まるさんかくしかく〇△☐Ⅱ

雑感・雑記・日記

1029 追いかけつづける大人の男になっていた

2016-10-30 06:44:49 | 親と子

明日の雨模様を気にする息子の部屋の前は撮影機材でいっぱい、玄関が狭い。今のとこ曇の予報。昼間の撮影を夜間映像に加工するのでピーカンの晴よりも曇を望んでいるとカミさんから聴いた。登場人物の身内の写真として映像使用したいからと依頼を受けた娘と孫、被写体としてやってきた。娘、母親として抱っこする形で参加。写真を何枚か撮り終えると息子はまた布団へ。疲れている。

午後の息子は明日の準備で動き回る。孫の静止画も焼き増しに行ったか。夕方、小道具として使う工具入れのようなBOXが欲しいと言い出した。ここまで切羽詰まっているとなればHCまで車を出してやろう。
国道は上下線とも随分混雑していたが、息子がスマホからカーステレオに外部入力した曲を聴きながら、ぽつぽつとした会話を挟みながら退屈もしなかった。お目当てのHCにはものが無く帰路につく。息子がホビーショップも見たいというので普段は縁のない店の中を歩いた。プラモデルなどの工具も充実している。歩き回る中でなんとか使えそうなフォルムのボックスケースを見つけ出した。スプレー塗装加工の必要性を感じるなど多少の不満を残しながらも、息子は、ちょっと安堵感を漂わす。息子が自販機で缶コーヒーを奢ってくれた。
夕飯時になったが、家に帰る車中で和食が食べたいようなことを言った。私は「奢ってやろうかな、撮影前日だし」と、内心思った。家に帰ってから歩いていこう、と息子が言う。息子のイメージでは店も決まっていて、家から歩ける距離の「民芸」。それなら生ビールも飲めるしと言う。さては串カツか?息子は砂肝とかヤマゴボウ?の醤油漬けみたいのと、とろろ蕎麦を注文。胃も疲れているのか揚物は選択肢になかった。生ビールは2つ。
私も蕎麦は好きなので、とろろと刺身が着いた韃靼そば定食と重ための選択。生ビールも飲んだので食事が終わるころは胃が膨らんで重い。参ったね。腹も身の内!今後は夕食の量は、一日の内で一番少なめということにしよう、と思った。

息子は明日と来週の日曜の撮影して出来上がった作品を何かのコンクールへの出品を考えていると語る。尺が長くなってしまったので1月の短編部門のコンクールとは別の機会にしようととも言っていた。
演者さんは只でボランティア参加してくれるとか。不安も緊張もあるが出来上がりの期待感も大きいと話しながらも、店の窓外、はためく幟旗を見て明日の風を気にする。防音マイクでも風の音は拾ってしまうことがあるらしい。

因みに、今日の食事代は2人で5千円弱かかったが、「撮影前夜だし」と言う私の申し出を固辞、息子の奢り。曰く「車、出してもらったから」。その分、演者さんや協力してくれるスタッフに温かいジュースの一つも飲んでもらえばいいのにと思ったが、最早何も言わなかった。そういうことではないのだということは、柔らかいながら思いの強さとして息子から伝わってくる。一種、オーラっていうやつ?

20時ころに帰宅。明朝早いのに息子はロケ準備。後輩の男の子も来て準備作業。今日は息子の部屋で雑魚寝して明日は4時半起きという。
息子だとか自分の子供だと思っている内に、いつの間にか生甲斐を追いかけ続ける大人になっていた。

これは娘も同じなのかもしれないが、女の子は大きくなると物言いがズケズケになってきて、一寸いやだ。これが物語るもの ... 。やっぱり、老いては子に従え、か?


++++++++++++++++大人の男+  【そう思えば有難い?/】
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2019.11.5 ハワイ旅行で感じた。準備から何からカミさんが頑張ったが、現地ではアラサーの息子と娘がテキパキ。
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2020.11.2 私、思いを定めて"追いかけ続ける"20代30代だったか自信が無い。今からでも遅くない!と、思いたい。
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