2000年度(平成12年度)に100歳を迎えたのは5493人。
1900年(明治33年)生まれの方々です。
その年の出生者数は142万0534人。
約260人に1人が100歳まで生きた計算になります。
1900年ごろといえば、現在に比べ新生児死亡率も高く、
生まれて以後も、国民病として猛威をふるっていた結核や
戦争の経験も乗り越えての100歳到達なのでした。
2009年度(平成21年度)に100歳となった方々は、21603人。
1909年(明治42年)生まれの方々で、
この年の出生者数は、169万3850人。
約80人に1人が100歳まで生きた計算になります。
わずか9年のあいだに、
100歳まで生きられる確率は
なんと3倍強も高くなったわけですね。
このようにして、100歳超人口は4万人を超過しました。
以上は、確かな事実です。
では、この事実を踏まえたうえで、
あなたは、以下の想定に対して
賛成ですか? それとも反対ですか?
想定
『今の時代はといえば、
医療環境が格段の進歩を遂げ、戦争で命を落とす心配はない。
100歳まで到達できる確率は、今後さらに増加するだろう。
まさに人生100年時代が迫っているのだ。』
機能的健康度の話しを聞かせて戴いた秋山先生からは、
『人生90年時代の備えが必要だ』とお聞きしましたが、
さぁ、あなたは、どうお感じになりますか?
ぜひ、コメントをお寄せ下さい。
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