低価格競争が激しい
ジーンズさえ
千円以下で売られている
一見、結構なことだが
実は悪影響も深刻だ
『Wikipedia』によると
住宅ローンなどで債務を抱える家計は
物価の下落によって実質的な債務が増大する
名目金利の低下により
普通預金などの利子収入は減少する
実質金利が上昇し投資活動が低下する
これが経済活動を停滞させる要因となり
賃金の下落や失業…それが消費支出の減少となり
さらに企業活動の停滞をもたらす
つまり企業が儲からなくなり
勤めている社員の給与が下がり
または業績悪化でクビになり
それで家計が苦しくなり
だから商品が売れなくなり
失業者も増え税収が減り
赤字国債が膨大となり
その借金が国民にのしかかり
税金が増えて更に苦しくなり…
といった悪循環
まるでブラックホールに
吸い込まれるような
デフレスパイラルが起こるのだ
不景気になる前
適正価格で買おうという動きがあった
ムチャな低価格競争は
結局、皆が苦しくなり
世界的貧困が増大する…と
だけど皆は安いものに走る
無理もない…のだが
けれども、だ
インフレも困るが
デフレは最悪だ
そうならないため
世界経済を救うため
少なくとも僕は
高いものを買おうと思う
まずは身近な所から…
「すいませーん
この発泡酒
3級から少しだけ高い
2級のに換えて下さい~」
決してビールとは言わない
庶民なり…