気象用語に“バタフライ効果”というのがある
「北京で蝶がヒラリと羽ばたいただけで
NYの気象が変化する」という意味
それだけ世界の気象は密接に、また複雑に関係し
影響しあっているということだ
事実、南米ペルー沖の海水温度の
ちょっとした高低が
エルニーニョ現象などを生み
フロリダのハリケーン被害など
世界の気象に大きく影響している
近くを例にとっても
八丈島付近の海面温度が0.5度違うだけで
東京に雪が降るか降らないか
台風が近づくか、それとも反れるか…
結果が大きく違ってくる
ほんの小さな事が、大事の原因となるのだ
人間社会においても、“バタフライ効果”は存在する
「風が吹けば桶屋が儲かる」とは
チト意味が違うが、例えば自分一人の
何気ないささやかな行動が、
もしくは、強い意志による小さな行動が
社会全体、そして、この地球の森羅万象
いや宇宙の運行にまで影響する…かもしれない
そして振り返れば、歴史さえも変わっている…かもしれない
「そんな馬鹿な」と、いちがいに否定は出来ないはず
人生も歴史も環境も、これがあったからこうなった…という
「原因」と「結果」が明らかに存在するのだから
それもこれも
「全て運命として決まっていたこと」と
非科学的にそう考える人は別として
科学的な非運命論者にしてみれば
「人間の行いの“バタフライ効果”」は
信じるに足りる事象なのだ
さて、その考えを踏まえて
僕はこの先、どう行動しようか…
小さな悪事を行い、または悪事を見過ごし
やがては社会を腐敗させ破滅させようか
それとも、いつか訪れる平和な世の中を信じて
悪を戒め、小さいながら善を重ねていこうか…
う~ん
難しいので
その前にご飯たべよっと…
←最後はメシかよっ!