===追記===
記事を書いた直後に読んだ報道によりますと、登山道が過密になった場合に8合目あたりで登山者を待機させるようです。
今年は富士山を目指す登山者がやたら多い上に、コロナ対策で山小屋が宿泊制限を行っているために弾丸登山が増加するのではないかということで、登山道の混雑がすごいことになるのではないかという懸念がありました。
地元自治体や山小屋からは「登山者を規制してくれ!」と県や国に . . . 本文を読む
今年の富士山は、えらいことになりそうですな。
富士山の山小屋、山開き前でも予約殺到…市長「過去にないぐらい登山者押し寄せると想定」
読売新聞 2023/05/21 17:34
引用
開山を前に予約が殺到し、すでに予約で埋まっている山小屋もある状況で、今月16日には、山小屋などでつくる富士山吉田口旅館組合が県や市などに対し、弾丸登山の抑制や登山者数の適正化を図るよう促す要望書を提出した。
引 . . . 本文を読む
というわけで、前回の続きです。
静岡県側は以下のページで保全協力金の使途を記載しています。
利用者負担制度の使途/世界遺産富士山とことんガイド
平成30年以降、このページにおいて「実施経費」と、詳細を乗せたPDFファイルのリンクが両方記載されるようになりました。
平成30年の場合、収入はだいたい5655万円です。で、実施経費のところを見ますと342万6千円となっています。
この実施経費の横 . . . 本文を読む
少し前になりますが、富士山保全協力金の徴収率が山梨県側で70%を超えたという話が複数のマスコミから報道されていました。
入山料6834万円、協力率72%
富士山NET(2022年10月1日付 山梨日日新聞掲載)
富士山 登山者の“保全協力金” 初の70%超 過去最高に
NHK 10月12日 07時26分
NHKの記事から引用します
引用
新型コロナ対策の検温と合わせて登山者に行った支払い . . . 本文を読む
富士山で任意の入山料(富士山保全協力金)の制度が始まったのは、2013年の夏です。この年にまずは実験として任意の支払いということで導入し、翌年には強制徴収しようぜ!!みたいな雰囲気でした。しかし10年近く経過した現在においても実現には至っていません。
2020年の2月に入山料の強制徴収を行うという報道があり、翌2021年3月にはこれを法定外目的税でやるという話が出てきました。これでいよいよ本当に . . . 本文を読む