ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

国鉄・宮之城線の今  268

2010年02月15日 22時52分55秒 | Weblog
 それでは、ブルーシートのかかっていた橋を横から見ていただきましょう。

 川内川支流の穴川は、この後も次第に深い谷間を作りつつ、宮之城線で現在最も有名な鉄道遺構のある薩摩永野駅の近くまで、そして、永野金山まで続いています。

 266、267の写真で見ても分かると思うのですが、ここから約300mほどでしょうか、けっこうな上り坂になっていることがうかがえます。
 国土地理院の地図で見る限り最低でも10mは上っています。

 この勾配は水平300mに対して10m上昇したと仮定すると、勾配は30‰を越えます。
 
 川内から走ってきて、ここに来て初めて30‰を超す急な坂を迎えたことは、いよいよ宮之城線が平坦な区間から山岳の路線に入ろうとすることを表しているようです。

 
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国鉄・宮之城線の今  267

2010年02月15日 22時44分05秒 | Weblog
 踏切跡からブルーシートに向かって接近してみました。

 左側は製材所です。

 ここまで接近すれば、お分かりになると思いますが、ブルーシートの正体は橋です。

 この写真は、昨年10月末に撮影したもので、この時点では右側には藪が見えていますが、つい先日、ここを通過した時には、もう重機が入って造成に着手していました。
 また、ブルーシートもはがされ、アスファルトがはられていました。


 266の踏切跡は、もう風前の灯です。
 

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国鉄・宮之城線の今  266

2010年02月15日 22時32分16秒 | Weblog
 もっと接近してみると、道路と線路の交差していた場所には、しっかりと踏切の痕跡が残っていました。
 (`・ω・´)vイェイ!

 ブルーシートから続く道幅が、鉄道ということを証明しているようです。


 しかし、この踏切跡もブルーシートの向こうからの道路が開通となれば、きれいさっぱりと削り取られ、新しいアスファルトに変身してしまいます。

 その時も、工事の進捗状況からしてもう間もなくのことになります。
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国鉄・宮之城線の今  265  

2010年02月15日 22時03分47秒 | Weblog
 日本特殊陶業・鹿児島宮之城工場の入り口正門です。
 工場に入るためには、「止まれ」の停止線で一旦停止をした跡、中央の芝生の向こうを回って右へ行きます。「工場内無断進入禁止」の看板が見えるでしょうか。

 なんとも不思議な作りです。

 それもそのはず。
 そもそも、この写真を写している私の立ち位置・この道路自体がここ数年で新設されたわけです。

 もともとは、「止まれ」の標識から右のある白い自動車の方に向かって道路が走り、私の撮影位置と正面のブルーシートに向かって宮之城線が走っていました。

 ということは、昔の道路と線路の交差する場所は踏切になっていました。

 
 ところが、宮之城線跡を道路に改造する工事が進み、近い将来的には正面のブルーシートの所を越えて真っ直ぐな道路になります。 


 それまでの期間限定で、こういう不自然な交差点ができてしまいました。

 
 
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