飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

鎧が出来るまで その6

2009-08-12 09:50:42 | ハーネス(HG harness)

Dscf0024 ハーネス原型マットと、表生地を取り付けます。

まず、両面テープで仮止め。このときは1ミリもずれないように気を配ります。

テープだけだと接着力が不足するため、縫製します。

仮止めした表生地がはがれぬように注意して、全周を縫いこみます。

この状態から、部品をつけていって、ハーネスが出来上がります。

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鎧が出来るまで その5

2009-08-11 18:55:24 | ハーネス(HG harness)

Dscf0023 この後、表の生地を両面テープで仮止めし、縫い付けるが、その作業の前に、後部の縁のフォーム材を、1cm切り取っておきます。

これは、最後の縫い付け時、厚みを薄くして作業性を上げる為であり、この作業を行わないと、フォーム材+生地の厚みで1cm以上になるため、ミシンでの縫製作業が困難になります。

この作業を行うことにより、縫製の厚みは1cm少なくなることになり、楽に後部を縫製することができます。

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鎧が出来るまで その4

2009-08-10 11:34:41 | ハーネス(HG harness)

Dscf0022 切り出した、ハーネスの原型にあわせて、表側の生地のカットに入る。

まず、表生地にハーネス型を写し取り、そのラインにあわせてカットする。

一見簡単そうに見えるが、表生地を張り合わすまで手早く行わないと、湿度等でカットした生地の大きさが変わってしまう。

ちなみに、仕事に使用しているハサミは、定期的に自分で研いでいる。

ハサミの研ぎは結構難しく、満足する研ぎに至るまでに5年ほどかかってしまった。

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鎧が出来るまで その3

2009-08-05 11:03:26 | ハーネス(HG harness)

Dscf0021 描き出したラインに沿って、カットしていきます。

テール部分が面白い形になっていますが、円錐形のテールを形成するためには、この形が必要です。

この形状は、当然立体裁断を意識して描いていますが、一部、きれいな立体になりきれないところがあるため、レッグストラップのバックル付近にて、スリットを入れているところがあります。

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ハーネス製造 その2

2009-08-04 19:21:51 | ハーネス(HG harness)

Dscf0019 計算で、ユーザーの重心位置を算出し、その重心位置を、まず、ハーネスのベースとなるマットに描く。そして、そのラインを中心に肩、そしてかかとまでの寸法をマットに記入する。

その後は、そのラインを基本にして、写真のハーネス型をあてがい、ハーネスの形を描き上げる。ハーネス型は、丁度雲形定規と同じ様にして使うが、この型のラインはかなり微妙なため、ここに至るまではかなりの時間を要した。

申し遅れたが、ハーネスのベースとなるマットには、ナイロン生地が接着されている。

この接着は、一般的にはパウダーラミなどを使用するが、当方では、コスト的に有利なアクリルエマルジョン系接着材を使っている。

しかし、この接着はかなり難しく、接着時の湿度にはかなり気を使わされてしまうのである。

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