1月26日はオーストラリア・デーという祝日で、建国記念日だそうです。
サンバのパレード。
うちのそばのビーチでは、オーストラリア・デーのビックブレックファストと称したイベントが行われました。
去年はちゃんと午前中にいき、ビッグブレックファストって何かしらとわくわくしていたら、なんてことはない、屋台テントでパンケーキとベーコンエッグか
ソーセージエッグを丸いバンズに挟んだサンドイッチが売っているだけだとわかり、かなりがっかりしたことを思い出しました(笑)
ちかくのファーフクラブでは、レスキュー隊のマッチョな姿が(??)
去年と同じように、今年もクラッシック・カーの展示があったようですが、私たちが出かけたお昼過ぎには、1台しか残っていませんでした。
ブレックファーストのテントも店じまい。バクパイプバンドも午前中で終わったようで、うちにいる間に聞こえたのですが、外に出たときには
いませんでした。サンバのマーチングをかろうじて見る事ができ、また特設ステージでは、ロックバンドが数バンド演奏していました。
サンバにあわせて踊る娘。
オーストラリアの国旗がここ、あそこで見られます。国旗をデザインしたTシャツなどをきている人たちもいます。
国旗ひろっちゃった~!うしろでロックバンドが演奏しています。
ビクラムヨガに行く途中、夫に「オーストラリア・デーって、要するに独立記念日ってこと?」と聞いたら「いや、独立までいかなくて
自国の政府をもつようになった日じゃなかったかな?」とあやふやな返事。アメリカの7月4日より弱い感じの独立記念日なのかな、と
勝手に解釈していました。
iPhoneでメッセージうたなくちゃ?
ヨガが終わってから、ネットで調べてみたら、ありゃりゃ、全然違います!
あるサイトから引用しますと、
『イギリスは、1788年1月26日にこのニューサウスウェールズを囚人流刑の為の植民地とすることを決定し、総督アーサー・フィリップ率いる流刑船団が上陸しました。 数万年にわたるアボリジニの大陸占有は、白人によるオーストラリア支配によってこの時点で終わりを迎え、アボリジニは王室領不法占拠者として、奴隷にされたり、殺されたりして急速に滅亡していきました。 現在1月26日「オーストラリア・デイ」は建国記念日とされています。』
夕方になっても蒸し暑いので、ビーチでピクニック。
独立記念日どころか、イギリスが囚人用にと勝手に指定した大陸に上陸した日、アボリジニの人たちからすれば、イギリス人が勝手に囚人を送ろうと侵略してきた日、ということになります。
夫に違うじゃない、と訴えると、「そうだ、そうだ。たしか前にアボリジニの人たちがオーストラリア・デーをお祝いするのを抗議している、というニュースをみたことがあった!」ですって。
まったく。
ビーチで食べると、なんでもおいしい~!
オーストラリアは、一見あんまり大きな政治的問題がなさそうに見えます。大きな大陸に、カンガルーの方が人間より多く住んでいる、自然資源の豊かな、そしてそれを中国などに売って経済的にも
先進国の中ではかなり安定している国。でも、ちょっと振り返ってみると、アボリジニの人たちの土地を侵略して、白豪主義が1970年代まで支配的だった国。
とても独特な、そして魅力的なアボリジニアートに惹かれて、数年前にアボリジニアートセンターにボランティア滞在した時のことも思い出しました。
単にアボリジニのアーチストが制作しているところを見てみたい、そのインスピレーションのもとを見てみたい、というだけの好奇心で行ったのですが、アボリジニの人々の生活が踏みにじられ、時に消滅させられそうになり、
そのあとでやっと手厚く保護されたり、と思ったら政治的にまた介入されたり、と歴史的、政治的な側面が複雑に絡み合っているところをまざまざと見せつけられ、またアボリジニの人々の生活の違いに、
40歳すぎてひさびさに強いカルチャーショックを受けました。
わずか1週間しか滞在していなかったのに、シドニーに戻ってから風邪のような症状が数週間も治りませんでした。
海は、いいよね~。
なんて思っていたら、アボリジニのアーチストのイベントのお誘いのメールをいただきました!
不思議なタイミング。来週末らしいので、家族で行ってみようと話しています。
まだまだビーチではお祝い気分で飲んだくれている人たちがたくさんいるらしく、うちの中にいても歌声などが聞こえてきます。
お祝いごとは好きだけど、う~ん、オーストラリア・デーについては、単純にお祝いする気分じゃあ、ないなあ。。。
サンバのパレード。
うちのそばのビーチでは、オーストラリア・デーのビックブレックファストと称したイベントが行われました。
去年はちゃんと午前中にいき、ビッグブレックファストって何かしらとわくわくしていたら、なんてことはない、屋台テントでパンケーキとベーコンエッグか
ソーセージエッグを丸いバンズに挟んだサンドイッチが売っているだけだとわかり、かなりがっかりしたことを思い出しました(笑)
ちかくのファーフクラブでは、レスキュー隊のマッチョな姿が(??)
去年と同じように、今年もクラッシック・カーの展示があったようですが、私たちが出かけたお昼過ぎには、1台しか残っていませんでした。
ブレックファーストのテントも店じまい。バクパイプバンドも午前中で終わったようで、うちにいる間に聞こえたのですが、外に出たときには
いませんでした。サンバのマーチングをかろうじて見る事ができ、また特設ステージでは、ロックバンドが数バンド演奏していました。
サンバにあわせて踊る娘。
オーストラリアの国旗がここ、あそこで見られます。国旗をデザインしたTシャツなどをきている人たちもいます。
国旗ひろっちゃった~!うしろでロックバンドが演奏しています。
ビクラムヨガに行く途中、夫に「オーストラリア・デーって、要するに独立記念日ってこと?」と聞いたら「いや、独立までいかなくて
自国の政府をもつようになった日じゃなかったかな?」とあやふやな返事。アメリカの7月4日より弱い感じの独立記念日なのかな、と
勝手に解釈していました。
iPhoneでメッセージうたなくちゃ?
ヨガが終わってから、ネットで調べてみたら、ありゃりゃ、全然違います!
あるサイトから引用しますと、
『イギリスは、1788年1月26日にこのニューサウスウェールズを囚人流刑の為の植民地とすることを決定し、総督アーサー・フィリップ率いる流刑船団が上陸しました。 数万年にわたるアボリジニの大陸占有は、白人によるオーストラリア支配によってこの時点で終わりを迎え、アボリジニは王室領不法占拠者として、奴隷にされたり、殺されたりして急速に滅亡していきました。 現在1月26日「オーストラリア・デイ」は建国記念日とされています。』
夕方になっても蒸し暑いので、ビーチでピクニック。
独立記念日どころか、イギリスが囚人用にと勝手に指定した大陸に上陸した日、アボリジニの人たちからすれば、イギリス人が勝手に囚人を送ろうと侵略してきた日、ということになります。
夫に違うじゃない、と訴えると、「そうだ、そうだ。たしか前にアボリジニの人たちがオーストラリア・デーをお祝いするのを抗議している、というニュースをみたことがあった!」ですって。
まったく。
ビーチで食べると、なんでもおいしい~!
オーストラリアは、一見あんまり大きな政治的問題がなさそうに見えます。大きな大陸に、カンガルーの方が人間より多く住んでいる、自然資源の豊かな、そしてそれを中国などに売って経済的にも
先進国の中ではかなり安定している国。でも、ちょっと振り返ってみると、アボリジニの人たちの土地を侵略して、白豪主義が1970年代まで支配的だった国。
とても独特な、そして魅力的なアボリジニアートに惹かれて、数年前にアボリジニアートセンターにボランティア滞在した時のことも思い出しました。
単にアボリジニのアーチストが制作しているところを見てみたい、そのインスピレーションのもとを見てみたい、というだけの好奇心で行ったのですが、アボリジニの人々の生活が踏みにじられ、時に消滅させられそうになり、
そのあとでやっと手厚く保護されたり、と思ったら政治的にまた介入されたり、と歴史的、政治的な側面が複雑に絡み合っているところをまざまざと見せつけられ、またアボリジニの人々の生活の違いに、
40歳すぎてひさびさに強いカルチャーショックを受けました。
わずか1週間しか滞在していなかったのに、シドニーに戻ってから風邪のような症状が数週間も治りませんでした。
海は、いいよね~。
なんて思っていたら、アボリジニのアーチストのイベントのお誘いのメールをいただきました!
不思議なタイミング。来週末らしいので、家族で行ってみようと話しています。
まだまだビーチではお祝い気分で飲んだくれている人たちがたくさんいるらしく、うちの中にいても歌声などが聞こえてきます。
お祝いごとは好きだけど、う~ん、オーストラリア・デーについては、単純にお祝いする気分じゃあ、ないなあ。。。