実は、かねがね不満に思っていた。高校や大学受験で
人生のほぼ全てが決定される制度に…。だが、稀有の
歴史学者アーノルド・J・トインビーの以下の言葉を
知り思わず膝を叩いた。スッと腑に落ちた
“人がまだ16歳とか22歳とかの年齢で、ただ一度だけのテストで
一流とか三流などと等級づけられ、それで一生が終わりなどというのは
馬鹿げており、不当なことだ”
“人間には人生の晩年に花を咲かせる晩成型の人もいる。反対に
若い頃に輝かしいスタートを切りながら、その能力が実を結ばずに
終わる人もいる”
“(第二次大戦時、イギリスを勝利に導いた総理大臣)ウィンストン・チャーチルは
子どもの頃は明らかに後れており、青年期は才気煥発となったが、中年期は明らかに
失敗者だった。だが、六十代には紛れも無く偉大な人物であった”
勝負はこれからだ
晩成型の諸君、やろうではないかっ!