豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

尾畠さんぐらいの有名人が徒歩旅行していたらこうなるよね

2019年02月27日 | そのほか
今年の1月半ばにかの有名なスーパーボランティアの尾畠さんが東京から大分までの1320キロを歩いて帰宅するという話をニュースで知っていたのですが、まあ大変なことになるだろうなあとは思っていました。

“スーパーボランティア”尾畠さん涙の断念…東京から大分まで歩く旅「人の命にはかえられない」
東海テレビ  2/26(火) 19:03

引用
Q.いつ大分に戻ったんですか?
尾畠さん:「24日の午後。日曜日に歩いたら地元の方やらが通行人が集まってるのを見て、車を左側にずっと止めて、ハザードをつけて交通渋滞になって。いつ事故が起きてもおかしくないなと思って、今回はここで一応旅を打ち切って身を引いた方がいいなと思って。だから誰にも知らせずにスッと身を引いたんです」

引用おわり


私は若い頃に長距離の徒歩旅行を繰り返しやりました。東京から岐阜までの約400キロを2回ほど歩いたときは別に注目もされませんでしたけど、冬に北海道1周めざして歩いた時には一部のエリアで話題になったり、途中で差し入れしてくる人がいたり、無理矢理車に乗せようとする人がでてきたりと、孤独を楽しみたかった自分にとって、ちょっとだけ困ったことになりました。ネットが発達していない時代ですらそんなでしたから、あれほど有名になってしまった尾畠さんが東京から大分まで歩いて帰宅なんてことをしたら、えらいことになるだろうなあと思いながらニュースを見ていました。

本人は途中で断念したことについて申し訳ない気持ちでいっぱいなようですが、気にすることはまったくないですな。

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