あざみ野荘つれづれgooブログ

おもに、サッカー関連のコメントを掲載していきたいです。
’78年のW杯アルゼンチン大会以来のサッカーファンです。

キリン杯ペルー戦

2005-05-22 17:04:27 | サッカー
 今日の試合、負けたということで、すぐにまるで駄目とか言うひとが多いと思うけれど、内容自体はそんなに悪くなかったと思う。
 ロスタイムの失点は、カウンターをくらっての失点だったので、修正できる筈。ただ、勝てなかった、引き分けで終われなかったというのは、経験値と勝負に対する執念が相手のほうが上回っていたということだと思う。試合前の下馬評とかで相手を甘く見過ぎていたこともあるのではないだろうか。
 立ち上がりは、ペルーのうまさと、身体的な優位が目立っていて、ペルーペースで試合が始まったので、これはなかなか手強いし、点は簡単には取れないぞという感じだったが、(ディフェンダーの高さという点では、圧倒的にペルー優位だった)段々、日本もペースをつかんできて、三浦淳宏を起点にしたよい攻撃も何度か見られた。ただ、シュートやフリーキックの精度が全体にいまひとつだった。
 期待の大黒は、動き自体はよかったが、ちょっと焦りと力みが見られてノーゴールに終わった。次に期待したいと思うが、周囲の過剰な期待の影響が少なからずあるのではという気がちょっとした。Jリーグには無いきついプレッシャーのなかで、Jと同じようなパフォーマンスができるかどうかが今後の課題でしょうか。
 ロスタイムの失点による敗戦ということで、選手は得点チャンスもかなりあっただけにがっくりしていると思うけれど、弱い相手に楽勝してめでたしめでたしといった試合よりも、練習試合としてはちょうどよい手応えの相手だったと思う。バーレーンとも、しっかり守ってカウンターを狙うという点や身体能力が優れている点が似ているし。(経験値ではペルーのほうがバーレーンよりは上だと思ったが。)ただ、最終予選本番では、ああいう失点は致命的となるので、引き分けでもいいから失点しないようなゲームプランで行くか、積極的に点を取りにいくかということになると思うが、今日の試合結果を見るかぎりでは、点を取りにいく選手交替が(守備の点では)裏目に出たと言えると思う。(鈴木のアウト後の失点といういつものパターンのような気もしましたが・・・。)
 まあ、なんと言ってもバーレーン戦に向けて調子を上げていって欲しいと思います。