和医輪癒

季節による日本薬膳の継承&野菜たっぷりセルフメディケーションのすすめ

心と体の中から健康に~

脳は髄の海~旬の鱈きくで2品

2014-12-22 00:37:25 | 薬膳料理&ハーブ薬膳

鱈つながりで、タラコより白子のほうがこちらではこの時期好んで食べられます

宮城では、鱈の白子のことを、きく と呼びます。子供のころ  きくのお汁を頻繁に食べさせられたので、大人になってもしばらくは嫌いでした~食べ過ぎだし~脳みそみたいな奇妙な形で気持ち悪いしぃ(笑)

割烹で湯引きしたものを、もみじ酢でいただくことがあり それ以降好きになったというとろ~り濃厚でうまい。

料理としては、お汁、 ポン酢や鍋に入れるのが多いですね。スタンダードですが やはりお汁のリクエストがあり、からすみを作った塩抜きしたお酒を調味料として入れましたら、風味が増しましたね。

シンプルに豆腐と♪ 昔嫌いだったのは、母親がきくを煮込みすぎてゴムみたいになったからかもしれない。子供には見た目でパスかもね~

醤油麹をまぶし フリッターにしたら美味しい☆ お汁よりいいや(笑)

三浦レディース大根はすりおろすと綺麗☆ 酢を少したらしていただきました。魚介類の解毒をする野菜は紫蘇が1番と言われています! 生薬名は、そよう といいます。お刺身を食べるときは、必ずついているくらいです。

白子の栄養は鱈の精巣ということもあり、精に関係します。副腎 ホルモンの減少は認知症になりやすい。プリン体が多いので痛風や尿酸値が高い人は注意して食べないといけませんが、健康な人は食べ過ぎなければ大丈夫☆ 

ビタミンDを含みカルシウムの吸収を助けます。

薬膳では、精を補うものは骨髄を生成すると言われ、冬に弱る骨を養生します他の季節には不快な症状がでなかったのに冬になって虫歯が痛い根先病巣(歯の根っこに腫瘍や嚢胞みたいなものがレントゲンで写る)があると疼痛を及ぼすのが多いのも冬

旬のときしか食べれない白子は骨髄を養生するので歯にもよいのですね その季節にとれる旬と呼ばれるものには、やはり深い意味があるものです

このパワーを取り入れない手はないということで、最近は気虚に少しかたむいている私なので、このほかに、高麗人参のフリッターもむかご(山芋のこっこ)も、この3品はとっても身体も心も元気にしてくれる食材です 笑顔になれるので前向きな考え方もできるようになる嬉しい食材


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