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気儘な旅人の「三文オペラ」創作ノート

カレーの栞 : Hiroshima Riga Royal Hotel の場合(2/6)

2007-11-15 11:45:25 | 食彩+酒の肴
<添付画像>:
(広島リーガロイヤルホテル・コーヒーショップにて、アラカルトより『シーザーズサラダ』をチョイスする…)


 前回記事に続き、本日も『カレーの栞』を書きたい。

 さて、ずぅっと以前? たぶん2年前くらいの記事に書いていると思うが、我輩の場合はカレーと飲酒を同時進行できない。 つまり、酒の肴としてカレーを食せないのである。 若い友人のなかに、酒を嗜みつつカラオケの好きな教育数学の博士がいる。 この博士の大学院時代には、お互い行きつけの飲屋で顔を合わした。 ビストロ風な飲屋のマスターは、各種洋風手料理を創り客の酒の肴としていた。 とりわけカレー作りはマスターの趣味であり、必ず週に一回カレーを作っては、食欲旺盛な学生さんや若いサラリーマン達の夕食代わりに大盛りカレーをふるまっていた。 カレーの食材はシコタマ良いものを使い、特に牛肉はカレーの煮込みにぴったりのスジ肉やテールなどをふんだんに使用していた。 カレーにするのがもったいないくらいに、たっぷりの牛肉に赤ワインをぶち込んで作るから、出来上がったスープはまるで上等なビーフシチューかフレンチ料理の一品に相当する。 カレーライスの値段は決して千円を上回らず、たぶん原価スレスレか?あるいは原価以下のメニュー価格設定をしていたに違いない。 いかにも、若者好きな不良中年マスターなのであった。

 しかし、この破格な安価定価はカレーメニューだけに限定されていた。 その他の酒の値段は一般的な居酒屋よりも高価であったと記憶する。 ま、カレー作りも凝れば凝るほど原価は高くつく。

  かくして、
        たかがカレー、されどカレー……

 そんな場所で出会った若き数学博士のタマゴは、我輩の目前でカレーを酒の肴にウイスキーの水割りを飲んでいたこと思い出す。
 今にして思い出せば、頭脳の内部でカレーの香りとウイスキーのモルトの香りがあいまって「胸が悪く」なりそうだ。

 さて、若かりしころ極端に野菜を嫌っていた我輩は、かれこれ10年前位から努めて野菜を食すようになり、今になってようやく生野菜が喉を通るようになった。 かくして、カレーのような各種油脂の塊ともいえるカロリー高き一品は、可能な限り生野菜と一緒に食したほうが健康維持にはよいのではないか? と、考えるようになった次第です。

 リーガロイヤルホテル・コーヒーショップのメニューから、生野菜をチョイスするとなると、我輩の場合ここは迷わず「シーザーズサラダ」を選びます。 ソースは、迷わずフレンチドレッシング(白)。 でも、使ったり使わなかったり、かけたりかけなかったり。 できれば、岩塩と粗挽きのブラックペッパーをその日の好みに合わせて振り掛ける。

 以上、こりこりとクリスピー(crispy)な「大きめクルトン」に薄くスライスした「パルメザンチーズ」のテイストとバランスが生野菜にぴったりなのだ、、、。


              <a href="http://blog.goo.ne.jp/baron24ese/e/0bb90b80482fba78ad803355184c99e4">…続く……>


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