飛行中年

空を飛ぶことに薪ストーブ、そして、旅をこよなく愛する一人の中年のブログです。

現役実用動力水車!

2019-11-11 20:09:52 | 日記(diary)
私の住む茨城県石岡市(旧八郷町)には、ちょっとおもしろいものが存在しています。

現役の実用動力水車です!

水車そのものは、観光地などでオブジェとして動いているものは多いと思うのですが…。

実用動力水車となると、私が知る限りでは、日本にはこの水車しかないと思います。

この水車、筑波山の北の麓で、お線香を製造するために、現役で使われているのです!





お線香の原料は、主に杉の葉。

この杉の葉を、細かく砕くために、この水車は現役で使われています。

この工房には、電気などで同作業を行う設備はありません。

本当にこの水車の力だけで、お線香を製造しているのです。


ここの工房、スゴイのはこれだけではありません。

実は、水車に送る水の流れで、水力発電も行っているのです!




このシステム、あまりにすごいので、思わず私のブログに紹介させてもらいたくなりました!

ハッキリ言って究極のエコ。

身の回りに存在しているエネルギーを、有効に利用している素晴らしいお手本と言えると思います。


この水車を見て、私は思ったのですが…。

現在、手近で利用できる水力に注目し、それを利用することを忘れているのではないでしょうか?

再生可能エネルギーというと、太陽光発電ばかりのイメージがあるのですが…。


例えば…。

私の住む場所では、のどかな水田地帯が多くみられるのですが、その水田に水を供給するこのシステム…。



用水路をせき止めてダムにし、溜まった水をポンプで吸い出して田んぼに水を送る、通称「ポンプ小屋」と言われているものですが…。

これ、ためた水のエネルギーを活用して、水力発電がおこなえるのではないでしょうか?

設置コストも、水を流す通路にタービン、発電機とコンディショナーなどで、とりあえず電線に電気を供給できるのではないでしょうか?

水力発電に必要な主だったものが、既にある状態なので、コスト的にも100万円かからないのでは?

水の流れの量にもよりますが、写真のところでも、おそらくコンスタントに2KW程度の発電は出来るのでは?と、思えます。

太陽光発電と違い、24時間発電が可能なため、コスト的にも見合うものが出来るのでは?

こんな通称ポンプ小屋が、私の住む地域では各所に存在しているため、これを上記のように水力発電の設備として活用すれば、ずいぶんエコになると

私には思えるのですが…。


こんな風に、ちょっとしたものに注目し、みんなで知恵を出し合えば、私は随分とCO2の排出は抑えられ、地球環境の改善につながるように思

えるのです…。




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