昭和初期気分のままで政治しているつもりになっている輩では、世界に比類なき超高齢社会の日本を活性化する抜本的な変革は無理だろう。
行政官僚(というもはや痩せ果ててしまったかのような土壌)はチマチマした改善、「前例に従う」、"その場凌ぎでお茶濁す者"と見える。
旧来の定説・常識が崩壊しつつある現代の今、昔に帰ろうとしたところで古き良き時代に戻れるわけではない。
古い時代の嫌な部分を改良するところから今に至るのであって、味噌も糞も一緒くたの「アンシャン・レジーム(小池都知事の言葉)」では事は解決しない。
そういえば、資本主義も飽和してきていると、爆笑問題の2人がMCをつとめたNHKの「マネー・ワールド」でも言っていた。公共事業も金融資本も、もう効果が薄れてきている。
"フルタチさん"でやっていた、スーパーラット(4倍強い殺鼠剤でも死なないクマネズミ)や、〇〇ホイホイの捕獲を免れたもの同士が交配して強靭な脚力を得たゴキブリへと進化してしまった話がある。今や、打つ手無しのような状態というのだ。そこまで来ちゃっているのだ。
頭で考えついた「人工物による壊滅」を狙った処方は、こと生命に対しては思わぬ災害まで招いてしまう。その意味で、地球もまた一つの生命体(あるいは生命の象徴・典型)として扱わないと暗雲たちこめる終末を迎えてしまいかねない。
映画「マトリックス」や「ターミネーター」、「アイ・ロボット」の世界も直ぐそこに来てしまった。「フランケン・シュタイン」と被る。
風邪症候群(風邪)は200種類もあるウィルスのよる症状と最近やっていた。冬の低気温による寒冒というものではなく、薬の効かない生命体の仕業だったようだ。アメリカでは健康保険が無いからかもしれないが、「カゼは家庭で治すもの(スープを飲み、暖かくして家でよく眠り休養する)」という話を聞いたことがある。最近、インフルエンザは病院に行くより水分摂って家で寝てなさい、というような書籍が発売された。ガンにしても考え方や向き合い方が随分変わった。
壊滅、ターミネート。そしてその開発・改善という方法は、どうやら、別途新たな問題を誕生させるトリガーを引くだけに見えてくる一方、腸内フローラ。口内フローラ、腸脳相関といった免疫系の研究は、大きくて根本的な進展を期待するに足ると思えてくる。
【未知の新型コロナウィルス//】
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2020.8.25 歴史を紐解いて過去から解決法を導くのがどうも上手くいかず、“想定外”と言い訳。恒常性を壊したのは誰?