あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

きょうの太田総理&映画 「 トロイ 」 (追記あり)

2007-03-09 22:09:04 | テレビ
( きょうの太田総理は、ふかわりょうのマニフェスト”レディスデーを廃止します”だった。まあ、あんまりこの件についてくわしく書くつもりはないけれど、太田は、女性問題ではあまり発言しないほうがいいと思う。つまり、”いい芸人=常識人であることと、フェミニストであることは両立しない”から。今の日本の常識人から、フェミニスト的考えが出て来るはずがないから。太田は、このマニフェストに賛成の立場から、「普段は平等と言いながら、都合のいいときだけ権利を主張するのはおかしいのではないか。」と言っていましたが、金教授が言うように、一部の(東京の)大企業サラリーマンや医者や高額所得者の妻たちを見れば、女性を優遇する必要はない、なんて意見も出て来ると思いますが、社会(東京だけでなく)全体として見た場合の男女間格差は、やはり厳然としてあるわけだから。まあ、きょうもっともよかったのは、相方の田中の意見、「ぼくはレディスデーに不満を感じたことは一度もない。男性が優遇されている場合もいろいろあるわけだから、両方あっていいんじゃないか」という鷹揚な発言。この問題になると、なぜだか知らないが、男女ともに、ヒステリックにケンカごしな発言が多くなる、男女の対立を煽るような演出になる、のが苦手だ。それと「女の敵は女」という言い方があるけれど、あれは「女対”男の視点に同一化した女”」じゃないかと思う。”グラビアアイドルを認めるか否か”という太田の意見にしてもねー、あれは男の趣味、嗜好に合わせてるだけですからねー。本来の日本の女性の服の趣味は、欧米や韓国に比べても、色彩は地味、露出もあまりないなど全てにおいて地味で、よく言えば”シック”なものが好まれる傾向がありますからね。(グラビアなどの美意識とは180度違うと思います。あれは彼女達の趣味ではなくて”仕事服”ですから。)まあでも、あまり対立を煽るような発言、話し方は聞いていてつかれるし、”持てる”男性は田中くらいの鷹揚さを持ってしゃべってほしいと思う。
 
 追記:ファッションについて少し付け加えると、センスのいい女優さんということで名前の挙げられるオードリー・ヘップバーンですが、有名な”サブリナ”なんかの彼女のファッションは、過剰さや派手さや露出の多さとは対極のものですが、やはりとてもシックと言えると思います。私は、ヘップバーンはヘップバーンでもキャサリン・ヘップバーンのファッションが好きなんですが。彼女のスタイル、パンタロンにサンダルにシャツにトートバッグなんか、今見てもまったく古くなくてとてもシックです。彼女たちのファッションは日本的な美意識にも通じるものだと思うし、サブリナ風なものやキャサリン・ヘップバーンのシンプルな着こなしなどは、定期的にリバイバルしているのを見ると、現在においてもファッション関係者達にとって、彼女達の着こなしは、バイブルって言ってもいいほどの決して古びない魅力を持っていると思う。そして、彼女達のシックさがどこから来ているのかというと、それは引き算の魅力で、過剰さというのは、まったくシックではないのだ。叶姉妹のでかすぎるダイアモンドや露出過剰なファッションはシックとは対極のもので、何度も言うように滑稽ささえ感じさせる。彼女達は欧米的グラマラスという価値観への過剰なまでの同一化からああいうことになってしまったと言う点で、その価値観への完全主義的なこだわりを絶対視するという点で、ある意味生真面目な人々と言えるかもしれないが。そして、ファッションというある意味女性的な感性の世界における、男性の意見、好みなんてのは、コスプレ的過剰さを感じさせるシックとは対極のもの(=滑稽)であることが多い。あるところに過剰さがあるのなら、どこかで引き算しないとシックさは生まれてこない。モンローなんかは、そのあたりがよくわかっていたひとで、彼女は肉体的にとても過剰なので、普段の服装なんかは、アクセサリーなんかもほとんどつけず、シンプルなファッションでバランスを取っていた(シックだった)と思う。だからねー、あまり”コスプレ的センス”でファッションを語ってほしくないんですよね。それは、ファッションとかセンスとは別のものだから。


 女性の気持ちを感覚的に理解しようと思えば、”少女マンガ”、それも少し前の時代の(―おすすめは大島弓子です)を読むのが一番じゃないかと思います。

 
 ところで、DVDを借りて、映画「トロイ」を観ました。目的は、トロイのプリアモス王を演じたピーター・オトゥールを見ることだったのですが、は~、キレイでした・・・・・。白髪にブルーアイズ。ブラピもオーランド・ブルームも目じゃありませんでした。映画は、いまひとつでしたが、彼を見られただけで満足です。新作「ヴィーナス」も観てみたいです。映画では、彼のほかには、トロイの王子ヘクトルを演じたエリック・バナがよかったです。そんなわけで、私はトロイ側に肩入れして観ていましたが。それにしても、あとさき考えずにヘレンをさらったパリスって、ほんまにおバカっていうか、そのせいで、兄が死に、父も死に、国が滅びるわけで。アキレスのブラピのルックスは、なんかハリウッドすぎて、こういう歴史劇には合わない気がしました。


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