「へンくつ日記」

日常や社会全般の時事。
そして個人的思考のアレコレを
笑える話に…なるべく

世間とズレてる?

2008年01月14日 17時56分32秒 | Weblog

どうも僕は、感覚が世間とズレているようだ
自分で「面白い」と思ったものが
「世間」では「ナニこれ?」みたいに扱われる
逆に僕が「ツマラン」
「無意味」と思うものが
世間では持てはやされる
そういうことが重なると
なかなか自分の意見を言いにくくなる


例えばだ…
作家の浅田次郎氏の小説を
僕は一度も面白いと思ったことがない
彼は1995年に『地下鉄(メトロ)に乗って』
で第16回吉川英治文学新人賞を受賞し
1997年には『鉄道員(ぽっぽや)』で
第117回直木賞を受賞するなど
輝かしい経歴の作家である

10年ほど前に友人から『鉄道屋』は泣ける
との推薦で読んだことがある
だが、ちっとも泣けない
泣けないどころか、描かれる人間の
底の浅さが気になり、興ざめしてしまった
『地下鉄の乗って』も同様だった…

でも世間では、彼の作品は
「素晴らしい」「泣ける」との評価なのだ
つまり僕の読解力が劣っている
だから素晴らしさが分からない

映画やドラマに登場する人気俳優も同様
例えば「S町タカシ」や「J系」の面々…
「学芸会程度の演技で見るに耐えない」と、僕は思ってしまう
それに熱を上げている人を見ると
気持ち悪くて鳥肌が立つ
だが、彼らのドラマの視聴率は高く
映画の動員力も凄い

きっと、僕の演技を見る目が劣っているのだ
だから彼らの素晴らしさが分からないのだ…きっと

霊媒・占い・霊感…
テレビのゴールデンで高い視聴率を取る面々…
奴らは全員とんでもない詐欺師か
脳みそに重大な欠陥がある人…と僕は思う
でも、そんなことを言うと
「彼らは本物。だってテレビに出てる」
「霊を冒涜するなんて世間の感覚とズレてる」と総攻撃される

そうなのだ
僕は「霊」や「死後の世界」「占い」を
完全否定する非常識人間なのだ…

ついでに言うと「戒名」
義祖母が亡くなったとき
葬儀屋が戒名の値段を示してきた
ピンからキリまで…
義祖母の親族は「やはり高いのにしよう」と相談
それを見ていた僕は、普段から仲の良かった
ある親戚に、つい…
「戒名なんて無意味ですよね
 死者に位をつけるって滑稽ですよ
 それも学歴買うみたいに…お金で
 ありゃあ、坊さんの霊感商法みたいなもの 
 第一、高い戒名つけて成仏できるなら
 金持ちは全員成仏し、貧乏人は成仏できないことになる
 すごくナンセンスな習慣だとは思いませんか?」

「もっと言うと坊さん。あんな者はいらない
 さらに言うと、自分が信者より偉いなんて思っている
クソ坊主は地獄に落ちろっ だ!」

それを聞いた彼は
何か恐ろしいものでも見るように僕を見て
逃げるようにその場を去った
後日、僕は義祖母の親族一同の噂になっていた
「罰当たりな男」と…

そう、僕は「世間からズレた」「非常識」で
「罰当たりな男」なのだ…

それがバレないよう
今日もおとなしくしていよう…

うう…く、苦しい~

「王様の耳はロバの耳!!」


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コメント (2)
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