べそかきアルルカンの詩的日常“手のひらの物語”

過ぎゆく日々の中で、ふと心に浮かんだよしなしごとを、
詩や小さな物語にかえて残したいと思います。

どんなときにも

2008年12月22日 22時05分40秒 | 慰め種

きみが思い悩んでいるときも
小鳥たちは葉蔭に憩い
幸せいっぱぁい と歌ってる

きみが悲しみに暮れて
頬を濡らしているときも
陽だまりの猫は寝返りうって
幸せいっぱぁい と欠伸している

きみがどんなに寂しいときも
野の花は風に吹かれて
幸せいっぱぁい とスウィングしてる

理解しようとしなければ
人生はもっと
簡潔で美しいものかもしれないよ

ぼくらはただ
惜しみなく降りそそがれている優しさに
気づくことができないだけかもしれないね





★絵:Marta Arnau★ ↓ポチッっとね
にほんブログ村 ポエムブログへにほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする