アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

中世の街、トルンでダウン。

2016-08-06 01:02:50 | 日記

不穏な空の下、トルンの旧市街

整備したはずの車ですが、エアコンが効かないまま、気温26度、路上温度40度(道路に表示があったのでわかった)の道を、ドイツ国境近くのデブノからポーランドの真ん中あたりまで6時間弱かけて、世界遺産の街、トルンに到着しました。


トルンの旧市街の端っこ。

13世紀に栄え、そのあとドイツ人とポーランド人が半々に住んだり、ドイツ領になったりポーランドに戻ったりしたトルンは、珍しく戦火を免れ、旧市街がかなり元のまま残っており、コペルニクスの生まれ故郷でもある、美しい街です。


途中の道のり。暑かった・・・

午後6時過ぎに到着して、旧市街の真ん中にあるアパートメントホテルにチェックインし、シャワーを浴びてから、街をそぞろ歩きました。
市庁舎広場はそれほど広くないのですが、旧市街は広く残っていて、石畳の道に並ぶよく手入れされた古い建物を見て歩くのが楽しい。


コペルニクスの像の前で。

どうも不穏な灰色の空になってきて、テラス席をたたみ始めるお店も出てきました。天気予報では雷雨。ネットで探した、かなりシックな店内の
お店で、ゆっくりとディナーを楽しんでいる間に雨。トルンはヴロツワフより有名な観光地だからか、お店も洗練されたところが多いような印象です。


雨が降る前。

雨が降り終わって、ディナーも終わってから、黄色い街灯が石畳を照らしている旧市街を散策しているとタイムスリップしたような気分です。

本当は2泊する予定でしたが、出発が1日遅れたので1泊になったのが残念だね、と言いながら、夫と娘も気に入った様子。
夫は10代の頃に一度来ただけで、「こんなに綺麗な街だったっけ?」と驚いていました。


屋根裏部屋のアパートホテル。広い寝室が別にあり、合計70平米。

屋根裏部屋のアパートホテルも雰囲気があって、エレベーターなしの4階はやや荷物を運ぶには辛く、またギシギシと階段の音もうるさいのですが、
娘は「もっと泊まりたい!」と大満足。


アパートの窓から旧市街を見下ろす。

もう1泊したかった〜とみんなで何度も言ったからでしょうか、実は今、違うホテルですが、2泊目です(笑)。


クレープにチョコレートソースをかける。

というのも、一泊した次の朝、私がダウンしてしまったからなのです。
おそらく前の日、エアコンなしの車に6時間近く乗っていたので、軽い熱中症にかかったのかもしれません。


トルン名物ピエルニキ(ジンジャーブレッドというか、硬いクッキー)のウィンドウ。

本当は、車で移動して、夫の同級生のお家に泊まりにいく予定でしたが、まずベッドから起き上がれない。
チェックアウトの時間をかなり遅くしてもらっても、どうも体調がすぐれません。
とてもエアコンの効かない車に乗る気持ちになれない(笑)。


硬くて噛めない・・・

残念だけれど、その同級生宅を訪ねるのはキャンセルし(次の日に他の同級生を訪ねる約束があるので!)、
同じアパートメントホテルはもう次のお客さんの予約が入っていたので、他のホテルを探し出して
もう一泊することにしました。
トルンは観光地なので、ホテルがたくさんありますが、どこもいっぱいで結構探すのが大変でした。


手作りの飴のお店。

新しいホテルにチェックインして、しばらく横になっていたら、また激しい雷雨になりました。
気圧も変だったのかもしれません。雷雨が終わると、かなり涼しくなり、空気も軽くなったような。
やっと外を歩く気分になり、またもや旧市街をぶらぶらしました。


バスキングしている人たち、結構いました。


子供達が乗りたくて並んで待っていた彫刻。


グラフィティーの前で。

博物館などは閉館してしまった時間なのですが、歩くだけでも楽しい街です。


広場でエレクトロニカのコンサート。

明日はワルシャワ近郊のナシエスクという街に住む、今日訪ねるはずだった夫の同級生とは違う同級生のお家を訪ねる予定です。


子供用の塗り絵が用意されてるお店がいっぱいあるので、ありがたいです

無事に移動できますように・・・!