっちゃ雰囲気出てるけど)読了日:11月7日 著者:田中啓文
美術手帖 2014年 08月号の感想印象派の生まれた時代背景について最近気がついたばかりだったので面白かった。 印象派が浮世絵などジャポニスムにどのように影響を受けているかという展を立て続けに観たのだが、その点についてはほとんど触れられていなかったのが少々さびしい。読了日:11月5日 著者:
相も変わらず きりきり舞いの感想まぁ、落ち着くところへ落ち着いて・・・一件落着。十返舎一九の晩年を実感できてよかった。読了日:11月5日 著者:諸田玲子
シニアのためのライトフレンチの感想田村さんのレシピ集なのだが、ていねいに作り方を書いてくださっていても(私が)家庭で作ることはないだろうと思ったのだが、巻末「シニアのための栄養学と調理の基本」が、食環境、音楽の選択まで書かれていて興味深かった。読了日:11月5日 著者:田村良雄
美術手帖 2014年 09月号の感想フィクション、ノンフィクションを問わず贋作ものはよく読んでいるのでそれほど目新しいことが書いてあるわけではなかったけれど、「贋作ってなに?」と正面から問われると確かにその本質は曖昧ということを改めて確認。読了日:11月5日 著者:
きりきり舞いの感想十返舎一九の娘舞が主人公。そこそこの事実に基づいているのかしら。軽く読みやすかったのだが、もうちょっと舞を下げた方が読みやすいかなぁ。少々鼻に衝く。読了日:11月4日 著者:諸田玲子
ジェファーソンの密約 下 (竹書房文庫)の感想快調に読了。インディ・ジョーンズ的ではあるけれど、ジェファーソン、ネイティブ・アメリカン、モルモン教、ナノ・テクノロジー・・・詳しいことを知らなかったのだと改めて気づかされた。火山については特に日本人は身につまされる。次作も楽しみ。読了日:11月3日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ジェファーソンの密約 上 (竹書房文庫)の感想アメリカでこの手の物が書けるとは思わなかった。一気読み。下巻へ。シリーズの読者には邪魔な背景説明(例えばシグマフォースの組織とか)がないのだが、シリーズの読者にはありがたいが、いいのかなという気がしてしまう。読了日:11月3日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ハケンアニメ!の感想原宿ブックカフェ(TV)で辻村さんを見て、辻が綾辻の辻をいただいたという話を聞いて、本書を紹介していたので読んだのだが、勝手にミステリーだと思ったのは間違いだったらしい。アニメ業界のお仕事小説で、アニメ業界に関心があればもっと面白かったのだろう。人間の気持ちを描くのに優れた作家さんなのだと思う。 読了日:11月2日 著者:辻村深月
暗殺 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)の感想積読の山に(文字通り)埋もれていて、やっと発掘して読了。井伊直弼の心情に踏み入ったのが新鮮。このシリーズはあまりに簡単に物事が進むので、あらすじのようなところが残念。もう少し深めてくれてもいいのだが。(文句を言いつつも読みますけど)読了日:11月1日 著者:佐伯泰英
賢者はベンチで思索するの感想なんとなく安楽椅子探偵ものだと敬遠していたのだけれど、安穏な安楽椅子探偵ではなくて、なかなか刺激的で面白かった。こういう方とお知り合いになりたい❤読了日:11月22日 著者:近藤史恵
歴史をつかむ技法 (新潮新書)の感想たかが新書1冊で「日本史の流れ」をつかむことはできるはずもないけれど、"研究者"が今どう考えているのか知る便にはなるかと思う。ちょっとあやふやなところを確認できてよかった。歴史を学ぶためには歴史研究者が書いた新書から読んで行けばよいとの仰せ。新書もこの頃は必ずしも信用できるとは言えないように思うけど。ただトンデモ歴史を信用していたとしても、それが個人に留まっていれば特に誰にも迷惑はかけないのだよね。読了日:11月22日 著者:山本博文
みんなの少年探偵団 (一般書)の感想江戸川乱歩生誕120年記念プロジェクト第一弾(!)だそうで、装丁までそれらしく、オマージュなのだなぁ、きっと。私自身が(この年で)怪人二十面相になんの思い入れもないのだけど、この若い作家さんたちはほんとうに懐かしいと思っていらっしゃるのだろうか。ま、いいや。それぞれのアイデアでひねって作られた物語はけっこう面白かった。ただ(繰り返すが)私自身は怪人二十面相になんの思い入れもないのが残念と言えば残念。万城目が書いているので読んだだけ。読了日:11月21日 著者:万城目学,湊かなえ,小路幸也,向井湘吾,藤谷治
女帝エカテリーナ 1 (KCデラックス)読了日:11月21日 著者:池田理代子,アンリ・トロワイヤ
女帝エカテリーナ 2 (KCデラックス)読了日:11月21日 著者:池田理代子,アンリ・トロワイヤ
女帝エカテリーナ(3) (KCデラックス )読了日:11月21日 著者:池田理代子
女帝エカテリーナ(4) (KCデラックス )の感想「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」にエカテリーナがヴァイオリニストのヴィオッティに宝石まみれの金のミニチュアヴァイオリンを贈ったとあり、エルミタージュ美術館に行きたいと言いながらエカテリーナのことを知らないことに気づき、ちょうど刊行されたばかりの本書を。まぁ全4巻なのであらすじではあるけれど、数奇な生涯の片鱗をうかがうことはできたかな。ヴィオッティについては全く触れられず、エルミタージュについてもかすっただけだったが。読了日:11月21日 著者:池田理代子
鬼役〈1〉 (光文社時代小説文庫)の感想なんでこれを読みたいと思ったのかわからないのだが、図書館に予約していたのが来たので読む。鬼役(将軍の毒味役)という初見の職種が主人公で、幕府の職制組織図等新味だったのだが、どうも主人公に共感を持たず・・・続けて読むかどうかは迷うところ。読了日:11月20日 著者:坂岡真
ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密 (創元推理文庫)の感想前作から1年後の設定。シリーズ化は難しいかと思っていたが、ヴァイオリンの蘊蓄のみならず、19世紀初頭のヨーロッパ史も含めて面白かった。にやり、くすりも健在で、ヴァイオリニスト養成のあれこれや、ロッシーニのワーグナー評など。読了日:11月20日 著者:ポール・アダム
新友禅の謎 (鎌倉河岸捕物控〈二十五の巻〉)の感想政次が呉服屋の手代だったことを生かす作。 マンネリと言えばマンネリなのだろうけれど、息災を尊ぶ気持ちで出版を待っている。読了日:11月16日 著者:佐伯泰英
かけおちるの感想窮乏する藩を救おうとする興産掛の真面目な努力を重々しく描きながら、この結末は唖然。不必要な3組の駆け落ちになってしまって、結局は言葉が欠け落ちていたという、表の艱難辛苦の割に裏の浅知恵が・・・がっかりだなぁ。読了日:11月14日 著者:青山文平
鬼はもとより (文芸書)の感想デビュー作の次は最新作を。元々が経済系の方らしい作。藩札ひとつでこのように回るのは一種おとぎ話だろうが、武士とは、貧しさとは、考えさせられました。ざぶざぶ銀行券を印刷している今の情勢を鑑みると余計に。命を懸けて、鬼になる覚悟はあるのだろうか。読了日:11月14日 著者:青山文平
白樫の樹の下での感想平成23年第18回松本清張賞を受賞した本作がデビュー作!(純文学は書いていたらしいが) 久しぶりに(藤沢周平のような)折り目正しい時代小説を読んだ気がした。難を言えば人が死にすぎていると思うが、登の慟哭のためには致し方なかったか。読了日:11月13日 著者:青山文平
カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)の感想いちおう終結らしきところへ。藤原の影響を剥ぐというなら京都ではなく飛鳥に還らなければならないと思うが? 京都のネームバリューに縋ったか。読了日:11月13日 著者:高田崇史
英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)の感想図書館で順番が来てやっと続編を読む。どうしても二番煎じの印象はぬぐえないがそれなりに面白い。エピローグはプロローグと対になっていないといけないと思うが違ったかな。前作を読んでいないひとのためにシチュエーションを概説したプロローグがあったら良かったと思う。読了日:11月11日 著者:マイケル・ブース
函館水上警察の感想いちおうミステリーなのだが、明治24年の函館(そして日本)の位置づけ等うかがえてそこが面白かった。また、森林太郎(鴎外)を探偵役にした明治15年の函館もうまくできていると思う。読了日:11月10日 著者:高城高
道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫)の感想『平安妖異伝』の続きを読みたかったのだが、本書は『平安妖異伝』の設定を借りてのファンタジーで、(解説では『魔笛』をあげていたが)『西遊記』だった。この後の道長を思うと欲に惑わされた邪になったと思うべきか? 読まなくてよかったなぁ。読了日:11月9日 著者:平岩弓枝
平安妖異伝 (新潮文庫)の感想まだ彰子が抱っこされている若き日の道長。すっと読めるのだが、もう少し妖異色が強くてもいいかなと思う。10編あるが、5編くらいで。読了日:11月8日 著者:平岩弓枝
木暮荘物語 (祥伝社文庫)の感想やはり三浦しをんは物語を描くのが上手いなぁと思う。各世代の言葉遣いの書き分けだけでも。各人のその後は気になるので続編がほしいと思ってしまうけれど、読者それぞれの想像に任せた方がよいのかな。読了日:11月8日 著者:三浦しをん
装丁道場―28人がデザインする『吾輩は猫である』の感想日頃装丁を注視したことがなかったので、装丁というものをどういう風に考えるかという点が面白かった。現実に出版するための装丁ではなかったのでちょっと違うのかとは思う。28冊の『吾輩は猫である』が出来上がったが、結局欲しいと思うのはなかった。¥1400という設定は中途半端だったかもしれない。読了日:11月7日 著者:
カンナ 出雲の顕在 (講談社文庫)の感想読むつもりのなかったカンナシリーズなのだがたまたま文庫化を目にして、出雲に興味があったので。この人の場合小説部分に気をとられては読むのが辛い。井沢さんみたいに潔く小説をあきらめたらよいのに。次作でシリーズ最終だそうで、読むしかないのだろうなぁ。読了日:11月7日 著者:高田崇史
センス・オブ・ワンダーの感想著者の死で不完全な出版なのかもしれないけれど、著者側の思いはよくわかったが、ではその思いを伝えられたはずのロジャー(姪の子)がどのように受け止め、大人になってどう思っているかがはっきりせず、ひょっとすると自己満足に終わるのではないかという一抹の危惧を感じた。間違ったことは言ってはいないと思うけれど。読了日:11月7日 著者:レイチェル・L.カーソン
清水寺の謎 なぜ「舞台」は造られたのか (祥伝社黄金文庫)の感想なぜ「舞台」は造られたのかと大きく盛り上げているが、それはあっさり。久しぶりに行ってみたくなるが、観光客の数がねぇ。京都はもう飽和状態。読了日:11月7日 著者:加藤眞吾
こなもん屋うま子 大阪グルメ総選挙 (実業之日本社文庫)の感想まさか続編が出るとは思わなかったこなもん屋うま子。某市長の応援歌なのだろうか?単におちょくってるのだろうか?(めっちゃ雰囲気出てるけど)読了日:11月7日 著者:田中啓文
美術手帖 2014年 08月号の感想印象派の生まれた時代背景について最近気がついたばかりだったので面白かった。 印象派が浮世絵などジャポニスムにどのように影響を受けているかという展を立て続けに観たのだが、その点についてはほとんど触れられていなかったのが少々さびしい。読了日:11月5日 著者:
相も変わらず きりきり舞いの感想まぁ、落ち着くところへ落ち着いて・・・一件落着。十返舎一九の晩年を実感できてよかった。読了日:11月5日 著者:諸田玲子
シニアのためのライトフレンチの感想田村さんのレシピ集なのだが、ていねいに作り方を書いてくださっていても(私が)家庭で作ることはないだろうと思ったのだが、巻末「シニアのための栄養学と調理の基本」が、食環境、音楽の選択まで書かれていて興味深かった。読了日:11月5日 著者:田村良雄
美術手帖 2014年 09月号の感想フィクション、ノンフィクションを問わず贋作ものはよく読んでいるのでそれほど目新しいことが書いてあるわけではなかったけれど、「贋作ってなに?」と正面から問われると確かにその本質は曖昧ということを改めて確認。読了日:11月5日 著者:
きりきり舞いの感想十返舎一九の娘舞が主人公。そこそこの事実に基づいているのかしら。軽く読みやすかったのだが、もうちょっと舞を下げた方が読みやすいかなぁ。少々鼻に衝く。読了日:11月4日 著者:諸田玲子
ジェファーソンの密約 下 (竹書房文庫)の感想快調に読了。インディ・ジョーンズ的ではあるけれど、ジェファーソン、ネイティブ・アメリカン、モルモン教、ナノ・テクノロジー・・・詳しいことを知らなかったのだと改めて気づかされた。火山については特に日本人は身につまされる。次作も楽しみ。読了日:11月3日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ジェファーソンの密約 上 (竹書房文庫)の感想アメリカでこの手の物が書けるとは思わなかった。一気読み。下巻へ。シリーズの読者には邪魔な背景説明(例えばシグマフォースの組織とか)がないのだが、シリーズの読者にはありがたいが、いいのかなという気がしてしまう。読了日:11月3日 著者:ジェームズ・ロリンズ
ハケンアニメ!の感想原宿ブックカフェ(TV)で辻村さんを見て、辻が綾辻の辻をいただいたという話を聞いて、本書を紹介していたので読んだのだが、勝手にミステリーだと思ったのは間違いだったらしい。アニメ業界のお仕事小説で、アニメ業界に関心があればもっと面白かったのだろう。人間の気持ちを描くのに優れた作家さんなのだと思う。 読了日:11月2日 著者:辻村深月
暗殺 交代寄合伊那衆異聞 (講談社文庫)の感想積読の山に(文字通り)埋もれていて、やっと発掘して読了。井伊直弼の心情に踏み入ったのが新鮮。このシリーズはあまりに簡単に物事が進むので、あらすじのようなところが残念。もう少し深めてくれてもいいのだが。(文句を言いつつも読みますけど)読了日:11月1日 著者:佐伯泰英