池袋から東武東上線に乗り約１時間
やってきました「森林公園」
実は僕ら夫婦
世田谷在住者中心の登山グループ
「美登会」に入っている
…といっても、数年前に入り
殆ど幽霊会員だったのだが
このたび「復帰」したのだ
会では毎週日曜に
いろいろな企画を催す
本格的に３日ばかりかけて
有名な山を登る企画もあるが
８月２日の企画は
「森林公園 散策」
復帰には丁度いい企画だ
生憎の雨だったが
元気に駅を出発
「森林公園」へと向かった
駅から公園までは約３キロ
バスも出ているがトレッキングが目的なので
歩く、歩く、歩く…
こういう道を５０分ほど
ひたすら歩いた
で、ようやく公園の入り口に到着
「えれ～遠かったぁ～」
入場料４００円払い
公園の中に
初めて知ったが
ここは「国立公園」
東京ドーム６５個分の広さという
広さの実感が沸かない
で、いよいよ歩き始める
ここからが本番だ
少しぬかるんだ道を歩く
周りは、文字通り森林
マイナスイオンが満ちている
古い街道も残っている
その昔 多くの武士が
城の急を告げるため
懸命に走ったかもしれない
また、多くの旅人も
この道を歩いたに違いない
うっそうとした森の中には
盗賊も潜んでいたかも
いずれにしても
この道が多くのドラマを作ったに違いない
そんなことを想像しながら
黙々と歩いた
しかし「公園散策」というよりは
本格的トレッキングだ
小雨に濡れていたこともあり
少し疲れが出始める
疲れた僕らを和ませる
野生のユリ
ここまでになるには
何年もかかるそうだ
見事なユリに疲れも忘れる
いろいろな野草が咲いている
ホッとする瞬間なのだ
昼頃に ようやく後援の三分の一ほどにある
中央入り口近辺に辿りつく
休憩所の小屋で昼食タイム
雨が強くなってくる
しばし休んだ後に
リーダーが「中止」の判断
こういう判断は立派
皆も文句など言わず従う
中央口近くに
「山田沼」という
大きな沼があるというので
帰りのバスの来る時間までを利用し
皆で見学に行く
異様な雰囲気だった
バスクリンを入れたような
濃い緑色の沼
静かななかに
聞いたことのない鳥の声
良く見ると…木々の黒い葉が揺れている
そして…なんと黒い葉っぱと思ったのは
無数の黒い鵜が枯れた枝に止まっていたのだ
寒気がした
「八つ墓村」の映画を思い出した
向こうの空から
数羽の鵜が飛んできて
木々に止まる
乾いた羽ばたき音がする
まるで怖い映画のワンシーンだ
本当に凄いものを観た感じ
しかし、まあ
会の皆さんとも友好も深めたし
いい散策だった
歩いたのは半日だったが
歩数は１８８２６歩
消費カロリー ６０２kcal
脂肪燃焼量は８６グラムだった
