アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ビクラムヨガで人生がかわった、という話

2013-04-15 13:49:33 | 日記
昨晩の、ヨガチャレンジ60日完了お祝いディナーは、とてもすてきな儀式で始まりました。



今月末に始まる、キッズヨガのために用意された新しい部屋を「祝福」する意味もこめて、このように螺旋状にデコレーションされた
「道」を、ひとりひとりがあるき、真ん中のろうそくの火から、自分がもってきたろうそくに灯をともし、「道」においていく、
というのを、全員がひとりずつ行いました。参加者全員のろうそくがおかれたのが、この写真の様子。儀式が終わってからですが。

「自分のろうそくに灯をともしながら、60日チャレンジを無事終わらせた今の自分にいらないものを手放し、必要なものを
手に入れることを考えながら歩いてください」

カフアマッサージのセラピストの女性が、この儀式を提案したそうで、彼女が進行していました。

沈黙の中にろうそくの火がゆれて、とても幻想的でした。神聖で、あたたかい感じ。キャンプファイアーを囲むような、
楽しいけれど、終わってしまうのがちょっと切ない気持ち。

たまに通訳していた、そして私自身も勉強した、表現アートセラピーの合宿でも、似たようなセッションがあったことを
思い出しました。




儀式、といっても、ろうそくを「道」においただけで終わり。あとは、先生で、スタジオオウナーの女性から一言。
そしてほかの先生からもひとことあり、生徒のなかで、このチャレンジの間に、すばらしい経験をした人がいるので
それをシェアしてくれる、とのこと。

たまにシャワー室で挨拶をする女性でした。ピカソの最後の女性であったジャクリーヌににた、たくましい感じの美人です。
「ヨガやってる90分だけ、子供や仕事やだんなのことが忘れられるから、とても心が落ち着くの」
とちらっと話してくれたことを思い出しました。

その彼女が、たちあがり、すでに涙を浮かべて「ごめんなさいね、感情的になってしまって。でもお話させてください」
と話し始めました。

実は、ビクラムヨガを始めた1年半ちょっと前に、結婚が破綻した。子供ふたりを抱えてどうしよう、と思っていた矢先、
婦人警官という職業病なのか、PTSDの症状もでてきて、公私ともにさんざんだった。ヨガをやっている時だけ
いろんなことを忘れられた。チャレンジをしている間に、なぜか別れた夫から連絡があり、会ってじっくり話しをしてみた。
不思議なことに、いろんなことが許せるようになり、とても素直になれて、結局、よりを戻し、家族でまたいっしょに
暮らす事になった。。。。

「ヨガのおかげで、気持ちが落ち着いてきて、夫が連絡してくれた時もちゃんと話ができたんだと思います。本当に
ビクラムヨガに感謝していますし、チャレンジをしてよかったと思っています」




聞きながら、もらい泣き。ろうそくの火がゆれて、いっしょに涙を流しているよう。

スタジオオウナーの先生いわく、「ビクラムヨガをはじめて日が浅い人たちは、このチャレンジをしてもあまり変化はないみたいですが、
しばらくやってる人たちは、いろんな深い変化があった人が多いようです」。

私はまだ初心者なので、ちょっとおなかの辺りがひきしまったかな、と感じるくらいで、そんなに深い変化を感じていません。
長くやっていると、どんな変化があるんだろう?腰痛が治ったとか、膝がよくなったとか、お医者さんに見放された人がよくなったという
話はよく聞くけど。。。??




マンションのおとなりさんがいたので、お皿に持ち寄りの料理をよそいながら、おしゃべりしました。

「さっきの彼女と同じことが私にも起こったの。2年前、ヨガをはじめる直前に、私も夫と別れて、今のマンションに引っ越したのね。
ビクラムヨガをやっているうちに、自分がどんどん素直になっていく、正直になっていくのを感じた。同僚ともいい関係になってきたし、
人間関係がとても楽になってきたの。そして夫ともたまに会うようになって、チャレンジの間に、じっくり話をして、やっぱりよりを
戻そうってことになったのよ」

へえ、すばらしいですね!本当に同じようなことが起こったんですね。

「そう。このヨガをやっていくと、人生が変わるっていうけど、本当よ。自分に正直になれるから、ものごとがシンプルになって、楽になっていく。
体だけでなくて心も健康になっていくんだと思う」



どこまで続くか、わかんないけど、もうしばらくこのビクラムヨガを続けよう、と思いました。

チャレンジが終わった今日も、ちゃんと行って来ましたよん!