あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

身近な自然に癒されて&ボチェッリの 「romanza」

2005-12-15 15:55:48 | 日記
 師走に入って(というわけでもないのですが、)せわしない毎日の中で、庭の植物とともに心を癒してくれるものに、いつも自転車で通る堤防の上の道から見える河の生き物たちがいる。この河は、干潮になると底に溜まっているヘドロなどが見えてあまりきれいとは言えない河なのですが、それでもボラなどの魚が泳いでいたり、鴨やサギなどの水鳥などが泳いでいたり、エサを狙って飛びたったりするのや、夏には、亀が杭や石の上で甲羅を干しているのを見ることができる。こういうちょっとした身近な自然の風景にとてもこころをなごませられるのを感じる。鴨の生態には詳しくないのですが、つがいっぽく泳いでいるのを見るとかわいいなと思ってしまう。
 童心というのか、子どもというのは彼ら自身が自然であるというか、自然にもっとも近しいひとたちであると思うけれど、彼らが虫や小動物やペットたちに寄せる親愛の情を少しでも見習って、一日のうちのほんの数分でもいいから自然に接することが大人の精神にとっても必要なことだと思う。そういう時に身近にあるこういう何気ない自然というのがとてもたいせつなものに思える。
 よく、大人で「自分は虫は全然駄目」とか「鳥はキライ」とか自慢そうに宣伝している人を見かけるが、そういうのは、そのひとがいかに自然からかけ離れた存在であるかということを語っているにすぎないので、きらいであることを責める気は全くないが(私もハムスターは苦手なので)声高に宣伝する類のことではないのになと思ってしまう。何かステイタスでもあるように「○○がキライ」と言っているひとを見ると(みっともないから)黙っていればいいのになと思ってしまう。

 ところで、私はそんなに音楽というものにしょっちゅう浸ってないといけないひとではないのですが、今日ふと聞きたくなったCDを紹介しておきます。
 
 Andrea Bocelli の 「romanza」というCDを急に聴きたくなって聴いています。くわしいことはイタリア人だということ位しか知らなくて(ボッチェッリなのかボチェッリなのか等々)恐縮なのですが、少し曲名を紹介しますと「Con Te Partiro」(いっしょに出かけよう)、「Vivo Per Lei」(君のために生きる)、「Romanza」(ロマンス)、「Rapsodia」(ラプソディー)等々。
 ラテン系のいい声と、確かな歌唱力と、程よい叙情に浸れますので興味のある方は聴いてみてください。
 今の私は、ハードなロックとかはもうちょっと駄目で、やはり、うまい”うた”と、いい声を聴きたいというのもあったりして、エンヤの新曲なども聴いてみたいのですが、なかなかそこまで余裕がない家計なので古いCDを急に思い出して聴いたりしています。

 いやなニュースが続くと、自分の心に、(煽られるな)落ち着け、落ち着けと言い聞かせるようにしています。勿論世の中の出来事に目をつぶったり、流されたりはよくないことですが、マスコミなどの過剰な煽りに煽られるのもまたよくないことだと思うのです。そういうときに、音楽とか、自然とか、映画や文学や芸術などに意識的に接して平静を保つのもだいじなことかなと思います。

 ※ココログブログのほうに映画「ハウルの動く城」の感想アップ中です。