アイルトン・セナや中島悟がドライブしていた頃のF1に熱中していた世代であり、片山右京氏が無事に生還したことはとてもうれしいのですが、彼の口から遭難時の状況が詳しく伝えられるようになってからは、やはりいたたまれないものがあります。
片山右京さん保護 同行の2人「テントごと飛ばされた」
朝日新聞 2009年12月19日0時8分
山の遭難事故に関する報道を常にチェックしていますけど、これほど生々しいのはあまり例が無いですね。
たまたま3人が2つのテントに分かれて宿泊していたために片山右京氏は助かったわけですけど、テントごと飛ばされて200m以上もあの斜面をすっ飛んでいったなんてのは、山の遭難で想像しうる、最悪の事態のひとつといっても過言ではありません。
それにしても、今回は相当な風が吹いたのでしょうね。当初は9合目あたりでテントを張っていたような感じで報道されていたので、「なんであんな所でテント張ったんだろ」と疑問に思いましたけど、実際には6~7合目あたりのようです。思ったより標高が低いところですね。それでもテントが飛ばされてしまうわけですから、あらためて富士山の風は怖いなあ、と実感した次第です。
一方、気になることもあります。
『寒波知らずに登った』 片山右京さんら3人富士山遭難事故
中日新聞 2009年12月19日
寒気の襲来については前々から予報が出ています。今シーズン初の「強い寒気と大雪に関する全般気象情報」が出ているぐらいですから、天気に注意を払っていれば知り得たはずです。
寒気の流入を知った上で覚悟して登った、というのならまだ理解できるのですが、知らなかったとしたら脇が甘かったとしか言いようが無いです。
思うに、片山氏も宇佐美氏も海外登山の経験は豊富ですが、日本の冬山についてはそれほどでもなかったのかなあ、というのが実感です。
片山右京さん保護 同行の2人「テントごと飛ばされた」
朝日新聞 2009年12月19日0時8分
山の遭難事故に関する報道を常にチェックしていますけど、これほど生々しいのはあまり例が無いですね。
たまたま3人が2つのテントに分かれて宿泊していたために片山右京氏は助かったわけですけど、テントごと飛ばされて200m以上もあの斜面をすっ飛んでいったなんてのは、山の遭難で想像しうる、最悪の事態のひとつといっても過言ではありません。
それにしても、今回は相当な風が吹いたのでしょうね。当初は9合目あたりでテントを張っていたような感じで報道されていたので、「なんであんな所でテント張ったんだろ」と疑問に思いましたけど、実際には6~7合目あたりのようです。思ったより標高が低いところですね。それでもテントが飛ばされてしまうわけですから、あらためて富士山の風は怖いなあ、と実感した次第です。
一方、気になることもあります。
『寒波知らずに登った』 片山右京さんら3人富士山遭難事故
中日新聞 2009年12月19日
寒気の襲来については前々から予報が出ています。今シーズン初の「強い寒気と大雪に関する全般気象情報」が出ているぐらいですから、天気に注意を払っていれば知り得たはずです。
寒気の流入を知った上で覚悟して登った、というのならまだ理解できるのですが、知らなかったとしたら脇が甘かったとしか言いようが無いです。
思うに、片山氏も宇佐美氏も海外登山の経験は豊富ですが、日本の冬山についてはそれほどでもなかったのかなあ、というのが実感です。
予行練習だったのなら尚更。。。
山とか登る冒険家って心の奥底で極限の状況に出会いそれを克服する事を望んでいたりすると思うのですが。。。
不謹慎な事をコメントしてすみません。
ただ、自分も他のスポーツでそんな気持ちになったことがあるので。
しかし、寒波の襲来については知らなかったということですから、その可能性は低いかと思います。
それに片山氏の場合、山野井さんみたいに困難なヒマラヤクライミングを志向しているわけではないですからね。
これから冬の雪山に登ろうとする人間が天気予報を気に掛けていなかったなんて事はありえないんじゃないでしょうか?
それに加え忙しい人でしょうからスケジュールの都合もあり強行したとも考えられますし。
>これから冬の雪山に登ろうとする人間が天気予報を気に掛けていなかったなんて事はありえないんじゃないでしょうか?
本当はどうなのか、本人にインタビューしたわけではないのでわかりませんが、上記のエントリーにあるように、中日新聞の記事では「寒波知らずに登った」とあります。
がきデカ様
アミューズが営業活動を1年間自粛したら会社が潰れますから、特に不思議ではありません。そして会社が倒産したら遺族は裁判で訴えることができなくなりますし、賠償金もとれなくなります。
法人としてのアミューズとしての自主的な責任の取り方は取締役の辞任じゃないでしょうか。
ただし社長が出資ししてるような会社だったら難しいと思いますけど・・・
もちろん民事上の賠償責任とか行政上の営業停止処分とは別ですけどね。
アミューズについては、これを契機に思い切った業務改善をして欲しいと思います。それこそ業界の見本となるぐらいのことをやって欲しいと思います。
アミューズは決して特殊なケースではないんです。そのためにも倒産してうやむや、というのは避けて欲しいと個人的に思っています。