今月のブログスター 「咬合調整」

2010-08-04 22:39:42 | 歯科医療
今日は昼間から風があり、最近では一番過ごしやすかったです。暦の上ではもうすぐ立秋ですか。まだまだ猛暑は続く今日コノゴロです。

今日の話題は番町歯科クリニックのホームページ「サロン」の中にある毎月更新のブログスターです。今月は「咬合調整」。ブログスターで採用した写真も下のアップの写真は「海の日」に高松港に寄航していた「ふじ丸」です。



歯科医療の分野で咬合調整というのは、歯科補綴(各種修復物を装着すること)などど比べ地味ですが、実は大切なことなのです。

「咬合調整」では「歯を削り」ますが、歯を削るといってもほとんどエナメル質の範囲ですし、金属修復物などの人工のものを調整することの方がはるかに多いです。「歯を削る」というと患者さんによっては、拒絶反応する方もいますが、ごくわずかです。歯科補綴となるとエナメル質や象牙質をかなり削ることが多くなります。

1回の的確な咬合調整で、歯の動揺がかなり軽減するということもしばしば経験するところです。歯が動いている(動揺)といってすぐに抜歯するのではなく、1回でもいいですから咬合調整をしてみるというのも、臨床の選択肢としてはいいのではと思っています。

もちろん歯の動揺状態によっては咬合調整してもまるで意味をなさないこともあります。なるべく歯を抜かず保存したい、歯を金属などの人工修復物で被覆したくない、少しでも健全歯質を残したい。こういうポリシーで番町歯科クリニックでは治療しています。

歯でお困りの方、宜しければ番町歯科クリニックにご来院下さい。ヨロシクデス。

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