昨日は、実は娘と園芸店に出かけた。急に「植物がもっと欲しい!」と、上手にアッシー化されてしまった。
夏バテ気味の私はちょっとげんなりしていたが、娘は元気だった。
パキラという観葉植物が目当てらしかった。
店の中の植物に噴霧器で葉水を与えている店員さんに場所を聞くと、その前まで案内してくれた。即決ご購入。
ポトスも一鉢買っていた。それをレジカウンターに置くと外の日陰に並べられた花も物色して歩いていた。
私はいつか欲しい「ベンジャミン」の値段¥2500を横目で見ながら、娘のあとを追うでもなく追わないでもなく・・・
ぶらぶら歩いてローズゼラニウムを一苗買った。
土日は98円とかで売っているポット苗もあり、定番のマリーゴールドも買い物かごに入れた。
このローズゼラニウム(だと思う)は何年も前に買った事がある。そのときに鉢についていた札には「ブルボン・ローズ」とあった。
だがインターネットで調べるとそれは「バラ」であって全く別物。今回買った店では「蚊嫌草」というラベルだった。
この「センテッドゼラニウム」は学名が「ペラルゴニウム」というらしい。
通称ニオイゼラニウムとかセンティッドゼラニウム、蚊にげ草 ローズゼラニウム、カレンソウ(蚊連草)などと呼び名がありすぎて覚え切れない。
この匂いは素晴らしく、なおかつ風呂でも鮮烈。
そして雑草のように強い!
日当たりの良い場所に地植えすれば、あっという間に藪が出来る。
バサバサ切って風呂で使っても、また楽しめる。ただ、「蚊よけ」にはならないようだ。
ハーブ類は葉を擦らないと香りが立たない。
アオジソだってミントだってセージだって、一株二株に風が吹く程度ではあんまり・・・・。
しかも、藪となったローズゼラニウムには蚊が休んでいる始末。
私の経験だけでなく、どなたかのブログでも「カレンソウから蚊がブーンと飛び立ちました」みたいなことが書かれていた。
レモングラスも蚊を寄せ付けないような評判だったが、一度いただいたそれも・・・・。
結局かなり広い草叢か常時葉をこするかしていないと、蚊だって生活がかかっているからね~。
センテッドゼラは、まったくもって「非耐寒性」と書かれている通り、冬になれば見事に枯れてしまった。
ただ、水挿しなどでよく増やせるので、地植えで一株だけ冬を越したのがあった。
それは、日陰に植えたやつだ。
日当たりの良いところのは夏の陽射しにも負けなかったし旺盛な藪になったが冬は呆気(あっけ)なかった。
素人判断だが、夏冬の温度差が大敵だったのかもしれない。
日陰育ちのほうは、風呂にバサバサ使うと次回収穫までが長くなったが、2年目3年目と経つにつれ勢いは安定傾向にあった。
そのローズゼラニウムを今回買い求めたということは、以前の株が無くなったことを意味する。何故か?!
藪となったセンテッドゼラニウムを「きたない」とばかりに、うちのカミさんが根こそぎ引っこ抜いてしまったのだ。
カミさんも娘も、息子でさえも「いい匂いだね」と言ってくれたのに・・・・。
たまに喜ばれた「部分の人」の一寸した油断。まさか、、、根こそぎいくなんて。
今回は、鉢でいこうと思う。
ちなみに、ミント類は「無気力、胃・肝臓に良い」と書かれている。
あまり著効は期待しない私だが「口臭にもよい」とある。
そしてまた淡い期待を抱く。
とはいえ、バッタみたいのがそろそろ出てきて、スペアミントの葉にも穴が開き始めた。そしてこれまた蚊の日陰休憩所になっている。
【ショウリョウバッタ?/】
++++++++++++++++葉陰取る+
**
2019.2.12 結局、行く道の選択・決断は、その人が"思い込み"から自由なら、その人自身に委ねられるのが自然といえる。
2019.5.17 蚊嫌草(蚊連草)は消滅してしまった。ブルボンローズとかセンテッドゼラニウム...名前色々?