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ザルツブルク音楽祭2002 TURANDOT トゥーランドット(日本語字幕)

2019年08月03日 | YOU TUBE music

ザルツブルク音楽祭2002 TURANDOT トゥーランドット(日本語字幕)

あらすじ

時と場所:いつとも知れない伝説時代の北京

第1幕

宮殿の城壁前の広場。役人が群衆に宣言する「美しいトゥーランドット姫に求婚する男は、彼女の出題する3つの謎を解かなければならない。解けない場合その男は斬首される」今日も謎解きに失敗したペルシアの王子が、月の出とともに斬首されるべく、喝采する群衆の中を引き立てられてくる。敗戦により、国を追われて放浪中の身であるダッタン国の王子カラフは、召使いのリューに手を引かれながらさ迷う盲目の父、ダッタン国の元国王ティムールを発見し、3人は互いに再会を喜ぶ。ペルシア王子処刑の様子を見にトゥーランドット姫が広場に現れ、カラフは一目見てその美しさの虜となる。ティムール、リュー、そして宮廷の3大臣ピン、ポン、パンが思いとどまるよう説得するが、カラフはトゥーランドットの名を叫びながら銅鑼を3回打ち鳴らし、自らが新たな求婚者となることを宣言する。第1幕では、トゥーランドット姫は一切声を発さない。

第2幕

ピン、ポン、パンの三大臣が軽妙なやりとりで姫とカラフの噂話をしている。そのうち、帝の出御となり群衆が集まる。万歳の叫び声の中、皇帝アルトウームがカラフに無謀な試みをやめるよう説得するがカラフは耳を貸さない。こうして姫が冷やかな表情で出てくる。

カラフの謎解きの場面。トゥーランドット姫は、何故自分がこのような謎を出題し、男性の求婚を断ってきたのかの由来を改めて述べる「かつて美しいロウ・リン姫は、異国の男性に騙され、絶望のうちに死んだ。自分は彼女に成り代わって世の全ての男性に復讐を果たす」。

第一の謎「毎夜生まれては明け方に消えるものは?」カラフ曰く「それは希望」第二の謎「赤く、炎の如く熱いが、火ではないものは?」「それは血潮」カラフは2つまでも正解を返す。最後の謎「氷のように冷たいが、周囲を焼き焦がすものは?」カラフは暫く悩むが、これも「トゥーランドット!」と正答する。

謎がことごとく打破されたトゥーランドット姫は父アルトゥーム皇帝に「私は結婚などしたくない」と哀願するが、皇帝は「約束は約束」と娘に翻意を促す。カラフは姫に対して「それでは私もたった一つの謎を出そう。私の名は誰も知らないはず。明日の夜明けまでに私の名を知れば、私は潔く死のう」と提案する。

第3幕

北京の街にはトゥーランドット姫の命令が下る。「今夜は誰も寝てはならぬ。求婚者の名を解き明かすことができなかったら住民は皆死刑とする」カラフは「姫も冷たい部屋で眠れぬ一夜を過ごしているに違いない。夜明けには私は勝利するだろう」とその希望を高らかに歌う。ピン、ポン、パンの3大臣は多くの美女たちと財宝を彼に提供、姫への求婚を取り下げるよう願うが、カラフは拒絶する。ティムールとリューが、求婚者の名を知る者として捕縛され連行されてくる。名前を白状しろ、とリューは拷問を受けるが、彼女は口を閉ざし、衛兵の剣を奪い取って自刃する。リューの死を悼んで、群衆、3大臣など全員が去り、トゥーランドット姫と王子だけが残される。

王子は姫に熱い接吻をする。リューの献身を目の当たりにしてから姫の冷たい心にも変化が生じており、彼を愛するようになる。ここで王子ははじめて自らの名がカラフであることを告げる。「名前がわかった」と姫は人々を呼び戻す。

トゥーランドットとカラフは皇帝の玉座の前に進み出る。姫は「彼の名は……『愛』です」と宣言する。群衆は愛の勝利を高らかに賛美、皇帝万歳を歌い上げる中、幕。


与党、優遇除外「韓国信頼できず」=野党は対話要求-日韓関係 (JIJI.COM 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど

与党、優遇除外「韓国信頼できず」=野党は対話要求-日韓関係 (JIJI.COM 2019/08/03)~

野党の政治家で民団、在日から献金を受け取っていた。
民主党の政治家が受け取っていた。
you tubeに残っている。
タンカーの海上警護の必要性、韓国の反日姿勢を問題にし、争点にしたら選挙に勝てる。
与党でも韓国との癒着の疑いのある日韓議員連盟の議員たち、疑念があるね。
旧民主党⇒立憲民主党、国民民主党の議員たち。
献金を受け取っているからね、韓国のために動かないとならない。


 政府が2日、輸出管理の優遇対象国から韓国を除外したことをめぐり、与党からは「韓国は信頼できない」などと支持する声が相次いだ。

 野党は悪化する日韓関係に懸念を示し、政府に対し改善に向けた対話を求めた。

 自民党の甘利明選対委員長は記者団に、輸出管理に関する定期協議を拒否してきたとして韓国を批判。「『政治的に対立しているから』と言うが、貿易管理とは別問題だ。信頼できる国ではないと自ら証明している」と厳しい表情で語った。

 同党の岸田文雄政調会長も記者団に「輸出管理を適切に実施するための見直しで、自由貿易とも矛盾しない」と指摘。公明党の斉藤鉄夫幹事長は「韓国の輸出管理に不備があるのは事実だ」と述べた。その上で、韓国側が民間交流を相次いで中止していることについて「やりすぎだ」と苦言を呈した。

 野党では、立憲民主党の福山哲郎幹事長が政府の説明を「一定の理がある」としつつ、「関係がこれ以上悪化しないよう対話と議論を進めてほしい」と強調。共産党の志位和夫委員長は談話で、「徴用工問題の解決に貿易を使うのは道理がない」と安倍政権を批判し、「決定を撤回し冷静な話し合いで事態の解決を図ることを強く求める」と訴えた。

 社民党の吉川元幹事長は談話で、「韓国に強硬姿勢をとることで参院選でのアピールにつなげる目的があった」と断じた。


「破局へ」、韓国紙が一斉に批判 日本の措置、1面で報道 (共同通信社 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど
 

 【ソウル共同】日本政府が2日、安全保障上の輸出管理で優遇する「ホワイト国(優遇対象国)」から韓国を除外する政令改正を閣議決定したことについて、3日付の韓国紙は1面トップなどで大きく報道した。

 日韓関係を「破局へ追いやる安倍(晋三首相)」(朝鮮日報)「出口のない長期戦へ」(ハンギョレ)など批判的な論調一色となった。

 朝鮮日報は半導体をはじめ、自動車や工作機械などほとんどの業界が「日本政府の公務員の裁量に委ねられた状態になった」と指摘。

 東亜日報も国内業者が「衝撃と恐怖に覆われた」と報道。

日本側がいつでも輸出許可を遅延させることができると受け止められている。


政府、強硬姿勢貫く=日韓泥沼化は不可避-対米関係に影響も (時事通信社 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど
 

 日本政府は輸出管理の優遇対象国からの「韓国外し」に踏み切った。

 米国が仲裁に乗り出す中でも強硬姿勢を貫くことで、関係悪化の発端となった徴用工問題をめぐる日本の「本気度」を韓国に認識させ、具体的な対応を引き出すのが狙いだ。

 しかし、韓国は猛反発しており、日韓関係の泥沼化は不可避。日米関係に影を落とす可能性もある。

 「アジアで唯一、韓国に与えていた優遇措置を撤回した。禁輸措置ではない。部品供給網への影響は全く考えられない。ましてや対抗措置ではない」。

 菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、韓国除外の閣議決定をこう説明した。

 釈明めいた言葉を並べ立てたのは、自由貿易に反するとして国際社会の批判の矛先が日本に向きかねないとの懸念の裏返しとみられる。

 日米韓外相会談を同日夕に控え、日本政府は閣議決定を先送りするとの観測もあったが、予定通り断行。徴用工問題で納得できる回答を示さない韓国の対応は、日本にとって「第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すに等しい」(河野太郎外相)と映る。

 政府高官は「日本の怒りを韓国に理解させるのが狙いだ」と語った。

 韓国除外をめぐる意見公募では、経済産業省に寄せられた意見約4万件のうち、除外に賛成は95%超で、反対はわずか1%だった。こうした世論も安倍政権を後押しした。

 しかし、こう着状態の打開につなげたい日本の思惑に反し、韓国は激しく反発。

 文在寅大統領は2日、臨時閣議を招集し、「われわれは再び日本に敗れない。加害者の日本が盗っ人たけだけしく大口をたたく状況を座視しない」と宣言。

 日本を貿易管理上の優遇対象から除外する対抗措置を発表した。

 日本にとっては、仲裁を買って出ながらメンツをつぶされる形となった米国との関係も懸念材料だ。

 世耕弘成経産相は「米国には詳しく説明している」と語ったが、韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄に踏み切れば、米国の反発は必至。

 日米韓の連携に亀裂が入り、北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射などの挑発行為を加速させる恐れもある。

 バンコクで2日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議では、韓国の康京和外相がポンペオ米国務長官と二人きりで話し込む場面もあった。

 日米韓外相会談の記念撮影の際、強気を崩さず笑顔を振りまいた河野氏と対照的に、康氏の表情は厳しいまま。会場には重苦しい空気が漂った。


米高官、日韓に自制要求 軍事情報協定破棄を警戒 (共同通信社 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど

米高官、日韓に自制要求 軍事情報協定破棄を警戒 (共同通信社 2019/08/03)~

どの国家も自国第1主義。
日本人は、日本のことが、第1。
韓国人は、韓国のことが第1。
当然で自然。
仲裁、仲介に関心がないのが当たり前のこと。
米国は、軍事情報協定に関心があるだけ。
私は、自分と配偶者のことが、第1。
他人のことが、最優先という人は、いないと思う。
1 コンサートのチケットが取れるか、否か
2 当日のホテルを確保出来るか、否か
これが最優先事項。

 【バンコク共同】米国務省高官は2日、日米韓外相会談が開かれたバンコクで記者団の取材に応じ、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が破棄されれば「米国の安全保障上の利益も危険にさらされる」と述べ、日韓両政府に自制を求めた。

 同協定は軍事上の機密情報共有を可能にする仕組みで、8月下旬に更新するかどうか判断する期限を迎える。韓国では日本の輸出規制強化に対抗し、破棄をちらつかせる発言が出ている。

 米高官は「米国は仲裁、仲介に関心はない」としながらも「北朝鮮に対する共同戦線がこれまでのように機能しなくなれば、非核化を促すことが困難になる」と述べた。


輸出は一時混乱か=日韓対立長期化、日本離れも (JIJI.COM 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど

輸出は一時混乱か=日韓対立長期化、日本離れも (JIJI.COM 2019/08/03)~

日韓関係は、離れた方がいいと思う。

 韓国が貿易管理上の優遇対象国から除外されると、日韓間の貿易は一時的な混乱に陥る可能性がある。

 世耕弘成経済産業相は2日の記者会見で「管理をしっかりやれば輸出はできる」と強調した。

 しかし、韓国が対抗措置を取る構えを示す中、対立の長期化により日本経済に影響が及ぶ恐れもある。

 日本は7月にフッ化水素など半導体材料3品目の韓国向け輸出について管理手続きを厳格化。

 今回決定した優遇対象国の除外はそれに続く規制強化となる。

 除外措置が発動される今月28日以降は、軍事転用可能な炭素繊維などの先端素材、化学薬品、工作機械など、厳格規制が求められる品目は原則、個別の輸出許可が必要になる。

 また、食品と木材などを除く幅広い品目も経産相が軍事転用の懸念があるなどと判断した場合、個別許可が求められる。

 厳格な貿易管理制度が整った輸出企業は、個別許可を免れる優遇措置を使えるが、韓国中心の取引を手掛ける専門商社などは当面、貿易手続きが煩雑になる見込みだ。

 米金融大手ゴールドマン・サックスは、日本から韓国への厳格規制品目の97%、同国の昨年の総輸入額の1割近い525億ドル(約5兆6000億円)分の輸入が「一時的に混乱する可能性がある」と分析。

 韓国経済を支える電機、半導体産業への打撃が大きいとの見方を示した。

 一方、日韓企業間の貿易手続きが円滑に進むようになれば、「大規模で持続的な混乱には必ずしもつながらない」とも指摘した。

 今回の規制強化を受け、韓国も日本を優遇対象国から除外する意向を示し、両国の対立はさらに激化する見通しだ。

 韓国のサムスン電子など大手電機・半導体メーカーが対日取引にリスクがあると判断すれば、部品・材料の自国生産や日本以外からの代替調達を加速する恐れもある。

 経産省幹部は「高品質の材料の製造、調達は相当の時間がかかる」と強調するが、将来的に競合が生まれることは否定していない。政府内にも「韓国大手の日本メーカー離れが進む」と警戒する声がある。


ホワイト国除外を速報=韓国メディア (時事通信社 2019/08/02)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど

 【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは2日、日本政府が貿易管理上の優遇措置を適用する「ホワイト国」からの韓国除外を閣議決定したことを速報し、「第2次の経済報復を強行した」と伝えた。

 YTNテレビは、除外決定に関する世耕弘成経済産業相の記者会見を生中継で伝えた。


文韓国大統領「無謀な決定」と非難=日本を優遇国から除外 (時事通信社 2019/08/02)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど

 【ソウル時事】日本政府が貿易管理上の優遇対象国からの韓国除外を閣議決定したことを受け、韓国の文在寅大統領は2日午後、臨時閣議を開き、「極めて無謀な決定だ」と非難した。韓国政府はこの後、日本を貿易管理上の優遇対象国から外し、輸出管理を強化すると発表。世界貿易機関(WTO)への提訴に向けた準備を加速すると表明した。

 さらに、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直しを検討する方針も示した。韓国政府の対抗措置で、日韓の対立は報復合戦の様相を呈してきた。

 文大統領は閣議で、日本企業に元徴用工らへの賠償を命じた最高裁判決に対する「明白な貿易報復」と指摘。

「加害者である日本が盗っ人たけだけしく、むしろ大声を出す状況を決して座視しない」と日本への強硬姿勢を示した。

「わが国の経済に意図的に打撃を与えるなら、日本も大きな被害を甘受しなければならない」とも強調した。

 また、「現在の状況をこれ以上悪化させないようにしながら、交渉する時間を持つよう求める米国の提案にも応じなかった」と日本を批判。「わが国政府と国際社会の外交的解決のための努力を無視し、状況を悪化させてきた責任が日本政府にあることが明確になった以上、今後起きる事態の責任も全面的に日本政府にある」と述べた。

 文大統領は一方、「わが政府は今でも、対抗の悪循環を望んでいない」と述べ、除外措置を早期に撤回し、対話に応じるよう呼び掛けた。


ホワイト国除外に韓国猛反発も日本企業「影響は軽微」(産経新聞 2019/08/02)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど
ホワイト国除外に韓国猛反発も日本企業「影響は軽微」  

 政府は2日、安全保障上の輸出手続きを優遇する「ホワイト国」から韓国を除外することを閣議決定した。

 7月に輸出管理が強化された半導体材料の3品目に加えて、軍事転用が可能な工作機械や炭素繊維などの幅広い品目が対象になる。

 サプライチェーン(部品供給網)の寸断が不安視されるが、日本の産業界では「日本が輸出を止めるわけではない。

 大きな影響は出るとは考えていない」(シャープの野村勝明副社長)といった声が聞かれ、業績には楽観的な見方も出ている。

 韓国では経済への打撃に対する懸念が強まっている一方、日本側の企業は影響の行方を注視している段階だ。

 ■「心配していない」「影響僅少」

 「(輸出管理が強化されても)代替のリソース(資源)はある。われわれのビジネスへの影響は軽微だ」

 パナソニックの梅田博和常務執行役員は7月31日に東京都内で開いた会見でこう述べた。

 仮に日本からの輸出が滞ることで韓国メーカーが半導体などの電子部品を生産できなくなっても、他のメーカーから部品を調達すれば問題がないという考えだ。

 精密部品の村田製作所の竹村善人常務執行役員は「心配していない」とし、「対象品目に含まれたとしても許可があれば輸出はできる。

 一時的な影響は出るかもしれないが、大きな問題にはならないだろう」と話す。日立製作所も「直接的な影響は僅少」(西山光秋専務)とみている。

 ■軍事転用阻止

 韓国に対する輸出管理の厳格化について、日本企業は冷静に受け止めている。

 加工精度の高さから軍事転用の可能性が指摘されている日本製の工作機械。

 日本工作機械工業会の飯村幸生会長は「武器への転用は絶対に阻止しないといけない」とし、政府の方針や情報を早期に会員企業に伝えていく考えだ。

 工作機械各社の全体の売上高に占める韓国の割合は数%と低いため、直接的な影響は限定的との見方が一般的だ。

 韓国がホワイト国から除外されると、自動車の部品などに使われる炭素繊維の輸出手続きも厳格化される見通しで、三菱ケミカルホールディングスは「粛々とそれに従ってやっていく」(伊達英文執行役常務)方針という。

 ■不買運動拡大、レクサスの受注にも

 日本企業で警戒感があるのは、サプライチェーンよりも、日韓対立の長期化に伴う韓国内での日本製品の不買運動の広がりだ。

 「トヨタ車のレクサスの販売代理店で、7月からの受注に影響が出ており、行方を注視している」。豊田通商の富永浩史取締役は7月31日の決算発表の記者会見でこう述べたように、日本車の販売に響く可能性はある。

 飲料大手、アサヒグループホールディングス(HD)は1日決算会見で「一部の小売店で販売を控える動きがあるのは承知している」(勝木敦志CFO)と不買運動の影響を認め、「動向を見守っているところだ」と述べた。


文氏「盗っ人たけだけしい」、反日感情あおる (読売新聞 2019/08/03)~

2019年08月03日 | ネット・ニュースなど
(写真:読売新聞)  

 【ソウル=岡部雄二郎】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は2日、日本政府による対韓輸出管理の厳格化を激しく非難し、国民に団結を呼びかけた。国家的な危機を盛んにアピールする姿からは、対日強硬姿勢をとることで求心力を向上させようとの狙いがうかがえる。

 ■反転攻勢

 2日午後に韓国政府が急きょ開いた閣議は、冒頭部分で異例の生中継が認められ、文氏は約8分間にわたって事実上の「国民向け談話」を読み上げた。

 「我々は二度と日本に負けない。今日の韓国は、過去の韓国ではない」「(日本の)挑戦に屈服すれば、歴史は再び繰り返される。我々は十分、日本に打ち勝つことができる」

 就任後、最も強い表現で日本への対決姿勢を鮮明にしたが、もともと日韓関係で守勢に回っていたのは文政権だ。歴史問題を重視する左派としては、元徴用工らへの賠償を日本企業に命じた韓国大法院(最高裁)の判決を尊重したい。しかし、徴用工問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で解決済みとの見解は、左派を含め歴代の韓国政府が維持してきただけに、文氏は対応に窮していた。

 こうした状況で日本政府が輸出管理の厳格化に踏み切ると、文氏は「明白な貿易報復だ」と反発して一気に反転攻勢に出た。2日の閣議で「加害者の日本が盗っ人たけだけしく騒いでいる」と述べたように、国民の反日感情をあおり、対日関係の争点を徴用工問題からずらそうとの姿勢を見せている。

 ■世論好感

 韓国ギャラップの世論調査によると、文氏の8月第1週の支持率は48%で、7月中旬以降、高い水準を保っている。市民による不買運動も広がり、世論は文氏の対応を好感している。

 韓国SBSテレビによると、与党の政策研究機関は7月30日、政権の対日強硬姿勢が来年春の総選挙にプラスに作用するとの内部報告書をまとめた。有権者の反日感情が続けば、政権の対日外交の失敗を追及してきた保守派の野党も声を上げづらくなるとの計算がありそうだ。7月18日に大統領府民情首席秘書官(当時)が自身のフェイスブックで、「重要なのは左か右かではなく、愛国か利敵かだ」と書き込んだのも、保守派への明らかなけん制だ。

 ■経済動向

 文氏は2日の閣議で、「日本政府の措置は我々の経済を攻撃し、成長を妨げようという明らかな意図を持っている」とも批判した。これまで、最低賃金の引き上げなど文政権の政策が経済低迷の一因と指摘されてきたが、「今後は日本のせいだと主張し始める」(日韓関係筋)との見方がある。

 だが、国民生活に支障が出るほど景気が冷え込めば、日本との関係改善を求める世論が高まり、対日強硬姿勢が裏目に出る可能性もある。韓国銀行(中央銀行)は7月18日、今年の成長率の見通しを0・3ポイント低い2・2%に下方修正したうえ、3年1か月ぶりとなる利下げに踏み切った。