ナンプレふぁんのひとりごと

ナンプレは初級から上級に行くにつれて解きにくいですね。

簡単な新しい原則を見つけましたので、是非ご覧ください。

「川中島」

2023-06-18 08:14:43 | ひとりごと

越後の龍と甲斐の虎は合計5回戦っています。その全ての合戦を称して「川中島の戦い」と呼んでいます。でも実際に目と目が合ったのはそのうちの2度だそうです。特に4回目は、謙信が太刀を振りかざし、信玄が軍配で受ける構図で有名です。結果は引き分けで、10年以上の時間を無駄にし、沢山の兵力を失っただけでした。

後にこの両者間には「敵に塩を送る」と云う美談が有りますが、謙信が信玄に塩を送ったのでは無く、越後の塩商人が甲斐の国で塩を売るのを謙信が止めなかっただけ。と云う説も有ります。

 

今回の題材は、いちごナンプレ研究所さんがご自身のブログに公開された、相棒ナンプレで中央ブロックは魔法陣ですのヒント付きの作品で、次の図です。

        

3個のブロックにヒント数字無しです。まるで犀川の両岸に謙信と信玄が対峙しているみたいなので、「川中島」と名付けました。

        

候補数字を入力します。この図から最少工数を目指します。

        

右上ブロックの9で進めて、

        

中下ブロックの7で進めて、

        

この図になります。

        

よく見ると7の Loop が2個出来ています。の方は2回接触する数字は有りません。の方は2回接触する数字は4と6です。これでは 隠れ共倒れ は使えませんので、少し進めます。

        

四国同盟で、

        

左下ブロックの3で進めて、

        

4で進めて、

        

隠れ共倒れ です。7の Loop を使います。

        

で6は7と2回接触しています。

        

このパターンはが削除されます。

        

6で進めて、

        

実はこれで終りです。芋づる式をどうぞ。

        

5で進めて、

        

9で進めて、

        

1で進めて、

        

2で進めて、

        

7で進めて、

        

右上ブロックの2で進めて、

        

5で進めて、

        

1で進めて、

        

9で進めて、

        

第7行の1で進めて、

        

4で進めて、

        

5で進めて、

        

8で進めて、

        

3で進めて、

        

右下ブロックの2で進めて、

        

9で進めて、

        

8で進めて、

        

1で進めて、

        

正解です。

 

超難問でも急所を攻めると以外に早く解けることが有ります。色々な方向から攻めてみるのも大切だと思います。

 

おまけです。

 

作家さんが折角ヒントを教えて下さっているのですから、ヒントを使った解き方をご覧ください。

達人さんの真似をして、候補数字を入力しないで眺めて解いてみました。

        

ヒント数字が点対称配置なので、最初から 足して10 は使えませんので、中央ブロックは魔法陣 を使って。

        

中心マスは5です。

        

の3の配置からに3が入ります。

        

の7の配置からに7が入ります。

        

中央ブロックは魔法陣ですので、+ は奇数数字が × は偶数数字が入ります。

        

の3の配置からに3が入ります。

        

の7の配置からに7が入ります。

        

の1の配置からに1が入ります。

        

の9の配置からに9が入ります。

        

の3の配置からに3が入ります。

        

の7の配置からに7が入ります。

        

の偶数数字の配置からには奇数数字が入ります。

        

には5が入ります。

        

の1の配置からに1が入ります。

        

の3の配置からに3が入ります。

        

の9の配置からに9が入ります。

        

の4の配置からに4が入ります。

        

には偶数数字が入ります。

        

の偶数数字の配置からには奇数数字が入ります。

        

には9が入ります。

        

の6の配置からに6が入ります。

        

の7の配置からに7が入ります。        

        

の7の配置からに7が入ります。

        

の7の配置からに7が入ります。

        

の9の配置からに9が入ります。

        

の2の配置からに2が入ります。

        

の2の配置からに2が入ります。

        

の2の配置からに2が入ります。

        

の1の配置からに1が入ります。

        

の9の配置からに9が入ります。

        

の8の配置からに5・8が入ります。

        

の5の配置からに1・5が入ります。

        

足して10 を使います。先ずは数数字がに入ります。

        

続けるとこの図になります。

        

の数字が確定します。

        

3個のの共通の領域に有るに偶数数字の6が確定します。芋づる式で、

        

正解です。

 

折角のヒントですので、止まったら使ってみるのも一つの解き方です。数をこなしているうちに新しいロジックを覚えていきます。そして、上達のためには 隠れ共倒れ は使わないほうが良いかもしれません。

 

次回は、Ameba ブログ「ろばくんのパズル!」に公開された対角線ナンプレで、次の図です。

        

ツイッターでの難易度ポイントは428Pです。私はこの作品を「南瓜」と名付けました。候補数字を入力しないと解けないと思います。

 

ご覧頂きまして有難うございました。


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