外科医 アンチエイジングに目覚める!?

目指そう サクセスフル・エイジング !

抗糖化 で 減らせAGEs 

炭水化物も要注意    

目からウロコのおはなし 1

2010-02-23 21:49:50 | ひとりごと 医療系

もう5年前になります。

その日、大きなウロコが筆者の目から剥がれ落ちました。



それは京都府保険医協会が、のちに「湿潤療法」で知られるようになった

夏井先生の講演会を開催してくれた日。


それまで、筆者も疑問に感じていた「傷の消毒」に対して

「消毒とガーゼ撲滅!!」と声を大にして訴える先生は、

実際の数々の症例を提示されました。


その治癒経過のなんと素晴らしいこと!



この講演会以後、迷うことなく筆者も

「消毒とガーゼ撲滅!!運動」に加わったのでした。


以下に、その講演で使用されたテキストを掲載します。



要点は、

   1 傷口の消毒は、百害あって一利なし。

   2 ガーゼは傷の治りを遅くするだけ。

   3 水道水で洗うだけで、よろしい。
    (もちろん傷に異物があれば、除去が必要。)

と、なります。 


今までの常識は、いったいなんだったのか!?


その昔、ヨーチンをたっぷり傷口に付けて、

フ~フ~吹きながら痛みに耐えたのは、いったいなんだったのか!?


懐かしくも、ただただ愚かだったということでした。