ネットの質問箱を覘きますと、殆んどが「この問題の次の一手は」というものです。それを回答されている方の記述に教えられるものが有ります。私には「XY-Chain」が大変勉強になりました。しかし、仮置きしないと答が出ないと回答されている問題も多いです。複数の方が仮置き必要と回答された問題に挑戦してみました。
第1問
解き易くします。
直ちに以下の記事をお読みにならず、10分程お考えください。
1と5と8のオンパレードです。何処から手を付けて良いか分からないでしょう。でも覚えておいてください。このように数字が限られた個数の場合は、「XY-Chain」は滅多に有りません。有るのは「奇数個連鎖の原則」です。
5から左へ強・強・強・強・弱・強・弱 で5が確定します。(5→5→5→5→5→5→5→5)
進めて、
5から下へ5の奇数個連鎖 強・強・弱・強・弱 で5が確定します。
進めて、
さらに進めて、
正解です。
ご覧のように仮置き無しで解けます。連鎖の見つけ方を練習してください。
第2問
解き易くして、
このように数字が五つ以上有る場合は、「XY-Chain」を使う率が高いです。
でも、先ず二国同盟で詰め上がりの準備します。
XY-Chain 9・3-3・2-2・3-3・2-2・8-8・2-2・9で、9が入ると☐に9は入れません。また、3が入っても9が入るので、やはり☐に9は入れません。従って、☐の9は削除されます。
進めて、
さらに進めて、
正解です。
このように一旦は手が止まっても、何かしら打つ手は有るものです。こういう練習をすることも実力の向上に役立つのではないでしょうか。質問箱は手順の宝庫です。時々記事にしたいと思います。
次回は、解き順は一回お休みして「奇数個連鎖の原則」について、いろいろなパターンを解説したいと思います。
ご覧いただきまして有り難うございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます